小池定路のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
突き刺さるなぁ
〈しずかとひろき〉ひろき!!お前〜!結構いいヤツじゃん!見直した!!
〈あまねとかわさき〉かわさきさんの好みが。。。それなりに素敵かも。
〈ゆいとあけお〉今巻のメイン。なかなかセンシティブなお話だった。アナセクシャルかぁ。
〈あおととまこと〉頑張れ!ふたりとも!!ひろきに負けるな!
〈ゆいとあけお〉2人で落としどころを探すのもいいかもね。
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ネタバレ 購入済み
彼らのその後〜
〈せたとなかのとたかでら〉ちょっとシリアスで切なかった。亡くなったなかのを忘れられないせた。そんな彼に自分と新しい思い出を作ればいいと言うたかでら。
〈あおととまこと〉悪役ひろきもふたたび!まことが好き過ぎて暴走。あおととまことは両想い。
〈あまねとしゅう〉いろいろな思いを重ねてしゅうが卒業。お互いの気持ちを伝え合いめでたし!
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ネタバレ 購入済み
高校生のオムニバス
〈あまねとしゅう〉幼なじみ。しゅうが高2であまねが高1。あまねがほんのりしゅうが好き。告白はしてない。
〈けいたとゆうき〉先輩後輩。自販機で偶然会った。けいたは自己肯定の低いゲイ。好きだった親友に彼女が出来て傷心中。ゆうきの家は両親が別居中で寂しい思いをしている時にけいたに優しくされ絆される。両想い!
〈あおととあけお〉双子の兄弟。兄のあけおはノンケ、弟のあおとはゲイ。中学の同級生♂に告白されたあけおは、同じ顔だという理由であおとに紹介する。あけおはあまねの友だち。
〈まこととしずか〉兄と妹。妹の彼氏のひろきに言い寄られたまこと。妹には誠実でありたいと断る。まことはあおとの将棋同好会の先輩。
同じ時間軸で進んでいるような気がする。相関図があればいいなぁと思うように絡み合ってる。 -
ネタバレ 購入済み
終わり!?終わりですか!?
寂しい〜泣
やっとやっと2人が素直になったのに!これからなのに!!わーわーん泣
主人公の2人はともかく、他の人たちもみんな個性的で素敵な人たちだった〜。特にハルキとのぞみ笑笑
2人の関係、家族との関係、劇団の人たちとの関係、それぞれが次のフェーズに進んだよう。
今までの、モダモダしていた関係も良かったけど、これから2人で支え合えたらいいなぁ。 -
ネタバレ 購入済み
すごくすごくいい!!
BLではないカテゴリーだったので気付くのが遅れてしまった。これはもう、ボーイズラブでは?ハルキくん、オープンゲイだし笑笑
しみじみと、じんわりと、くすくす笑える要素もあり、スパイス的なシリアスもあり、バランスが絶妙。
何度でも繰り返し読んでいたい、そんなお話。 -
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ネタバレこちらも、『日々、君』と同じくらい、小池先生らしさが滲み出ている
私的に、この『若旦那はザンネン。』を読んでもらいたいのは、私と同じく、しぞーか人。老舗の茶舗が話の舞台であるなら、お茶で有名な静岡に住んでいる者としちゃ読んでおきたい漫画
お茶の淹れ方や豆知識が、ちょいちょい出てくるので、何気に役立ってくれるのも嬉しい(←これまた、失礼)
あと、本宮ひろ志先生の代表作『サラリーマン金太郎』や『グッドジョブ』の愛読者にも、私は自信を持って推薦できる、この『若旦那はザンネン。』を
働くってことに対する意識や、自分が生活していく場所を寂れさせないためには、どんな努力をすべきか、を考えさせてくれる
タイトル詐欺でないのも、これまた、高ポイント。確かに、この『若旦那はザンネン。』の榊しのぶは、残念な部分がある。けど、駄目な奴じゃない
自分の捻くれたコンプレックスと必死に向き合って、自分を変え、大切な場所を守り、なおかつ、より良くしていこう、と頑張れる芯の強さがある
そんなしのぶの良さを知ってくれている友人らが、彼を支えている姿には、結構、グッと来るものがあるので、その手のストーリーが好きな人にもおすすめ
基本的な内容は、このままを維持してほしいにしろ、小池先生のファンとしちゃ、もうちょい、ラブコメ要素を濃いめにしてほしい。しのぶの漢気を引き出すようなヒロインが、今後、出てきて、彩り豊かになってくれりゃ嬉しい
あと、バブが可愛いので、実際に作ってくれないかな、月刊まんがくらぶの編集部さん。人形が無理そうなら、せめて、ラバストか缶バッジを
この台詞を引用に選んだのは、小池イズムを感じ取れるので
作中で、しのぶの、不器用な前の向き方に好影響を、特に受けているのは、晴太郎かもな、と私は思っている
しのぶに、自分が抱えている傷を打ち明けて貰い、彼の見た目からは想像できない強さを知った事で、晴太郎も人間的に成長しているんじゃないだろうか
彼の言う通り、世の中、色々な人がいる。出来る事、出来ない事も人それぞれで、生き方っつーか、どう生きたいか、も千差万別だ
自分や世間の常識に当てはまらない生き方をしている他人を、輪から追い出すのではなく、己を成長させるために受け入れられる柔軟さを持つ人間を、私は尊敬する
こういう考え方を出来る晴太郎を、愛し気に見つめるみずほちゃん、良い顔している
周りがよく見えていて、気遣いもできる晴太郎だけど、大体、こういうタイプは、自分に向けられている恋愛感情には疎いもんだから、みずほちゃん、もっと、積極的に行った方が良い
「・・・器用な人もいれば、不器用な人もいる。人によって、当たり前に出来ることは違う。全ての人が、同じように生きられるわけじゃな・・・ただ、それだけのことなんだと思います」(by日ノ出晴太郎) -
Posted by ブクログ
先日に紹介させてもらった、桜井美奈/小日向まるこ先生の『塀の中の美容室』と方向性や表現性こそ違うにしろ、負けてない、と感じられるほど、ストーリーが優しい
表紙を見れば、なんとなく察しが付くだろうけど、内容はボーイズラブ。内容は、そこまで過激じゃない。むしろ、過激の真逆に位置しているように思う
あくまで、私個人の印象だが、KAITO先生の『青のフラッグ』、これが好みのドンピシャな人は、この『日々、君』も心にイイ感じに響いてくれるはずだ
読み手を、くすっと笑わせる事を忘れず、ストーリーの本筋である主役二人の心がゆっくりと近づいていき、絆が深まっていく流れを、柔らかな絵で丁寧に描いてくれている、小池先生は
これまでの作品を読んでいる人なら、きっと、小池先生が、このジャンルに挑んだ事に対して、あまり驚きはなかったんじゃないだろうか。もしかすると、こういうのを読みたかった、と喜んでいる読み手もいるかもしれない
両片思いな感じの主役二人、蓮野と日暮が、自分の気持ちは相手の迷惑になるんじゃ、と好きな人に、今以上に近づく事を躊躇ってしまっている姿が、実にリアル。自分の恋愛体験を思い出し、頑張れ、と応援したくなった読み手もいるだろうなァ
日暮が、既に向き合っているにしろ、軽くはない心のキズを未だに抱えているので、それを、蓮野が今後、どう癒していくのか、も楽しみにしている
他の作品と同じく、蓮野と日暮を取り巻く人物らが没個性ではないので、ちょっとばかしのクドさはあるにしろ、読みづらくはない。むしろ、その掛け合いの賑やかさが、読みやすいテンポにしてくれているようだ
しみじみ、この二人には幸せになって欲しいな、と思える。できれば、くっついてほしいが、その結末に到達しなくても、不幸にならないでほしい、選択を後悔したりしないでほしい、と願いたくなる
もちろん、小池先生は、そんなサッドエンドにしない、と信じているし、打ち切られない、と確信もしている。この『日々、君』が、いきなり、中途半端な終わり方をしたら、さすがに怒髪天と化す、私も
この台詞を引用に選んだのは、グッと来たので
言い方はアレかもしれないけど、蓮野さんが感じさせたギャップの大きさも、この台詞の良さも倍増しにしているんじゃないだろうか
惚れた日暮に対し、積極的にいけないヘタレな面を、かなり見せてしまっている分、このシーンは、実に先輩っぽさ、大人らしさを感じさせてくれる
こういう技を見せてくれる小池先生、さすがだ
何をやりたいか、自分で分かっていないからこそ、人は何にでもチャレンジしてみるべきなのかもしれない
一つずつ、やってみて、自分に合っているか、それが楽しいか、自分に自信が持てるか、を確かめていかなきゃ、何も出来ないままだ
私も、悩んでいる若人の背を、こうやって押してあげられる大人になりたいけど、私自身が、まだ、自分のなりたいものになれていない身なので、まず、自分の事から、しっかりとせねば
「どうせ、何も決まっていないのなら、何でもやってみるといいよ」(by蓮野さとる) -
購入済み
日々、ゆるっと優しい
連載掲載を読んで、気になっていたので購入しました。BLというより、人としてお互いに意識してる感じかな?
四コマでゆるっとした感じがイイです。
そしてうにが可愛い。
二人とも不器用でなんか可愛い!そしてお互いに欠けている分を、埋められる存在になるんじゃないかな?恋に発展するのか?するとしたら偉く時間かかりそう(笑)ですが、続巻も期待しています。 -
購入済み
いつか行ってみたい、お茶屋さん
作者買いしましたが当たりでした。クスッと楽しめるけど、現実に日本のどこかにありそうな、そんなお話し。お茶を楽しむだけじゃなく若者たちの苦悩もなかなか。
あと妹さん、あけすけ過ぎで爆笑しました。2巻も買いたいです。 -
Posted by ブクログ
(6)と、およそ、キリが好い数字とは言えないにしろ、好感度が上がる事に巻数は特に関係ない
ほんと、小池先生の作品は、絵柄とストーリーが柔らかく、優しい。それでいて、普通に生きられているって事は、何気に価値がある事であり、幸せは何の努力もなしに掴めるもんじゃない、と厳しく教えてくれる
元から、そうなのか、対人運に恵まれて良い形に変えられたのか、は判断しかねるにしろ、私らは良い四コマ漫画が読める、それで十分だ
これまでの(1)~(5)を読んでいるからこそ、この(6)で起きている変化は小さくないな、と感じられる
先にも書いたが、好感度が高まっており、どうしたら、この(6)の良さを伝えられるか、くっそ真剣に悩みながら書いている、この感想を
育児ものの四コマ漫画として、相当に上位にあるのは間違いない。実際、この(6)では一つ上の段に到っている
父と娘の向き合い方や、そんな父の心境の変化、娘に訪れる成長などが、コミカルながらも、不真面目には描かれていないので、見た目以上の重厚な人間ドラマで、読み手の心を掴んで離さない
一撃の重さで言えば、本間実先生の『元女神のブログ』にも負けていないだろう
父娘の生活に、叔父・晃二の恋物語も絡んでいる事で、テンポの良さもあり、渡辺さんの事も含め、独身者の読み手も、自分に彼らを重ねる事ができ、自分はどうすべきか、と考えられる
この(6)のメインは、総一さんとつかささん、と私は考えている
考え方は人それぞれだろうけど、私は妻に先立たれた男が、新しい恋に落ちる事を悪い、とは思わない
もちろん、それは私がそんな状況になった事がないからだろうが、「好き」って恋愛感情は、いきなり、やってくるもんだ
節度ある行動をするのは大事にしろ、妻に悪い、と罪悪感を抱き、無理に否定し、揉み消そうとするコトはない
男のそういう独善的な勘違いは、亡くなった妻にも、惚れてくれた女性にも礼を失するのではないか
死んだ妻は、娘に新しいお母さんが出来ることを祝いもしないし、拒む事もない
決めるべきは、生きている旦那の心だ
子供の事を第一に考えるべきではあるが、自分の本心を蔑ろにする必要もない
つかささんは、実際、みちる嬢に懐かれ、この娘を大事にしてくれる人だ
若干、感情表現が下手糞な部分はあるにしろ、それは総一さんも同じである
つかささんと真逆で、感情表現がオーバーで、それに心地よさも感じていた総一さんだが、つかささんと一緒にいる空気にも、似ているけど違う、でも、重なる嬉しさがあると気付いた以上、それが答えだ
父に好きな人、父を好いてくれる人が出来る、それは、その人が自分の新しいお母さんになる事だ、と気付いたみちるは、漠然としながらも受け入れの態勢に入る
その一方で、お母さんが亡くなって、父親しかない自分は、世間一般からすれば可哀想な存在である、と思われる事を知る
それに対しても、怒るでもなく、悲しむでもなく、自分は今に満足できているから、不幸じゃない、と自分の口からハッキリと言えちゃうのは強いな、と感じた
可哀想って言葉と印象は、勝手な押し付けであり、悪意のないマウンティングだよな、実際
可哀想な子供に同情し、優しい手を差し伸べられる自分は善人だ、そう酔いしれられる驕りに気付けない人こそ、可哀想と思われるような気もする
子供には子供なりのドラマがあるって当たり前を、おざなりにしない小池先生、やっぱ、腕、メキメキと上げてきてるか
あと、何気に展開が気になっているのは、鬼瓦先生と古賀先生だ
鬼瓦先生の方は自分の顔が怖い事の自覚から、自己評価が低いし、古賀先生はそんな鬼瓦先生の人間性や、仕事への熱に惹かれているけど、意地っ張りなのか、素直に認めてない。これは中々に、良い意味で面倒臭そうだ
やっぱり、小池先生の才は、胡桃ちの先生や、瀬戸口みづき先生に匹敵してるな
そろそろ、ドラマ化の話が上がってきても良い頃だろう
まぁ、ここ最近、子供が虐待や悪意の被害に遭う事件が増えてきているので、育児をテーマにしている作品をドラマ化するのは厳しいかもしれないけど、ファンとしちゃ、つい、望んじゃうんだよなぁ
あまり、ドラマ制作の難しさに関しちゃ知らないのだけど、そんな素人としちゃ、田亀源五郎先生の『弟の夫』の実写ドラマに携わったスタッフに任せて欲しいな、と思う
みちるは、『万引き家族』がパルムドールを獲るのに一役買った、佐々木みゆさん(年齢的には「ちゃん」ではあるが、この年齢で、これだけの仕事をしている以上、「さん」だろう)にお願いしたい
晃二は、もう見た目で選んじゃうが、照英さんが適任ではないか。みちると同じ目線で意見をぶつけられ、西原先生との付き合い方に悩む晃二を、リアルに演じられるのは照英さんしかいまい
総一さんは悩む。パッとした見た目は、陣内智則さんだ。ネタからの判断だが、演技力もある方だ
しかし、華があるか、と言ったら微妙だ。いや、顔が悪い、と言っている訳じゃない。イケメンではないにしろ、中身の良さが滲み出ている・・・と思う
ただ、見ている側は目の保養も求めている訳だから、主役には、人気のお笑い芸人よりかは、見た目のよい俳優もしくはアイドルの方が良いのではないだろうか。もちろん、演技力も二の次には出来ない
個人的な推しとしては、俳優なら桐山漣さん、アイドルなら村上信五さんだ・・・あれ、村上さんって、アイドル枠でいいんだよな。一応、関ジャニのメンバーなんだし
そこは、ともかく、この二人なら顔も良いし、経験に基づく演技力もあるので、総一さんが纏う独特の味を再現できるのでは、と信じている
なんか、自分でも吃驚するくらい、感想が長くなったな。よっぽど、この(6)で小池先生へのリスペクトが高まったようだ
小池先生や担当さんに読まれでもしたら、恥ずかしすぎるぞ、これ
けど、本当に良いので、他の漫画読みに読んでほしいってのは、マヂな気持ち
どの回も、小池先生はイイ人なんだな、と思えるが、私としては第77話
ここ最近、風邪を引くと長引くようになった。認めたくないものであるが、そろそろ、若者ではないのかもしれない
まぁ、それはさておき、小学生時代に風邪を引き、学校を休んだ日ってのは、妙に気が昂揚してしまった覚えがある
風邪は引かないに越した事はないにしろ、意外に大切な事に気付かせてくれるらしい
この台詞を引用に選んだのは、シンプルに総一さんの、見た目じゃないカッコ良さが出ているな、と感じたので
四コマって制限があるからこそ、そこに入れる台詞で良し悪しが決まると言っても過言ではない?
このタイミングと場所での告白は、ロマンに重きを置く女性目線からすると、「ない」のかもしれないが、男からしたら、これはこれでグッと来る
今しか言えない事は、伝えなきゃ後悔する、「好き」って気持ちなら尚更に -
Posted by ブクログ
やばい。正直、この表現は自分と言う、人間かつ漫画読みとしての浅さが浮き彫りにされるようで使いたくないんだが、つい、出てしまうなぁ、グッと来る良い作品に出逢うと
(1)~(4)、どれも良いんだけど、この(5)は一つ上だ、と感じた、読んでみて
四コマ漫画は笑いたい時に読むが、たまに泣かされちゃうんだよなぁ、ストーリーに
小池先生がどう思うかは分からんが、今、自分の中で、この『父とヒゲゴリラと私』は、MOMOで連載されていた『ゴーゴーダイナマイツ』を上回った
もちろん、『ゴーゴーダイナマイツ』も本気で描いていた、と思う。だから、私も真摯に感想を書けた。どこが負けてるって訳じゃない。もしかすると、一か月後には、『ゴーゴーダイナマイツ』を読み返して、この(5)で流した以上の涙が出ている可能性だってある
だが、今は少なくとも、この作品が上、そういう事として受け入れている
どこがどう良いってのを表現するのは難しいけど、成長と変化、それは大きい
ヒロイン・みちるは、この(5)で小学生になった。環境が変化し、新たな人間関係を築いていく中で、彼女は心の成長を促されるのだろう
子供が変わる事に躊躇うことなく、未来に向かって突き進んでいく一方で、大人組は変わってしまう事に狼狽え、自分から動けなくなっている
子供目線からすれば、こういう大人は滑稽、カッコ悪い、と映るのだろう。しかし、そんな大人組を笑えない年齢に、私もそろそろ、差し掛かりつつある
変えてしまう事を恐れ、現実から目を逸らしたくなる臆病さ、これが芽生えたら、大人って訳じゃないにしろ、少なくとも、心が成長している証拠だろう
一つの恋が花咲く事無く散る一方で、雪の中に埋もれていた心の種が芽吹き出し、迷い、戸惑い、自己嫌悪、そして、小さい喜びと言った感情を蕾に蓄え、花は開くタイミングを窺っている
この『父とヒゲゴリラと私』は、当然、クスクスと笑えるけど、どちらかと言えば、感動してサッパリしたい時に読みたい四コマ漫画ってコトが再確認できた巻だったな
つかささんは、自分が友人に恵まれている事を知り、その上で自分の恋心を受け止めた。この恋心をどうするか、それは当人もまだ、決めあぐねているようだけど、少なくとも、自分と親友を傷つけるような行動には出ないだろう
どちらかと言えば、問題は亡くなった奥さんへの裏切り、これを過剰に恐れている総一さんだろう。こういうタイプの人は、答えが決まり切っているのに、大切な人に気を使い過ぎて、動きたい方に動けない。晃二さん、お兄さんは背中を押したくらいじゃ動かないだろうから、いっそ、ドロップキックでも決めちゃえ
特に、この巻で印象に残ったのは、他のファンと被っていそうで気まずいが、やはり、第69話。こういう、ストーリーの大きな流れのターニングポイントはたまらんぜ。男って生き物はなぁ、大人に自分じゃなったと思っていても、心の揺れが、つい、体を動かしちゃうんだよなぁ。傷つけてしまうってなら論外も論外だが、こんな風に、無自覚で好きなんだって気付いた人の手を握るなら、実にアリ。いやー、下手な少女漫画より、キュンとしてしまったぜ、小池先生
この台詞を引用に選んだのは、感服の極みに至ったので。やっぱ、この課長、一味違うぜ。中途半端にハゲた髪型ってのは見苦しいだけだと思っていたが、この人くらい、中身のある男なら、むしろ、酸いも甘いも噛分け、海千山千な男の魅力を引き立てるんだな。男女の仲は単純なようで複雑、でも、煩雑なトラップは見た目だけで、一本のコードを切るだけで解除できる時もある。中に入ってしまったら、迷路のように見えても、実際は一本道で、ゴールに直行できる時もある -
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小池先生、おつかれさまでした。イイ作品をありがとうございました
この終わり方にグッと来る一方で、もっと読みたかった、と思わせる、それは良い漫画である証拠だ、と私は感じた
引っ張り方が上手い、って表現はちょい違うかも知れんが、次回作への期待は十分に高まる。一応、断っておくが、別に、小池先生にプレッシャーをかける気は微塵もないのであしからず
四コマ漫画のテーマに、青春はともかく、チアを持ってきて成り立つのか、と未読の方は疑うだろう。成り立つのであるっつーより、小池先生は成り立たせた
話の主軸はチア部なのだが、それを支えているのは友情や恋愛、仲間との衝突で強まるキズナ、また、親子関係、そして、青春独特の甘苦さ
色んな形のピースが散らばっていると、これで一つの形が出来上がるのか、と不安になる。けど、不思議なもので、読み進めていくと、噛み合わなさそうに見えていたパーツ同士が向きが変わったり、表裏が引っ繰り返る事で、自然にくっつき、素晴らしい完成形に到っていく。しかも、その出来上がったモノすら、次の大作を作るのに必要なパーツになっているのだ
当然と言ったら身も蓋もないが、各キャラが抱えている悩みがそれぞれに違い、向き合い方、ぶつかり方、解く糸口の見つけ方が異なっている点も、面白さを感じる。助け、助けられ、支え、支えられ、お節介を焼く一方で、時に、信じて傍観に徹する、友情ってのは正解なんぞありはせず、同時に間違いもない
互いに刺激し合い、イイ変化を促していく「ゴーゴーダイナマイツ」は、これからも努力を惜しまず、個としてもチームとしても、何より、人間的に成長していきそうだ
部活系コメディとしては一先ずの大円団を迎えちゃいるけど、ラブコメとしちゃ、まぁ、ちょっと消化不良感はある。まぁ、読み手に「その後」を好き好きに想像させるってのもアリだろう
確実にくっつくであろう、梨子と俊也は放っておいてもいいだろうが、問題は夏樹と涼花だろうなァ
現時点では、涼花に男扱いされてない、異性として見られてない、ってのが夏樹の男子高校生らしい悩みではある。しかし、いざ、男として見られてからの方が大変なのでは、と私は推測する
夏樹の事を部活の仲間としてだけではなく、一人の男として好意を抱くようになったら、涼花は今以上に家庭環境を前面に出して、付き合えない、と言いそう。これは夏樹が好きだからこそ、わざわざ苦労させたくない、他のイイ女性を見つけた方が良い、そんなエゴがあってのことだろう
ただ、涼花は夏樹を男として見縊りすぎだな。彼は、そういう涼花の、家族を第一に考えて、自分の幸せを後回しにしちゃう、悪い癖もひっくるめて好きになってるんだから、涼花と一緒に幸せになれるんなら、その程度の苦難、屁でもない、と言いきりそう。そこで、また、涼花が惚れ直して、ゴチャゴチャ考えないで、彼の胸の中に飛び込めれば結果オーライだろう
あと、白鳥先生は金田の熱烈アタックに根負けしそうだよな、と思っている。頼られたがりな彼女には、何だかんだで、バカな事ばっかり言ってるけど、自分にとって大事な事がちゃんと見えてて、それを守るためにどうすべきかを真面目に考え、動け、なおかつ、白鳥先生に手伝われたい、ではなく、手伝いたい、と思ってる金田の方が、相性的には良さそう
なんか、『ゴーゴーダイナマイツ』の完結に対する感慨より、妄想の方が厚くなってしまった。まぁ、これも私の感想らしい、か
どの回もグッとくるものばかりだが、やっぱ、最高だ、と感じたのは、当日本番の様子が描かれた、第48話だ。練習で頑張っている姿、それもいい。しかし、感動できるって意味合いでは、その練習量が本番で、成功って形で報われる一瞬だろうな。頑張って全部が上手く行くなら苦労はない。けど、頑張る事に意味がない、なんてのは有り得ない。月並みな言葉だが、努力は自分を裏切らない、ぜったいに
この台詞を引用に選んだのは、これに梨子だけでなく、小池先生の人間性も見えた気がしたからだ。『ハチミツとクローバー』の主人公である、竹本くんも悟っているけど、高いモノを作るには、まず、設計図と高さを支える足場が大切になってくる。一番のてっぺんを目指すのであれば、上に立ちたい自分を「お前ならできる」と疑わずに、全力で支えてくれる足場の人々への感謝を忘れちゃいけない。足場への尊敬があるだけで、上から見る景色の美しさは変わってくるもんだ -
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やっぱ、私、この『ゴーゴーダイナマイツ』、好きだなぁ、そう、しみじみと感じさせてくれる、コミックスで一気に読むと
私が毎月、月刊まんがライフMOMOを購読しているのは、第一に『私設花野女子怪館』(ももせたまみ先生)が読むたいからなのだが、この作品も欠かさずに読んでいる
ん、何と言ったら正しいのか、一話でも飛ばしちゃうとストーリーが分からなくなっちゃうくらい、内容に深さがあるんですよね
もちろん、四コマ漫画なんで、読み手をコミカルさで遠慮なく笑わせてくれるんですけど、ふと、シリアスさが漂って、読み手は顔は笑ったままで心が引き締まって、より真面目に、この『ゴーゴーダイナマイツ』を読もう、って思える。ちなみに、ストーリー漫画では、安西信行先生の『鋼鉄漫録』も深く、こちらも読み応えがある
コミカルさとシリアスさのバランスは、さすがに『銀魂』(空知英秋)に敵わないっつーか、ジャンルが違うので比べ辛いんですけど、『銀魂』の作風に馴染める人は恐らく、この四コマ漫画も抵抗なく受け入れられるんじゃないかな、と思って感想を書いてみたりw
チア部の面々を筆頭に、他の学生らも、青春へのぶつかり方、親や友人、悩みとの向き合い方にリアリティ・・・読み手に共感を与える力があり、自己との対話をするキッカケにもなってくれる
部活を通して友情が深まっていく点をメインにしている訳だが、さりげなく、ラブコメ要素も香っているので、ますます愉しめる
灰崎君と青海ちゃんは、既にもう、熟年カップルみたいな雰囲気を漂わせ出しているのだが、個人的には金田キャプテンの恋路を応援したい。確かに、彼はチャラい言動が多いんですけど、野球部のトップとしてすべき事はちゃんと努めているし、何より、男としての芯もある。私、この手のギャップに弱いんですわ。金田さんの猛烈なアピールが、うめ子先生に届くよう、微力ながら祈っている
この台詞を引用に選んだのは、心に響いて、なおかつ、直撃した箇所が凹んだので。自分の努力は「本気」だろうか、それとも、「適当」なんだろうか。悩もうとするだけで背筋が寒くなるが、後回しにしちゃいけない、青春真っ只中なら尚更