あらすじ
日本は世界第二位の経済大国である。一方で、長く続いた不況や昨今の「格差社会論」の影響で気持ちがネガティブになり、「豊かさを実感できない」「恩恵に与っているのは一部の金持ちだけ」などと口走る人が出てきている。それをまた煽るかのように、有力メディアが「非正社員やワーキングプアが溢れている日本は、若者にとって夢も希望もない国」と報じる。だが、それは本当か。台湾出身で在日40年にもなる著者は言う。「日本は、世界各国の食が結集する豊かな社会で、あらゆる情報が安い値段で手に入る」「多くの日本人は生き方の選択肢が無限に存在し、努力と行動で必ず頭角を現せる環境にある」著者自身、いまどころではない就職難の時代に来日し、数々のアルバイトを必死でこなしてきた「究極のフリーター」である。その著者が声を大にして言う。「幸運=チャンスの女神はあなたたちの目の前を通っています。日本は世界で一番夢も希望もある国です!」
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
金美鈴さん。"たかじんのそこまで言って委員会"という番組で知った方。台湾生まれにもかかわらず日本を愛し日本の事をよく知っている。
若者向けにかかれた本なので読みやすい。
日本の文化や精神から今いる環境の中で自分はどうすべきか。また、お金の価値についても学んだ。
最後に、自分で新しい扉を開いた方が楽しいと思いませんか?と書かれている。
はっきりとした発言が好きだが、柔軟な考えもたくさんの持っていて学ぶ事が多い。