山中朝晶のレビュー一覧

  • Mr.スペードマン

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    ネタバレ

    殺し屋を主人公にしたハードボイルト、もしくはピカレスク系かと思えば、なんとディストピア系の小説だった。
    確かに「俺は弾丸」と豪語する殺し屋が主人公なんだけど、そもそもその割にはあっさりターゲットの女の子と逃避行を始める。サイバーパンク風の近未来設定もなんかあちこちの映画でみたような設定の寄せ集め。
    そこで、魅力のないキャラがバラバラと宗教的な薀蓄を披露しながら戦う。
    まず、主人公をはじめとしてどのキャラにも魅力が感じられないのが致命的だし、これは原文なのか日本語訳なのかわからないけどヒネリすぎて読みにくい文章にも魅力が無い。

    ただ、この世界観も映画化したらそれなりにいけそう。
    キャラの魅力な

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    2016年04月21日
  • Mr.スペードマン

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    核爆弾だけが核兵器ではない。放射性物質を入れた容器の横で通常爆弾を爆発させれば、一帯は放射性物質で汚染され、人が住めないエリアと、住みたくないエリアが作られる。破壊力だけが核の威力ではない。ニューヨークで発生した事実だ。

    そう展開すれば、読者の頭には現在ではない近未来の時間が動き出す。
    明らかな年代を示すのではなく、漠然とした近未来。おそらくその世界では、コンピューター・サーバーの中に限りなく現実に近い仮想世界があり、人は点滴で栄養補給しながら仮想世界に耽っていることがあっても不思議ではない、と勝手に受け入れる準備が整ってしまう。SF世界への導入として上手い手法だ。

    新興宗教の宗主が

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    2016年02月14日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    率直によく分からない。
    どこまで過去の話でどこまで現在の話なのか、ついていけなくなった。
    続編読む前にもう一度おさらいします。

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    2016年02月02日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    「わたし」と「サラセン」まだ対決していなくて、導入部といった感じ。
    序盤、読書のペースがあがらなくて、中盤以降から続きが気になるようになてきた。
    翻訳ものは、訳が合わないと十分楽しめないことが多いけど、読みやすい訳で良かった。

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    2015年08月16日
  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    3巻通しての感想。
    サラセンの物語は面白かったけど、ラストあっさりすぎて…
    そして続編書く気満々な終わり方に、ちょっと萎えました。

    ドラゴンタトゥーの女の、ミレニアムシリーズの次はこれだ!みたいな宣伝をどこかで見かけたけど、正直、わたしの中では、足元にもおよばないかな、という印象でした。

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    2015年07月11日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    前評判の割りには・・・
    途中はテロリストが丁寧に描かれていて面白かったが、変なヒューマニズムがあり、結末も矮小化されていてお粗末。

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    2015年04月09日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    最近翻訳ものサスペンスばかり読んでいて頭の中がごちゃごちゃしてきた。何も考えずにとにかく楽しくワクワクハラハラして読める本と思って選んだこのシリーズ。全3巻だけど文字?行間?が大きいので思ったよりボリュームはないと思う。第1巻はほとんど登場人物の紹介。だれそうなものだが、それぞれの人生に重みがあって思った以上に読めた。しかし次がどうなるのかという期待感はないので時間がかかったのも事実。後半になって〈サラセン〉に動きが出たところから大きくストーリーが動き出したので、あと2巻が楽しく。ただ少し説明的すぎるところがあって長く感じる所と、逆にもっとじらせばいいのにすぐに結論にいってしまうところがあって

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    2015年03月10日
  • Mr.スペードマン

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    近未来のニューヨークを舞台にした正義の殺し屋の物語。期待を感じるような帯の惹句に惹かれ、読んでみたのだが、外れ。盛り上がりも無ければ、驚愕の展開も無い。

    どこかアンドリュー・ヴァクスの探偵バーク・シリーズのような雰囲気を感じた作品。

    最近の早川書房の作品は当たり外れが大きいように思う。

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    2014年12月20日
  • KGBから来た男

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    600頁の長編。なかなか作中に入り込めなくて苦労した。事件の背景に巨大なモノが隠れているのは予想できるが、なんせ間口が狭いのだ。でも序盤を乗り越えた後はさくさく進む。

    元KGBというキャラをどう活かすかという点に注目して読んでみた。ストーリーに大きく関わってくるというよりも、心理描写のひとつとして関連付けされてるように思う。事件は現在のNYで起こるが、その根っこは過去のロシアにある。旧ソ連からロシアへ、そしてKGBからFSBへと、国家組織が改変していく陰で、利権と権力の総取りを企む悪人はどこにでも存在する。その陰謀の性質がロシアっぽいような。重さと暗さ、陰惨さも含んでかなりヘビーな内容ではあ

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    2013年06月20日