小川いらのレビュー一覧

  • ドクターの恋

    大人の駆け引き

    受けがネガティブになりがちだけど
    嫌な感じもなく
    なかなか素直にならない受けに
    攻めが頑張ってました。
  • 好きと言えなくて
    初々しい二人の恋物語だった。
    智春を想う大友の愛情と、真っ直ぐで素直は智春の可愛らしさが◎。
    相手のことを『好き』ではあるけれど、その『好き』の温度差が『好き』だからこそ解らずに、『好き』だからこそ相手に近づけずに居る。
    こういうのを無二の親友っていうんだよなぁ……と、思う。
    素敵なお話でした。
  • 好きと言えなくて
    もう何度も読み返してる。
    最初の方の脈なしっぷりとか主人公のボケっぷりとかずうずうしさとかがかわいくて仕方ない!
  • 胸にしまっておけよ
    ★あらすじ★
    医療器材メーカーの営業・吉沢尚は後輩・安永陽介の指導も任され忙しくも充実した日々を送っていた。ある日失恋して元気のない陽介を慰めているうちにうっかり体まで慰めあってしまう。それ以来、尚は陽介を避けてしまうが、その一方で取引き先の医者にも関係を迫られて―。
  • 雨がやんだら
    雑賀徹志(29才・漢方薬剤師)×雨宮郁(25才・フリーの独語翻訳家)。・・・この話好きだぁ。挿絵が紺野さんということもあるかも(笑)だけど。郁は不倫相手から別れを切り出された。その切ない恋とどうやって折り合いをつけていくのか。そのとき雑賀はどういう立場をとるのか。たいへん好ましい展開でした。登場人物...続きを読む
  • 夏、恋は兆す
    なんかこのお話をメインにする為に前作があったのか!と思うほど救われるお話でした。尚が幸せになって良かったよ~と思いながらもまた待つという辛い試練を尚にかせてるんですね。でも素敵に人に巡り合えてよかった! 水墨画の辺りはちょっと難しいからあれだけれど、高野山のくだりは結構好きですね。でも書き下ろしでの...続きを読む
  • 好きと言えなくて
     大学二年の春、佐久間智春はバスケ部の勧誘をしていると高校の級友・大友寿志に再会する。
     当時親しかった二人は、智春が大友が「ゲイ」であることを不用意にクラスメイトにバラしてしまったことから、気まずい別れ方をしていた。
     そのまま転校して行った大友との友人関係を、バスケを通して修復したいと懸命にアプ...続きを読む
  • 夏、恋は兆す
    「春、君を想う」で、優しくていい人で、かなり不憫だったカフェバーの店長、尚が主人公の続編。
    前作の結末では割り切れない思いがやや残った分、その後失恋した尚がどうなったのか知ることができただけでも高評価です。

    尚はかなり遠慮気味のやさしいタイプなので、どんなお相手だろうと思ったら、外務省勤務!官僚?...続きを読む
  • 春、君を想う
    三角関係…なのでしょうか…

    受け様二人が、かなりかわいそうなお話
    勿論ハッピーエンドではありますが…

    主人公が出来上がったカップルに割り込むのではなく、攻め様が主人公を好きになってしまうんですね
    ある意味ダメダメな攻め様です
    それを補うのは健気な主人公なのですよ

    『夏、恋は兆す』で、別れてしま...続きを読む
  • 夏、恋は兆す
    『春、君を想う』のリンク作

    お相手が、政治がらみのあれこれに巻き込まれてしまうという、少し重めのお話…
    このカップルは何か浮世離れした暮らしっぷり…今までにはないストーリーですね

    2話目の「秋、恋は実る」で、すっきり完結。良かったです!
  • 春、君を想う
    バイト先の先輩の彼氏に愛されて、戸惑う沙智の揺れる心を細やかに描いたハートフルなストーリー。
    沙智は家庭に悩みを抱えているから、毎日が余裕なくて恋愛どころじゃない生活。でも、そんな環境にも負けず一生懸命生きていこうとする姿勢がとても健気です。
    そして、そんな沙智に何かとやさしく接するカフェのバイトの...続きを読む
  • ドクターの恋
    最近不眠症に悩まされている麻酔医・佳山の病院にエリート外科医・徳原が赴任してくる。突然、徳原に食事に誘われた佳山は…!?
    クールビューティぶってるけどじつは純情で純真な受が非の打ち所無しのルックスに性格も経歴もよしな攻に遊ばれてると思ってもやもやする話。
    最後まで読んでこのカップル幸せになれて良かっ...続きを読む
  • 七代目、お譲りします
    4人兄弟の3つの話が入ってます。
    三男×長男、若頭×次男=主従。四男×弁護士
    と、なっております。私は2、3番目は好きなんですけど、三男×長男は微妙でした。
    攻めの体格が良いのはいいんですけど、その体で「お兄ちゃん」とか言っちゃう所に抵抗を感じます(ぁ
    お気に入りなのは、やっぱり主従の二人www
    ...続きを読む
  • 僕らの愛のカタチ
    同級生 在外ジャーナリスト・高畠晃×高校英語教師・三上純也

    大学時代から体の関係はあるものの、気持ちは確かめたことはない。
  • 23階の恋人
    社会人×社会人(+親友)。真面目で一生懸命だが恋愛に対しては鈍い受が周りを翻弄するありがちな設定。だが、丁寧に心情や情景が描きこまれていて読みごたえはある。当て馬的な親友は気の毒ではあるが、恋人であるよりも友人であることを選んではないかと思われる感もある。エリートな攻めの弱さが垣間見えたり受が社会人...続きを読む
  • 愛ある遺産相続のすすめ
    弁護士の大澤は、遺産相続専門の弁護士。
    母子家庭の家に生まれ、なんとか母親を楽にさせてあげたいと考えて「弁護士」という仕事を選んだけれど、司法修習が終わった直後、母親は末期のガンで帰らぬ人となってしまう。
    それ以来、心の芯がぽっきり折れた状態で何をやってもいまいち張り合いがない。
    なんとか自分の事務...続きを読む
  • 春、君を想う
    先輩の同棲相手・賢吾×DV父を持つ沙智

    先輩である尚が不憫すぎて、主人公二人がひどい人に感じちゃうのが残念。
    確かに、沙智はいろいろ頑張ってて、幸福になって欲しいけど。
    二人が、後ろめたくても一緒にいたいくらい想いあってるってことなんだけど、尚の犠牲の上に成り立つハッピーエンドなのに、そこに至るま...続きを読む
  • 夏、恋は兆す
    「春、君を想う」続編

    外務省エリート・西浦竜司×カフェバー店長・三崎尚

    失恋一年後。

    西浦にかけられる疑惑とその結果が、こういったお話では珍しく面白かった。
    なんでもご都合主義もいいけれど、世の中そううまくは出来てないよ、みたいな。
    高野山の件から、西浦の精錬な人間性とか、尚にとってもお似合い...続きを読む
  • 愛の弾丸
     ヤクザの愛人の子として生まれた宇佐美英志は、一見勤勉なサラリーマンだが、暴力団の一員。
     横浜の事務所を任されてはいるものの、英志は自分を取り巻く今の状況を不本意だと思っていた。
     おまけに自分はどうなってもいいと考えているから、実は自分の美貌と身体を利用していたりもした。

     そんな英志の事務所...続きを読む
  • 宵山恋歌
     つらいなぁ、こういうの。
    “男だから”“女だから”って区切られるのも腹立たしいけど。

     敷かれたレールの上を歩かなきゃならないのも辛い。
     レールを敷かれてない時は、敷かれたレールが羨ましくてしょうがないけど。
     やっぱり、敷かれたレールも辛いもんだと思うよ。

     結局、どれだけ自分の夢を実現し...続きを読む