小林哲夫のレビュー一覧

  • 日本の「学歴」 偏差値では見えない大学の姿

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    薬剤師についての記載がない。

    リケジヨの大きな一画を成している薬女について記載がないなんて・・・。

    以前東洋経済だったか週刊ダイヤモンドだったか
    薬剤師養成大学NO.1は、京都薬科大学としていた。

    関西では国立大学の京都大学、大阪大学に薬学部がある。
    このクラスは創薬の研究者を育成する。

    その程度のことは記載してほしいな。

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    2024年02月02日
  • 学校制服とは何か その歴史と思想

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    ネタバレ

    学校制服のデザインを変えずとも、撥水や防臭効果を施すケースもあり、こちらのほうが制服の変更を進めやすい。
    制服自由化も制服着用も一枚岩ではなく、様々な理由からとん挫するケースがある。
    また、制服自由化を行っていても、学力が落ちると帰属意識や一体感による復活をもくろみ、制服が復活する事例も。
    特に、生徒においては3年間で入れ替わるため、次の学年へ引継ぎがうまく行われないと、改革が自然消滅するケースが多数。
    詰襟やセーラーは性差をはっきりさせてしまうため、抵抗が生まれやすくブレザー化の流れとなっている。
    上から下まで整った服装というものは、学校がしっかり指導を行っているという地域への説明となりうる

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    2023年08月22日
  • 特色・進路・強みから見つけよう! 大学マップ

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    ちょうど子どもが大学受験ということもあり、おもしろそうなので本屋で見つけて買ってみた。知りたいちょっとしたカテゴリーごとに大学別のデータが載っており、すぐ読めるしなかなかおもしろかった。しかし、それ以上でもそれ以下でもないというのが正直なところ。それでも、これだけのデータを集めてまとめたということは価値あることだろう。

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    2023年07月17日
  • 早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線

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    書店で目に止まり読んでみた。

    周りでも受ける人達の多かった早慶MARCHが今どうなっているのか、特にジェンダーに関する話題がボリュームとして多く印象に残った。各大学でのカラーの違いも垣間見ることができ興味深い。

    著者が大学ランキングの編集者であるからなのかもしれないが、取り組みを何でもかんでも取り敢えず称賛しているところが見られ、少々気になった。

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    2023年05月20日
  • 学校制服とは何か その歴史と思想

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    学校制服。
    もはや、郷愁しかないし、特に思い入れもない(中高そのものに)。
    とはえ中学受験をした際に、憧れた制服や、可愛いと評判だった学校はあった。
    私自身が在籍したのは地味な制服の学校であった。
    本書中で語られる制服のない学校が本命だった。
    当時こう思ったものだ。
    「頭が悪い奴は自己管理できないからこんなダサい制服に押し込められるんだな」、と。

    制服には良い面も悪い面もある。
    子供は楽だし、学校は子供達を守りやすい(それを「管理」と評することもできよう)。
    しかし、近年になって性別に違和感を感じる子供たちの苦悩や、学校の教育方針、経営状況などさまざまな面から制服が変わってきた。
    本書では、

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    2021年02月21日
  • 早慶MARCH 大学ブランド大激変

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    ‹内容紹介より›
    早慶MARCHはなぜ少子化・不況下でも人気があるのか?
    「大学全入時代」と言われて久しい。しかし、早稲田・慶應・明治・青学・立教・中央・法政ー早慶MARCHの志願者はむしろ増加している。
    その理由とは何か?
    受験生の親世代とは劇的に変わった、これらの大学の現状を、ち密な取材と豊富なデータを交えて完全分析!

    ーーーー
    たしかに、7大学の特色について、さまざまな側面からデータをもとに記述されています。
    ただ、どうしても「早稲田は〇〇が強く、出身者は△△で、官公庁へ就職するのは××学部の★%……」というような記述が続くので、読みにくい部分もありました。
    具体的に記述されていた教授

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    2017年10月19日
  • 早慶MARCH 大学ブランド大激変

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    さまざまなデータからよく調べられている。
    けれども、結局どの大学もそんなに大差はない(もちろん早慶とMARCHの間には大きな差があるが)ように感じられた。私たちが今持っている大学のイメージは、あくまで「イメージ」なのだろう。
    結局、どの大学に行っても、自分で学んでいくことが大切なんだろうなと解釈した。

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    2016年12月10日
  • 早慶MARCH 大学ブランド大激変

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    <目次>
    プロローグ なぜ、早慶MARCHか。
    第1章   早慶MARCHの最新情報
    第2章   早慶MARCHの教育、研究、施設を検証する
    第3章   早慶MARCHの学生の生態学
    第4章   早慶MARCHの教員の群像
    第5章   早慶MARCHの卒業後の進路
    第6章   早慶MARCHの出身者の活躍を知る
    エピローグ 早慶MARCHのすごさを体感しよう

    <内容>
    高校の進路担当者からすると、「うまくまとまっているな」のレベル(一般の方は「おお~!」なるかもしれない)。ただ、どの章も食い足りない。週刊誌の記事をやや濃縮した感じは否めない。そして、早慶MARCHの賛美に終わっている感も…。

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    2016年07月26日
  • 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

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    1960年代後半に起きた学生紛争に派生した高校紛争を多くの資料と証言から解き明かす。今では学校現場にその見る影もないが、高校生の主体性の欠如という状況を見るたび、学生紛争の時代の高校生の姿に興味がわいた。
    キャリア教育の課題として、主体的に進路を見つめ、選択させるといったことが挙げられるが、その手段として、学生運動に従事した高校生とそれに対峙した教員たちの姿というのが参考になるのではないかと思われる。
    さらに詳しい記録が待ち遠しい。

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    2014年01月12日
  • 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

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    親世代が彼らの後輩だった世代なので、当時の空気を吸っている訳でもなく、どこか不思議な時代だったように思われるのみである。
    本書を読む限り、高校紛争はやはり大学での紛争のミニチュア版であったようだ。昨今の高校の状況ならばいざ知らず、当時の高校の様子、さらに紛争が話題にのぼる前の様子を知らないので、なんとも言えないが。

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    2013年06月16日
  • 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

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    高校生の学生運動について書かれた本。

    村上龍や三田誠広は直撃世代で、「69」や「高校時代」はそのときの思い出をもとにした作品。

    ただ暴れたいだけの高校生もいれば、受験教育に疑問を持ち人間として成長できる授業をしてほしいと要求する高校生もいるし、過激派にとりこまれている高校生もいる。

    学校側の対処も様々で、問答無用で退学や警察の介入をする学校がある一方で、生徒の政治活動を自主性の尊重として認める学校もある。学校側が教育の仕方を自省する機会になったこともある。

    このとき運動に参加していた高校生が大人になってマルクス主義経済学の学者になっていたりして、むしろまだ卒業していなかったのかと驚く。

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    2013年05月22日
  • ニッポンの大学

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    大学の様々なランク付けと、その意味について データだけで判断できるのか??大学を選ぶのに偏差値だけで良いのか。退学率、満足度、就職率ウソなど、様々な角度から大学選択の方法を示す。

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    2014年12月18日
  • 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

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    赤松英一氏のお勧めで読んで見た。

    1969年頃の都内の高校生活動家と紛争高校の発端から終息迄を纏めた書物。大手前高校も掲載されている。それなりに当時の高校の状況や活動家のことがわかる。しかし、当然ではあるが当時のコアは全共闘運動と新左翼諸セクトの動向であり、高校紛争はそのミニチュア版にしか過ぎない為、隔靴掻痒の感有り。記録としてもソコソコである。

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    2013年04月11日
  • 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

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    大学紛争の激しかった69-70年に、高校でも紛争があった。首都圏や大都市の高校に多かったが、北海道から当時占領下にあった沖縄まで、ほぼ全国的に紛争はあった。日本の大学入学事情に詳しい著者が、全国の高校百年史などを丹念にあたり、まとめた。
    大学紛争についての本は多いが、高校紛争についてまとめて書かれた本は少ないのでは。

    自分の出た都立高校でも、高校紛争があったという話は、当時を知っている教師から聞いたことはあったが、この本の中に自分の出身校の名を見つけた時、その教師の事を思い出した。当時の高校生が、勝ち取った制服の自由化などは、昨今の制服ブームでなくなりつつある。制服が無いことが魅力の一つと感

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    2012年05月08日
  • 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

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    自分が行った高校は「私服」だった。

    そういう高校に行きたかったわけであるが、私服の高校はリベラルで頭がちょっといいみたいな雰囲気があった。

    制服から私服へ変わったのは母校でも60年代後半の学園紛争だった。

    全校集会があり卒業式粉砕闘争がありバリケード封鎖があったようである。

    この本を読むと紛争がある高校はイコール、エリート校という図式が完全にあったことがわかる。

    そういった社会状況を感じ取れると言う意味ではこの本はおもしろい。

    高校紛争の核心を知るには意味が無い。というよりは高校紛争自体はあまり意味のある運動でもなければ後世に影響も与えていない。

    あまりに純粋であまりに抽象的であ

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    2012年05月05日
  • 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

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    高校2年の時、卒業式の係りで一番らくなのが「警備係」だった。何を警備するかって?卒業式粉砕に決起した生徒の妨害から。高校生闘争など跡形もない76年のことでした。

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    2012年04月24日
  • ニッポンの大学

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    ネタバレ

    大学人なら感覚として大体つかんでいる内容ではあるものの、それが書籍としてわかりやすくまとめられていることに、一読の価値大いにありと思った。特に私も常々思うのが「金儲けの理屈がまさるところに、教育の理念があるはずはない。」ということだ。

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    2011年02月08日
  • ニッポンの大学

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    [ 内容 ]
    激変する大学の流れが一目瞭然。

    [ 目次 ]
    日本の大学は世界で何番目か
    入試倍率と偏差値の虚像
    「最近の学生は」…を読み解く
    女子大生という名の商品
    就職は難しい
    資格・採用試験にチャレンジ
    まわりからの評価が気になる
    大学教員、職場の群像
    世界をめざす研究者
    タレント教員の功罪
    社会貢献か、目立ちたがり屋か
    教育、研究資金を獲得する
    社会に役立つ人材を送り出しているか
    スポーツ選手が大学の名をあげる
    大学の新しい展開

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆

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    2010年11月24日
  • ニッポンの大学

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    初の帰省の電車で読んだ。
    結局著者が言いたかったのは最後だけなんじゃないかなー。

    大学比較なんかの界隈でよく見る光景だけれども、なんとういうか、自分の所属する以外の組織の質を大した根拠無しに批判する人を見るたびになぜそこまで言い切れるのかと言いたくなる。
    客観的で普遍的な指標が与えられているなら分からなくもないんだが、自分が所属するなりしない限り、いったいどれだけのことがわかるんだかね、その辺の議論は。というか不毛な議論。

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    2009年10月16日
  • ニッポンの大学

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    大学の現状について、進学者、親、大学運営者、いろんな視点から記載されてました。悲観的な論調ですが、共感するところも多く、書籍としては面白く読めました。この状況を踏まえて、今後の未来をどう考えるか、ある意味悩ましいです。。。

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    2010年08月22日