松下政経塾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
松下政経塾での講義の記録を断片的に集めた名言集。
実は松下さんに関する本を読むのは初めて。
やっぱり偉大な人だけあってためになる言葉がたくさんあります。
どうやら松下さんはとにかく「素直な心」を持つことをかなり重要視しているそうで、毎日素直な心を持って行動することを御天と様に約束し続けると、30年で素直な心が自然に身につくようです。長いw
ふんふん頷いてる間にあっという間に読み終わりました。
一度じゃ足りないですね。時間を置いてまた読み直します。
一番心に残っている言葉は、
「悩みがあることはうまくいっている証拠や」です。少し救われます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこうした本は、本当にリーダーになるための悩みを解決しようという意欲のもとに読むから意味がある。
本来、扱っているテーマそのものは普遍的なものばかりなのだから、それぞれについて、自分なりの考え方を整理してから読むべきだろう。
Ⅰ章 学び方
Ⅱ章 考え方
Ⅲ章 働き方
Ⅳ章 生き方
Ⅰ章 学び方:みずからを鍛え、磨き、高める
体験の活かし方
リーダーの役割
リーダーの自分学
リーダーの学び方:自修自得
実学の重要性
習うことも教えることもできない「学び」
素直な心と知恵
自分を叱り、ほめる
自我への対処
先見性を追い求めすぎない
肉眼と心眼
Ⅱ章 考え方:事の本質を知り、知恵を使いこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ松下幸之助の言葉を収録した第2弾です。
4章に分かれて書かれています。
1.学び方
体験を生かせ
どんなつまらない仕事でもそこから得ることはある。
自分で考える
当たり前のことを当たり前で終わるのではなくよく考える
習うことも教えることもできないもの
実体験から自分でよく考えて判断するのが大事
2.考え方
一旦こうと決めたら迷わない
追いつめられたからこそいい知恵が出てくる
善だけを取って悪を捨てる普通の考え方ではすべての人を救う事はできない。
悪は悪で生かすことを考える。
問題に直面したときには悲観したり楽観したりせず、全面を見て対処する。
3.働き方
ふわふわして -
Posted by ブクログ
日本を代表する電器メーカー、パナソニック。
この企業については、創業者自身による著作も含め、関連する本が多く出版されていますね。
でも僕はこれまであまり、読んできませんでした。
この会社の起源と気風については、雰囲気だけでも知っておきたいと思い、先に感想を書いた『神様の女房』とともに、この本を読んでみることにしました。
著者はパナソニックの元社長で、出版時点では会長。
2000年に社長に就任するも、2001年度には4千億円を超える赤字決算。
この状況に対して、「創造と破壊」というスローガンによる経営改革を進め、2005年度には千五百億円の黒字を生み出し、パナソニックの「V字復活」を成し遂げた、 -
Posted by ブクログ
この本、そこそこ売れているようで『普通、ビジネス書は〇万部も売れれば大ヒットというのに、この本は既に△△万部です』とか言いながら、PHPの販促の人が置いていってくれたので、有り難く読ませてもらう。
松下幸之助が残した言葉は自らの著書や研究本にも多く著わされ、既にお馴染みのことも多いのだけど、この本の内容は幸之助が松下政経塾の塾生たちに語った未公開テープ約百時間から抽出されたということで、かなり晩年の思いということになる。
とは言え、ここで述べられているのは、志とか執念とか熱意から花開く“人間の能力への限りない信頼”といったものや、物事にとらわれない“素直な心”といったものに他ならず、一貫した幸