【感想・ネタバレ】宵山恋歌のレビュー

あらすじ

京の老舗の道具屋の養子、市原眞生は高校2年。店の跡取り問題で悩みながらも、日本画家になる夢を捨てきれずにいる。そんなとき、店の上客としてやってきた東京の青年実業家・高林から、京都の案内を頼まれた。さまざまな名所を一緒に巡るうち、眞生は大人の優しさと包容力を持つ高林に惹かれてゆくが…。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

 つらいなぁ、こういうの。
“男だから”“女だから”って区切られるのも腹立たしいけど。

 敷かれたレールの上を歩かなきゃならないのも辛い。
 レールを敷かれてない時は、敷かれたレールが羨ましくてしょうがないけど。
 やっぱり、敷かれたレールも辛いもんだと思うよ。

 結局、どれだけ自分の夢を実現したいかってことが一番大事で。
 あれもこれは無理なんだ、と僕は改めて思った。

 何が正しいのかわからない中で。
 眞生の悩みは当然だと思うし。
 その中で答えを出したのはすごいと思うよ。

 悪くはない話だった。

0
2011年10月12日

Posted by ブクログ

(イラスト:椎名咲月)青年実業家X老舗の跡取り高校生。京都の道具屋の家業を継ぐために養子に来たのに、絵描きになりたいが養父母に言い出せない主人公。東京から来た実業家の接待を任されて京都案内をするうちに惹かれていく。可愛いお話。

0
2009年10月04日

「BL小説」ランキング