阿部稔哉のレビュー一覧
-
かなり楽しく読んだ。台湾現地のこと、歴史のことをいいバランスで書いてあり、台湾をまた少し知れた気がした。
この人の旅の仕方が好き。憧れるけど私にはできなさそうだからこそ、他の本もまた読みたい。Posted by ブクログ -
日本がバブル経済最盛期の1990年に出版された同著者による「12万円で世界を歩く」で実施した旅を30年もの年月を経て再現した一冊です。格安旅行とか貧乏旅行とかで括られるバックパックスタイルの旅行(バックパッカー旅)では格安バス(できれば夜行)を乗り継いで予算内で目的地に向かうのをイメージしますが、L...続きを読むPosted by ブクログ
-
バックパッカースタイルの旅作家である下川裕治さんによる週末沖縄旅の魅力を伝える一冊です。タイ通のイメージがある下川氏が沖縄もアジアだ、と以前から言っているのは知っていましたが、私自身が沖縄は結局日本だし高いし、という先入観でこの本は敢えて読んでいませんでした。読んでびっくり、沖縄には本州にはない空気...続きを読むPosted by ブクログ
-
プミポン国王ご逝去の話題にも触れていて最近のタイ関連トピックがいろいろとあり興味深い一冊です。タイ料理とタイ中華料理。。。次タイに行った時にはそのことを意識しながら食堂に行ってみたいと思いました。Posted by ブクログ
-
プミポン国王逝去後の情報や写真が記載されていて、その情報の速さに驚いた。
タイが最も専門や筆者の目からも、軍事政権以降のタイはかなり変わったという。自分も感じてみたくなるような内容だった。Posted by ブクログ -
バンコクに対して並々ならぬ愛に満ち溢れた著者が久しぶりにバンコクをテーマに書き上げた一冊です。
空港からのタクシー、ホテル、マラソンのトピックは読んでいてバンコクの情景が浮かんできて楽しかったです。
アジアンティークに対する著者の考察は下川氏らしくて私は共感しました。
巻末のバンコク在住者によるバン...続きを読むPosted by ブクログ -
週末シリーズの4作目。ベトナムは仕事でかなり行ったのだが、書かれている通り北と南では全然違う。
歴史的な背景を知らないと、朝鮮やドイツのように元々ひとつの国だったかのように思いこんでしまうが、実際はそうではないのだ。そのあたりは外国人の我々としてはとても分かりずらい。
前作の台湾と同様に、歴史的な部...続きを読むPosted by ブクログ -
この人はタイと沖縄が専門かと思っていたのだけれど、その間にある台湾もちゃんとフォローしていた。
私が下川氏が好きなのは、感覚が似ていること。バンコクに空港に降り立つと、なんとなく緊張感を感じるのだが、台北ではそれがない、という感覚。すごく共感を覚える。
いわゆるガイドブックの類とは違うけど、経験に基...続きを読むPosted by ブクログ -
ディープなシンガポールとマレーシア。私、マレーシア駐在3年目ですが、駐在員と旅行者の視点の違いが興味深かったですPosted by ブクログ
-
ハノイやホーチミン、地方によって物価がかなり違うのが不思議に思いました。
ベトナム人はとても逞しく、エネルギッシュな民族でこれからますますベトナムの若い人たちによって大きく発展していくんだろうなと思いました。
本の中でベトナムコーヒーの話が出てきて、何度もコーヒーを飲みたくなりました。個人的にはコ...続きを読むPosted by ブクログ -
一般的なガイドブックではないけど、読んでいると街の空気が漂ってくる そんな感じ。紀行文っていうのかな。これに限らず、下川さんが記された旅行記はどれも面白くとても興味深い内容が多い。私は大好き。
香港もマカオも以前のように気軽に行ける日は戻ってくるのだろうか。特に香港。もうここに書かれた日常は2度と...続きを読むPosted by ブクログ -
30年前に行った12万円の外国旅行を再現するという企画だが、プロローグに週刊朝日のデキゴトロジーというコラムのことが書かれていて驚いた。実は結構好きだった。そうなると、当時、「12万円で世界を歩く」もリアルタイムで読んでいたのかもしれない。覚えていないが。
30年の間のインフレにも関わらず、LCCの...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルから旅行記と想像していたが、ベトナムの政治、歴史にも触れられていて、読みごたえがあった。
単なる旅行記とは違った。
あとがきに「日本は豊かで、アジアは貧しいという発想は、いまのアジアでは通用しない。東南アジアの国々の多くは、日本より高い経済成長の軌道に乗っている。若い人たちの人口が多いベト...続きを読むPosted by ブクログ -
下川も書いているようにベトナムとは一筋縄では対応できない。矛盾する面を持っている。親切かと思ったらぼったくるのも日常的。社会主義の厳格さを示しているその側から商人の顔を持っている。特に第4章の「フランシーヌの場合」世代の迷走。には考えさえられた。彼と同年代なので彼が何を言いたいのかが理解できる。ぼく...続きを読むPosted by ブクログ
-
題名から、香港マカオのちょっとだけディープな過ごし方を紹介するガイドブック的な内容を想像していたが、この地域の成り立ちから最近の政治状況まで、それぞれ独特の歴史を知ることができた。期待とは異なったが、これはこれで良い。巻末の地図がもう少し分かりやすかったら、なお良かった。Posted by ブクログ
-
303
このまえ読んだアジアの日本人街の本かいた人だって気付かずに読む。
どっちも千代田の返却されてすぐコーナーにあったから、同じ人がかりたものなのかも。
沖縄いきたい。ソーキそば、本物のやつ、食べる麺のやつ、食べてみたいなぁ。
どこが週末沖縄なのかは、正直よくわからなかったPosted by ブクログ -
日本なのだけれどなんだかゆるい沖縄。そんな沖縄の戦後の変遷を20年以上沖縄に通い続ける下川氏が語る興味深い一冊。沖縄そば、カチャーシー、LCC、市場、コザ等々彼の視点は普通の「沖縄病患者」を超えていた。Posted by ブクログ
-
香港、マカオをこよなく愛する筆者のルポ。題名からはホットスポットの紹介的な様相ながら、香港、マカオの歴史から説き起こす力作である。Posted by ブクログ
-
2012年に台湾に行ってからもう夢中です。
あの気候、ゆるく親切な人々、夜市のにおい。
青木由香氏の本の様な女性向けのレストランやショップなどは一切出てきません。
庶民の集う食堂や廃駅などなど。
台湾の歴史にも触れ、日本人とどうしてこんなに考えが似ているのかなどの考察もされています。
これまでそう...続きを読むPosted by ブクログ -
一言に旅と言っても色んな形があるのだと思えた。自然が好きな自分にとってはお金と時間に加えて、元気な身体も旅に大切な1つの要素だと気づかされた。
いつかいつかになりがちだから予定を立てようと思う。Posted by ブクログ