大串亜由美のレビュー一覧
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交渉術というよりもアサーティブなコミュニケーションをどのように構築するかが書かれている本
過激なタイトルですが、決して相手を操作しようとか、打ち負かすとかいったものではなく、気持ちよくお互いにWinWinでコミュニケーションをとるためには?
といったことがポイントとしてかかれています。
相手のことを思いやり、考え、そして、発展的で協調的な自己主張をする。
自分に正直になる、正直な気持ちを伝える。そしてその伝え方をちょっと工夫する
攻撃的でもなく受身的でもなく積極的にロジカルに、伝えるべきことは伝える。
そんなやり方が書かれています。
特に、あなたはで始まるしゃべり方ではなく、私はで始まるし -
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―アサーティブとは、協調的で発展的な「自己主張」の技術
日頃、仕事を行う上でうまくいっていないと感じるところ(特に、上司との関係)について、参考になる考え方が書かれていて、大変ためになった。
「仕事をしていくうえで自分が大事にしたいこと(3つの単語で表してみる)」と、「相手の目指したい姿」をつかむ。
自分のこだわりと相手のこだわりの「違い」を認め、相手メリットで動くこと。
今のニーズ(スピード重視?丁寧さ重視?)をつかむこと。
今まで私は、相手の状況を見ているつもりでも、自分の都合・状況にばかり目がいっていたかもしれない、と気づかされた。
「今上司は忙しそうだから後でいいや~」ばかり繰 -
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「アサーティブ」(Assertive)とは「表明する」「主張する」の意。
本書は、相手から気持ちよく「YES」をもらうための技術が説かれている。
主にビジネスの場面を想定したものだけども、人間関係一般にも拡大して考えることができる。
ゴリゴリに自己主張して押し通すための技術ではなくて、如何に相手に受け入れ態勢を作ってもらい、良い関係を保つか。
ビジネス場面でも、「GIve and Take」ではなくて、「Give and GIven」相手の気持ちに立つこと。
そして、自分の伝えたいことを自分自身がしっかりと認識していることが大切とのこと。
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【内容(「MAR -
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人前で上手に話ができる人は「できる人」、人前で話ができない人は「できない人」というイメージになってしまう。
本書は人前でいいスピーチをするための方法論について書かれている。
第一に、「3分」という時間設定がいいと思った。3分より短いと話し足りず、3分より長いと「話が長い」と思われがちだ。本書では、どのように3分間を使うのがいいスピーチなのかしっかりと触れられている。
第二に、オープンング→本論→クロージングというスピーチの流れに整理し、本論だけではなくオープニング・クロージングそれぞれのコツについても触れられている。スピーチのうまさってオープニングやクロージングの内容でも差がつきやすい。 -
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ネタバレ・4つのステップ
1)「相手に何をしてほしいか」から話のポイントを絞込む
2)「したい」と思ってもらうために「どんな情報が必要か」を考える
3)それを聞いて、相手が「どんな疑問を持つか」を考える
4)「相手のタイプ」と「スピーチのタイミング」で組み立てる
・早口言葉
「青は藍より出でて藍より青し」
「瓜売りが瓜売りにきて、瓜売り残し、売り売り帰る瓜売りの声」
「お綾や親にお謝り、お綾や八百屋にお謝りとお言い」
「猪(しし)汁・猪丼・猪鍋・猪シチュー」
「ジャズ歌手・シャンソン歌手」
・パワポを使う際には予告を入れてからめくる。
「はじめに、つぎに」ではつまらない。 -
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ネタバレ[ 内容 ]
「交渉がうまくいかない…」
「自分をアピールするのが苦手だ…」
「言いたいことが言えない。伝えたいことが伝わらない…」
そんな悩みはこの1冊ですべて解決。
相互尊重のコミュニケーション・スタイル-アサーティブの実践的入門書。
[ 目次 ]
第1章 そもそも「アサーティブ」って、何?
第2章 「言う」技術-苦手意識の原因がわかれば、言える!
第3章 「伝える」技術-伝わらない理由、伝えるスキル
第4章 相手を「知る」技術-相手のタイプをつかんで“相手目線”を磨く
第5章 「Give&Take」から「Give&Given」へ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆ -
Posted by ブクログ
自分の気持ちを上手に相手に伝える方法について解説している。ビジネスコミュニケーションの基本はWIN-WIN関係を如何に構築するかに尽きるというのが本旨。相手に好かれることを考えるのでなく、如何に信頼されるかに焦点を当てることが大切。
信頼されるためには、自分の意見や考えを、簡潔に的確に伝えること。NOなことははっきりとNOと伝えることが大切だが、言う際には代替案を出すなど工夫し、相手にWINを提供すること。
異なる意見や反対意見を言う際には、サンドイッチ法が有効。賛成点をまず明確に、簡潔に提示。そして、~だが、~けれども等の言葉を挟まず、自分の考えを伝えれば、聴き手も気持ち良く意見を聞ける