毛利甚八のレビュー一覧

  • 家栽の人 13

    Posted by ブクログ

    荒れた中学が舞台。不登校、非行の子どもたち。あくまでもこれらの言葉は大人目線ですが。。。


    桑田判事の息子さんへの言葉「叱ってもいいんだよ」「叱らないよ」「お父さんはね、守が昨日、見たことをいつまでも忘れないで欲しいと思っている。その方が嬉しいんだ」(P142)のやりとりに涙する。

    0
    2011年06月10日
  • 家栽の人 14

    Posted by ブクログ

    体罰事件をめぐる法廷を描く。本当の悪人が登場しない、このコミックで、教育委員会、弁護士と本当に悪い奴らが出てきて、物語は緊迫していく。少年は桑田判事はどうなっていくのか。今後の展開に手に汗を握る。

    0
    2011年06月10日
  • 家栽の人 15

    Posted by ブクログ

    一人の人間として、一人の少年のために、苦悩し、葛藤する桑田判事の姿を思い浮かべては、涙があふれる。

    最終巻として、終わり方もいい。
    本当に素晴らしいコミックだった。

    0
    2011年05月26日
  • 家栽の人 5

    Posted by ブクログ

     家裁、すなわち家庭裁判所では少年犯罪が審理される。この作品は家裁判事である桑田義雄という人物を主人公にして家庭裁判所という舞台に登場するさまざまな少年たちと桑田判事との出会いを綴った作品である。「おっ、題名にある家裁のサイの字がまちがっとるばい。」というご指摘もあろうかと思うが、これでいいのだ。主人公の桑田判事はいつも植物の世話ばかりしている何となくぼーっとした判事である。そして彼の少年の非行に対する取り組みも植物の世話とよく似ている。「育てなければ…毎日愛して、そこから始めませんか」と言う桑田判事の語りかけは家裁は裁くところではなく栽(そだ)てるところだというこの作品の底流に流れている。だ

    0
    2010年04月02日
  • 家栽の人 4

    Posted by ブクログ

     家裁、すなわち家庭裁判所では少年犯罪が審理される。この作品は家裁判事である桑田義雄という人物を主人公にして家庭裁判所という舞台に登場するさまざまな少年たちと桑田判事との出会いを綴った作品である。「おっ、題名にある家裁のサイの字がまちがっとるばい。」というご指摘もあろうかと思うが、これでいいのだ。主人公の桑田判事はいつも植物の世話ばかりしている何となくぼーっとした判事である。そして彼の少年の非行に対する取り組みも植物の世話とよく似ている。「育てなければ…毎日愛して、そこから始めませんか」と言う桑田判事の語りかけは家裁は裁くところではなく栽(そだ)てるところだというこの作品の底流に流れている。だ

    0
    2010年04月02日
  • 家栽の人 1

    Posted by ブクログ

     家裁、すなわち家庭裁判所では少年犯罪が審理される。この作品は家裁判事である桑田義雄という人物を主人公にして家庭裁判所という舞台に登場するさまざまな少年たちと桑田判事との出会いを綴った作品である。「おっ、題名にある家裁のサイの字がまちがっとるばい。」というご指摘もあろうかと思うが、これでいいのだ。主人公の桑田判事はいつも植物の世話ばかりしている何となくぼーっとした判事である。そして彼の少年の非行に対する取り組みも植物の世話とよく似ている。「育てなければ…毎日愛して、そこから始めませんか」と言う桑田判事の語りかけは家裁は裁くところではなく栽(そだ)てるところだというこの作品の底流に流れている。だ

    0
    2010年04月02日
  • 家栽の人 1

    Posted by ブクログ

    この漫画は何回も読み返しました。
    やさしさや厳しさっていうものを
    キチンとタイミングを見計らってあげないと
    人間はちゃんと成長しないんですね。
    植物に水を与えるように。

    0
    2009年10月04日
  • 家栽の人 1

    Posted by ブクログ

    後半不作(?)の回もありましたが、良い作品です。家裁という比較的地味な設定ですが、それが為に登場人物の人間くささが秀逸です。記憶に残るフレーズをひとつ。 心配を掛けたくないというおもいやりのつもりで仕事でのいや話を全く家でせず、でも不機嫌で無口になる夫。不機嫌のわけが判らず戸惑う妻。離婚調停を申し出た妻に対して、投げやりになる夫。判事が、夫に対して・・・「(自分(夫)の苦痛を心配させないようにと妻に伝えないこと)それは、おもいやりではなく、思い上がりだ」といって夫を諭します。<要約へたくそですみません。作品はとても素晴らしいです。>「おもいやり」と「おもいあがり」。私自身、おもいあたることがあ

    0
    2011年07月15日
  • 本田宗一郎本伝 飛行機よりも速いクルマを作りたかった男

    Posted by ブクログ

    ホンダイズムという言葉を聞いたことがある人はおそらくたくさんいるだろう。

    技術者として夢をもってバイクや車の一流メーカーであるホンダを生み育てた本田宗一郎さんの一生を分かりやすくマンガで書いたもの。

    ホンダという会社がどのようにして今に至るのか、松下と並ぶ技術者、本田宗一郎とはどのような人物であったのかがよく分かります。

    技術立国を目指す日本のパイオニア的存在であるホンダを知ることは日本の戦後技術史を知ることに近いのではないかと思います。

    マンガなので手軽に読めます。

    夢を持っている人、夢を忘れかけている人、技術者を目指す人はぜひ読んでみてください。競争競争と焦らされている

    0
    2009年10月04日
  • 白土三平伝 カムイ伝の真実

    Posted by ブクログ

    本書は漫画家・白土三平氏の評伝になります。僕は白土氏の人生の軌跡をこの本ではじめて知ることになりましたが、父親の影響が非常に強いということと、後半部では房総の人たちとの交流が胸を打ちます。ぜひ一読を。




    僕が白土三平の『カムイ伝』を本格的に読んでいたのはちょうど2009年の半ばのことで、あまり詳しくはかけませんけれど、そのころ置かれていた自分の環境とオーバーラップして読んでいたことを昨日のように思い出します。この本は『サスケ』『忍者武芸帳』などを生み出した、白土三平氏の本格的な評伝となります。

    僕はこの本を読むことで初めて白土三平がたどってきた人生の歩みを知ることが出来ました。彼はファ

    0
    2024年06月26日
  • 白土三平伝 カムイ伝の真実

    Posted by ブクログ

    単行本刊行から9年も経って今年2月やっと文庫本が出た、ということを最近知った。白土三平研究という分野がもしあるとすれば、唯一の伝記評伝である本書を今さら出すのか、とも思うが、ちょっとした未収録文書もある決定版である。毛利甚八さん(名作「家裁の人」原作者)が急逝して5年経つ。もはや、白土三平翁からこれ以上のことを聴ける人物は存在しない。毛利甚八自身の再評価も、されるべきだと思っている。

    父親でプロレタリア画家の岡本唐貴の人生をなぞるかのような白土三平の人生、そして仲間や白土三兄弟が欠けても次々とマンガが生まれる人生は、名作「忍者武芸帳 影丸伝」や「サスケ」の内容と被っている、ということは既に書

    0
    2020年09月05日
  • 白土三平伝 カムイ伝の真実

    Posted by ブクログ

    プロレタリア画家の息子として生を受け
    田舎での暮らしなど、
    白土三平がいかにして形づくられたかを
    克明に追っている。

    著者の創作者としての視点が補助線に
    なっていてとても読みやすい。

    あらためて白土三平作品を通読したくなった。

    0
    2020年04月26日
  • 家栽の人 8

    Posted by ブクログ

    「私達が少年に対してできることは、小さなことです。だけど小ささを恥じて、それをしまい込む人が多過ぎるんです。」いいセリフだ。

    0
    2014年09月08日
  • 本田宗一郎本伝 飛行機よりも速いクルマを作りたかった男

    Posted by ブクログ

    本田宗一郎さんの技術へのこだわり、探究心。
    失敗を糧に、さらに良いものを生み出す。そんな気概というか、
    本能があれ程までの一大企業をなす礎になったんだと、大変興味を持って読み進みました。

    0
    2014年09月11日
  • 本田宗一郎本伝 飛行機よりも速いクルマを作りたかった男

    Posted by ブクログ

    本田宗一郎の技術と藤沢武夫の経営の両輪でバイク、四輪で世界的企業を創りあげた。
    宗一郎の情熱やこだわりはもちろんのこと、藤沢の技術と経営を分離して技術者がチャレンジし失敗できる環境を作るべきだという組織機構改革は目を見張るものがある。

    管理部門で働くものにとって、いかに技術やアイデアをお金に変える力が大切かがわかる。
    持続可能な競争力を持つことで社会にずっと貢献していくことができる。

    0
    2013年08月17日
  • 本田宗一郎本伝 飛行機よりも速いクルマを作りたかった男

    Posted by ブクログ

    分厚い伝記なんですが、実はこれマンガです。
    時代を感じるタッチで、とても読みやすかったです。ホンダジェットの実現においても興味深い。

    0
    2009年10月04日
  • 家栽の人 1

    Posted by ブクログ

    とても不思議な雰囲気を持った物語です。
    植物好きの家庭裁判所判事さんが主人公。
    力まず、押しつけず、優しく、そして厳しい。

    エピソードの一つ一つが珠玉の味わい。

    大好きな漫画のひとつです。

    全15巻。

    0
    2009年10月04日
  • 本田宗一郎本伝 飛行機よりも速いクルマを作りたかった男

    Posted by ブクログ

    当家にある、原付バイク、中型バイク、自動車ともにホンダ製です。”夢の力”を教えてくれる本田宗一郎さんの伝記です。社名に自分の名前を冠したことを悔やんだり、会社に自分の家族を入社させなかったり、社長室を作らなかったり、・・・。どれも、凡人には出来ない発想です。(あまたいる政治屋さんにつめの垢を煎じて飲ませたい!)もう、こんな偉人の出現を望むのは難しいのでしょうか。本田宗一郎と同じ日本人であることを誇りに思います。

    0
    2011年07月15日
  • 家栽の人 3

    無料版購入済み

    お裁き

    事件や調停について詳細に描いているのに、決定については教えてくれない。3巻目にもなればそういう作品だってわかっているけど、やっぱりスバッとお裁きが見たいな。

    #深い

    0
    2022年09月29日
  • 家栽の人 2

    無料版購入済み

    少年

    家裁なので離婚調停や相続や少年事件が多いが、桑田判事はどれも自ら丁寧に調べて臨んでいる。特に少年事件に対しての対応が素晴らしい。ひとりひとりに向き合うってこういうことなんだろうな。

    #深い

    0
    2022年09月29日