阿部稔哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し読みづらいようにも思いましたが、全体的には楽しく読めました。
香港の宿のエレベーターの話が面白かったです。現地の人々の生活にどっぷりと浸かって、現地の食堂などにチャレンジされており一般の日本の観光客が体験していないことを体験していると思いました。
何度も現地に足を運んでおり、その時々で香港•マカオが変化していることを感じました。中国への返還の時の様子や政治状況にも触れており、こんな感じだったんだなと感慨深く思いました。
マカオも観光客向けに造られた街だと思いました。
観光でマカオを訪れた時、ベネチアンホテルの空の色が不思議に印象的だったことを思い出しました。
マカオのカジノ景気は凄いと思う -
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Posted by ブクログ
バックパッカーのバイブルとして、12万円という予算で、世界各地を旅する様を描いた「12万円で世界を歩く」(1990年に出版)の著者が、約30年後の今、同じルートを旅した経緯をまとめたルポ。
本書では、東南アジア、ヒマラヤ、アメリカ合衆国、バングラディシュという4か国を対象に、この30年間で何が変わったのかが明確に示される点が面白い。東南アジアでは、LCCの台頭によって、12万円という予算を使い切ることなく、同じ旅をすることができたのに対して、アメリカでは物価の高騰もあれど、30年前に格安で利用できた民間バス会社の値上げによって、9万近い予算オーバーとなってしまったりする。
30年前の「12 -
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Posted by ブクログ
シンガポールは「南国気分」というか、確実に南国でした。
毎日気温は30度を超えるし、店先にはドリアンやら(ほんと臭い)ドラゴンフルーツやらパッションフルーツやら日本ではなかなかお目にかかれない果物がが並んでるし。
自分が今かなり赤道に近い所にいるということを思い知らされます。
そもそもシンガポール旅行に向けて買った本を帰国して一ヶ月も経ってから頁をめくることになってしまいましたが、旅の記憶を思い起こしながら読み進めるのもまた一興です。
単なる旅行記というより、歴史についてかなり勉強になりました。
第二次世界大戦後、マレーシアから追放されるというちょっと耳を疑うような状況で独立を強いられた -
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