斎藤広達のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジネスにおいて瞬時に物事を計算し、答えを出す能力というのは前から憧れを持っていた。
頭の中で論理的に思考し、それに基づいた数字を出す。これができる人は地頭が良いんだなと思う。
数字が一切ないところから数字を出すことも時には必要で、なかなか難しいが練習していきたいと思う。(例えば「映画館の年間の売上を答えよ」という問いにどう答えるか。映画館のスクリーンは何本で一日何回上映で、料金は…と考えられるかどうかが肝になってくる。)
一度読んだだけでは難しい。日頃から練習することが大事。
電卓を取り出したくなったら、一息おいて自分の頭で計算してみようと思う。 -
購入済み
内容は勉強になる!‥が、、、
内容は他の方が書いている通り、非常に勉強になります。
10年分を一冊にした割にはページ数が少ない気もしますが、大事なところが凝縮されているのでしょう。
内容は勉強になるんですが、ところどころで誤字•脱字が目立ちます。
書籍の信憑性や確実性は、誤字がないというのがスタートラインだと考えているので、金を取る以上そこのところ推敲や校閲をもう少し頑張って欲しかったところです。片手間で書いた感を感じたり、集中力を削がれるような感覚を覚えます。
それともこの誤字の多さはもしかして、電子書籍故なのでしょうか?詳しいことは分かりませんが‥。
たとえば、「10人用」と数文字前ではちゃんと書けて -
Posted by ブクログ
経営コンサルタントの著者がAIが台頭する社会で数字を使って具体的に伝える技術について書いた一冊。
なんとなくは理解できているけれども深くは知らない相手に動いてもらうための数字の使い方を本書で学ぶことができました。
@変換で大きな数字を身近に感じて戦略を練ることや335ファネルで成功率をより具体的に捉えたり、偏差値で現在地を捉えたりと漠然としているものを本書で学んだ概念はより正確に数字として捉え、次に活かせると感じました。
また、メルカリやZOZOがどのような根拠で戦略を立てているのかやググール・アナリティクスを使ったセッションやコンバージョンの見方などネットビジネスでの数字を使った戦略の立て -
Posted by ブクログ
外資系の会社に勤務している関係で英語で資料を作る機会が多いのですが、いくら英語の文章で書いても、決めてとなるのは「数字」だなと痛感しています。しっかりとした裏付けのある数字は、質問されても自信をもって回答できます。
そんな経験を積んできた私にとって、この本のタイトル「数字で話せ」は共感の持てるものでした。コンサルタントである斎藤氏が現場で、経営者を納得させて動かせたのは、数字の力によるものが大きかったのだと思います。
私より若い方だと推察されますが、新世代「令和」を担っていく若い人たちは、数字の力を理解して活用して、新しい時代を切り開いていってほしいものですね。
以下は気になったポイント -
Posted by ブクログ
「仕事に役立つ」というより、「営業に役立つ」
「統計学」というより、「確率論」的な考え方
といった感じです。
いずれにしてもデータ思考で考えよう!というメッセージを伝えたい本だと思います。
まず、ベースは正規分布、標準偏差、偏差値を数学論ではなく、現実論ベースで解説してくれます。
偏差値が高いとは具体的にどういうことか。
そして、それベースに営業の標準確率モデルを裏付けしています。
統計と言うところでは、重回帰分析、相関からマーケティング応用を解説しています。
とりわけ、相関係数は二つのベクトルのコサイン値っていうのがわかりやすい!
2つのベクトルの角度が60度なら、相関係数が0.5
ベク -
Posted by ブクログ
献本にて頂く。
ビジネススキルの教科書。取り扱われているテーマは、以下の通り。
・ロジカル思考ツール
・計算力
・戦略とマーケティング 基本編
・戦略とマーケティング アドバンス編
・財務諸表を理解する PL編
・財務諸表を理解する BS編
・財務諸表を理解する キャッシュフロー計算書編
・ファイナンスの基本
・マクロ経済の見方
・コミュニケーション
・リスク
「教科書」とあるが、ベーシックな知識はある程度必要かもしれない。財務諸表などは、実際の企業の数字を引きながら、著者が解説してくれている。ある程度場数を踏んだ、ビジネスパーソンの実践向けな教科書、といった位置づけ。