松下政経塾のレビュー一覧
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松下幸之助さんが素晴らしい経営者であることに納得させられる一冊だった。
印象的だったのは、一日の始まりとともにどうか今日も素直でいさせてください。と心から神様に誓うこと。素直でいることがどれだけ難しいことなのか、素直という一言で済ませれないくらい商売人にとって重要なことだと感じた。自分は素直さを毎朝忘れることなく生きていけるだろうか、その度に読み返したいと思った。
取引先で失態を犯して怒られる。この一面ですら、腐らずに素直でいれば怒ってくれたのもご縁だと思える。そうすれば道が開けること
相手をくさすようなことは決してしないこと。相手方のここは素晴らしい。でもうちはそれもありつつ、こちらも用意し -
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① 運・愛嬌・素直さが人を導く力になる
リーダーに必要なのは、賢さや勤勉さといった能力だけではなく、「運」と「愛嬌」、そして一日一日を素直な心で過ごす姿勢である。人間的な魅力と心のあり方が、リーダーとしての基盤になる。
② 謙虚に学び、感謝と使命感を持って生きる
ライバルを貶さず良いところを学ぶ姿勢、自分の境遇を見つめて感謝を育むことが使命感を生む。森羅万象を尊いものとして捉え、長所を見る目を持つことがリーダーの視野を広げる。
③ 志と行動力が道を開く
考えても答えが出ないときは、足を運んで尋ねる。悲観や迷いに直面しても、運命をかけて行動できるかどうかが成功を分ける。志を持ち、方法を -
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人柄に揺るがない信念があるのを感じました。
それは決して頑固と言うことではなくて、世の中の人のためになるには自分は何ができるだろうか、ということを熱意を持ってひたすら取り組んだ方なのだろうと思います。
そのためには誰かの意見も聞くし、取引先やお客さんの意見も聞くし、より良い物を作るために、自分だけのバイアスで物事を判断せずに独りよがりにならないようにやっていく、ということを貫いたのだろうと思います。
「経営の神様」と言われていますが、自分自身が世間のニーズに合った物を生み出す才能があったというよりは、というかあったのでしょうけれども、世間の意見を聞いてそれに合わせた物を作るといった考え方を大事