ひのもとうみのレビュー一覧

  • それが愛だとするならば

    Posted by ブクログ

    身勝手ダメ男攻×健気受。幼なじみものですが、パッと見いい感じの攻がハンパなく残念な性格してるのが見所。作者さんのデビュー作の攻も悪い男だったけど、てっちゃんはそれに輪をかけて酷い男です。

    それでも憎めないところがあるのは、2次元だとサイテーだけど3次元じゃわりと普通にどこにでもいそうなタイプだからでしょうね。
    夢とロマンを求めるとがっかりな攻であることは確かです。思いやりの気持ちに欠けていて、透のことは愛情というよりも所有物のように思っているふしもあったりしてイラっとさせられます。そんな彼を、小学生の時にいじめっ子から助けられた記憶を拠り所にずっと想い続けていた透は健気でもありながら、想い続

    0
    2011年10月12日
  • それが愛だとするならば

    Posted by ブクログ

    幼なじみもの。
    やっぱりこの手の話は鉄板!王道!
    そして行き違いが切なくてたまらない。
    このお話は攻めの人の目線なのもよかったかな。

    0
    2011年09月20日
  • それが愛だとするならば

    Posted by ブクログ

    男(主に攻めの方)ってだめねーという、感じ。

    最終的にふたりが幸せならなんでもいいかと。

    ぐずぐず泣いてるドジな受け

    と、

    自分ではエリートでなんでも器用にこなしているけど、肝心なことはだめだめな攻め



    小さい世界の恋の話です。

    事件とか、あんまりなくても(事故はあってけど)こういうほんわかした話も結構いいもんです。

    相手がいないとだめになるのは、
    どっちかって話ですよね。

    所見の作家さんだけど、好感もてました。
    小椋ムク先生の表紙はとてもいいw

    0
    2011年09月13日
  • それが愛だとするならば

    Posted by ブクログ

    幼なじみモノ。
    攻の哲也の出来る男と見せ掛けてのダメっぷりと、健気で一途な受の透が良かった。
    しっかり者の攻が実は打たれ弱く、その弱った所をそれまで蔑ろにしてたほんわかした受に癒されて、恋心に気付く――っていう展開、大好物ですんごく楽しめました!
    小椋さんの挿絵も可愛くて良かった。

    0
    2011年08月31日
  • それが愛だとするならば

    Posted by ブクログ

    物語は攻め、哲也の視点で進んでいきます。幼なじみの透を無自覚に意識しながらも理由を並べて拒否していく。
    なんていうか、哲也は中盤以降最低でしたね。透はなんでこんなのがいいんだ!?となります。個人的にはラストは透は奥園とくっついてほしかったなぁ。あれだけ透のことはないと言っていた哲也の、事故後の絶望、心境の変化をもっと出してくれたらラストにもまた納得できるような気もします。

    0
    2011年08月26日
  • それが愛だとするならば

    Posted by ブクログ

    幼馴染み・大崎哲也×野田透

    BLという括りの中で物語を作ろうと思ったら、限りある設定の中から組み合わせ、組み立てていかなくてはならないのだろうから、拘ることはないのだろうけれど。
    このお話については、どうしても砂原糖子氏の「イノセンス」と重ねてしまう。
    どちらの本にも、満足しているのに。

    つれなくされ度はこちらの方が痛いけれど、哲也以外にも透を思ってくれる人がいるのが救いだ。奥園氏に幸あれ。

    0
    2011年08月24日
  • それが愛だとするならば

    Posted by ブクログ

    幼馴染モノです

    健気ですよ、ほんとにもう
    年上の幼馴染は、でも、『LOVE』を認められない…
    主人公はそれでも、好きで好きで…

    ハッピーエンドで、内封されてる番外編が甘々です

    0
    2011年08月14日
  • 遠くにいる人

    Posted by ブクログ

    「遠くにいる人」だけだったら、物足りないものがありましたが、書き下ろしで小田島がちょっとがんばったので、溜飲が下がった思いです。

    とにかく、攻の小田島が褒められた性格じゃない。外見はかっこいいし、やることなすことソツがないのもまあいいです。王子で後継ぎで苦労もしてなさそうなので、挫折を知らない人生歩んできたんだろうと推測できる傲岸不遜さ。ないがしろにされている治樹の気持ちなんて思いも及ばないんだろうな、というキャラ。
    面白いことに悪意は全くなさそうです。

    一方の治樹は、惚れやすい寂しがりやで、自分に対して自信ゼロなところがあります。容姿を幼馴染みの三津と比べて卑屈になったり。

    でも、小田

    0
    2011年06月24日
  • 遠くにいる人

    Posted by ブクログ

    正直、あらすじも読まずに好きな絵師さんが表紙を手がけた作品だったので買ってしまいました。要するにジャケ買いでした(笑)
    表紙からもわかると思いますが、外見も普通で少し控え目な性格の治樹(受)が傲慢でいわゆるモテる男である小田島を好きになるけれども振り向いてもらえず、振り回されて傷つけられて、諦めようとして、それでも好きで好きでひたすら彼を密かに思い続ける、とのお話です。表紙から二人の距離感がすごく伝わってきて読み終わった後にまた切なくなりました。
    とにかく小田島が傲慢です。おまけに普段はこれでもかってくらい気が利いて優しくて回りに対しても思いやりがある人なのに(本人曰くそんなつもりは一度もない

    0
    2011年05月19日
  • 遠くにいる人

    Posted by ブクログ

    表紙の絵とタイトルに惹かれてあまぞんぬでぽちっと。
    ストーリーを上手く現してる素敵な表紙です。


    私はまあ、いろいろと蔑まれてきた人間なので主人公の治樹にはとても感情移入したし、小田島にはムカついたし、三津には好きだけど嫌いという曖昧な感情を抱いた。


    新人さんと言うことで、表現が稚拙で言葉足らずだなぁ…と、感じる文章だったけど、登場人物の心理描写はよく伝わってきた。


    付属ペーパーの、治樹の天然に振り回されてる小田島がよかった。
    最初は蔑ろにしてたのに、あんた、べた惚れやんかーニヤニヤ。みたいな。
    これ、続編が読みたいなぁ。
    保護者(笑)の三津vs小田島の攻防が見たい。
    そして、三津に

    0
    2011年04月24日
  • 遠くにいる人

    Posted by ブクログ

    ジャケ買い。
    作者さん初めての本らしい。
    本文を読むと、二人の関係が表紙によく表れているな、と感心。

    0
    2011年04月10日
  • kiss you, kiss me【イラストあり】

    購入済み

    いまさら

    いまさらなきもする
    高校時代、ヤキモチか気に入らないからかわからないけど
    襲うようなことをした上に「淫乱」呼ばわり
    8年後にあって何にもなかったように振る舞う
    ちょっとかわいそうだよ蒼が

    0
    2024年12月12日
  • ソネット

    Posted by ブクログ

    幸を見ていると、心配になるほど不器用で世間知らず。それに比べて柾史は全く違う。と思っていたけれど読んでいくうちに、結構不器用なのかも。と思い始めた。幸が考え込むタイプだということも、世間知らずだということも分かっているのに、うまく話せずに追い詰めてしまったりするのだから。タイプの違う2人だから理解できないことや、相手を傷つけてしまうこともあるけれど、お互いが好きで同じものが好きということは揺るがないから、今後も一緒に居続けるのだろうな。と思った。

    0
    2019年11月12日
  • 隣りにいる人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作に引き続き、カップリングは小田島達朗(経営者一族の副工場長)×佐倉治樹(家具メーカーの工場勤務)です。付き合って1年が経っています。
    治樹に後輩ができて仕事を教える上での悩みやら、小田島が親族に騙される形でお見合いさせられたり。
    攻めの傲慢さはなくなりましたけど、受けが相変わらずのネガティブ思考です。
    そしてなんだろうな、結構あざといなと思ってしまいましたよ(笑)
    でもまぁ小田島を無意識に信じきれないっていうのはしょうがないかなと思います、前作が前作なのでね。私も信用してません(笑)
    でも今作でびっくりするくらい彼は変わってますので。というか誠実になりすぎてハラハラ感は減ってしまいましたか

    0
    2019年05月29日
  • kiss you, kiss me【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★3.5。レ○プまがいをしてしまったあと、きまずいまま転校してしまった受けと再会。受けは父親の借金のために身体を売っていた。
    ひのもとさんの攻めって、こいつの人間性って…って思わせるキャラがちょくちょく出てくるよね。レ○プはまぁ許せるとして(?)、有害だと知っている双子に当て馬の素性調査させて噂をたてさせたのに、放置したり。共通の友達に受けに非があると思わせたままにしておくとか…。
    面白かったんだけど、素でそんな感じの攻めだから、レ○プに関しては懺悔してるけど、そこには言及されないまま終わったので…うーん

    0
    2019年01月14日
  • 君は明るい星みたいに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    造園業のお仕事BL。同期だけど高学歴な攻めの態度が高慢にみえて(無自覚)、近寄りがたく思っていた受け。しかし、パワハラから助け船をだしてくれた受けに興味を持ち始めた攻めが急接近しだす。会話の噛み合わない攻めが面白い。パワハラ先輩もよくあるザマァパターンですっきり解決。

    0
    2019年01月04日
  • 青くて、甘い【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    ショコラ文庫での私とこの作家さんの相性が悪いのか。

    椎崎夕「三十二番目の初恋」を思い起こさせる初期設定。
    恋愛の進み具合や二人の性格は全く違うんだけどね。

    美容師・神田修平×大学生・岡崎充彦
    攻の性格に一貫性が感じられなくて、あまり魅力的に思えない。

    0
    2015年02月15日
  • それが愛だとするならば

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    がっかり攻のがっかり攻によるがっかり攻のための本でした。

    とにかくがっかりな性格の攻視点で話が展開される為、
    受の不憫度が尋常じゃない感じの仕上がりになってます。
    ひのもとさんの最低攻は、これはもうデフォなんだな、と
    納得するレベルでがっかり男です。

    自分の見栄や体裁、出世の為には友人や恋人でも何でも
    利用し裏切り、最後の最後で全てを失って……という
    がっかりさんの転落っぷりにすかーっと胸がすくような
    思いではあったんですが、それじゃBLにならない。
    いろんな意味で利用され続けた受の、健気っぷりによって
    がっかり男が救われる、めでたしめでたし。
    というようなストーリー。


    あのー……こい

    0
    2013年12月09日
  • 隣りにいる人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前回『遠くにいる人』のCPの1年後のお話。
    内容としてはごくごく普通で、前作ほど心惹かれるものは
    ありませんでした。
    というのも、今回のテーマの大半がお見合い話に割かれて
    いて、BLにおけるお見合いネタは正直食傷気味……。
    ある程度人物設定ができあがってる中でのこのテーマは、
    ある意味非常に難しいと思います。
    感想としては、綺麗に纏めたなという感じで、これだけ
    だったら★2つでよかったかなぁ……と思うんですが、
    後半に美味しすぎるお話が。



    受の幼なじみの三津が……!!!



    三津の話だけで御飯3杯くらいいけそうでした。
    これだけでは物足りないので、是非続編を!!!!
    次回への期待値こめ

    0
    2013年11月29日
  • ソネット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     芸大に通う仁科幸は、作詩をメインとしながらも自分の将来を決めかねていた。
     周りの同級生はどんどん就職先を決めていくけれど、自分はただこのまま漫然と試作を続けていていいのかどうか……悩んでいた。
     けれど、言葉は仁科の心の中に次々と浮かび上がり、「書く」ことには仁科は迷いを持ったことがなかった。
     そんな仁科の前に突然現れた男・広尾柾史は、仁科とはまた別の視点から詩に関わって行こうとする男だった。
     彼は、「詩の翻訳家になりたい」という明確な目標を掲げ、また、それに向かって何度もフランスに留学していたり……等目標に向けて着実に歩いている男だった。
     そんな広尾と、ゼミの教授から同じ課題を与え

    0
    2013年10月08日