ねこ田米蔵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
信号機シリーズ第六弾。
攻め:佐光正廣
受け:高間一栄
3浪して専門学校に入学した佐光は周囲と自分とのレベルの差にクサっていたが、何かと話しかけてくる売店の店員・高間と出会い…。
高間は表面からは想像出来ないくらい凄惨な過去があるらしい…。
もはや、信号機シリーズというより専門学校シリーズと言った方がいいのか?的な。
攻めも受けも、相変わらず過去が凄い。トラウマもここまでくれば凄いけど、他の崎谷先生・トラウマ作品ほどは重苦しくないかな。
高間が面倒見が良くて、途中からお母さんみたいだった。
ネタバレだけど、受けの陰部周辺に彫られた刺青の柄がリナリアという花だったというのがね、淫靡だった。の、割りにはエロさは崎谷先生比としては少なかった気がする。
余談だけれど音声化するなら、キャストは
中井和哉×平川大輔さんで聴きたい。 -
Posted by ブクログ
人が生きていく上で良くも悪くも大きく影響するのは人と人との繋がり。どのお話もそれが伝わってくるこのシリーズが大好き。今回も良かった。混沌の中に停滞する自分を打破するのは自分自身でしかないけど、差し伸べられる手に気づき、その手を取ることで道を照らす光をみつけられたりもする。それは佐光だけでなく一栄にとっても同じ。それを拒絶してしまった結果が廉なのかも。終盤、毎日準備をしていたという一栄の心情と、記憶も過去も含めた一栄の全てに対する佐光の独占欲にぐっと来た。佐光も一栄も好みなのでお話にもキャラにも満足!
「盗んだバイクで走り出す」歌も、「触るものみな傷つける」歌もリアルタイムで聴いてました(ぎゃー!年がバレる!) -
Posted by ブクログ
「リナリア」が分かりませんでしたら、花の名前。姫金魚草。花言葉は「この恋に気付いて」
崎谷さんのお話は色々と素敵な言葉が散りばめられていて面白い。
専門学校に通う佐光正廣は三度芸大受験に失敗し、レベルの合わない専門学校の授業に辟易していた。
人目を惹く強面の容姿と傲慢な態度で近寄りがたいオーラを放つ正廣はここにいること事態が他の受験生から後れを取っている事に焦りを感じていた。この学校で学ぶ新しい事は何もないからだ。
三度の受験失敗で父親から予備校に通う事を禁じられ苛立つ彼は授業を終わらせタバコを吸っていた。
そこは喫煙場所ではないと注意をしたのが売店の店員、一栄だ。
柔らかい雰囲気の彼には違う顔があり、それでも親身になってくれる一栄に次第に心惹かれていく正廣。
一栄には辛い過去があり、とがっている正廣に手を差し伸べてしまうのもその失った彼と重ねる事があったのかもしれません。
正廣の家庭も問題を抱えていて、養子の長男と揉めています。
話が進むにつれ三度の受験失敗には他者からの悪意があった事が分かって。。。
事件解決にムラジ君が活躍したり、コントラストのメンバーが出てきて楽しく読めました☆
このお話は震災後に発売予定だったものを、ああいう時には逆に甘いお話をと「ミントのクチビル」に変えたそうです。
私も地震直後の暗い時期より、今読めた事ですんなり受け止められたな、と思いました。
内容が深くシリアスな面もありじっくり腰をすえて読む作品でした☆ -
Posted by ブクログ
「姫」とあだ名が付くくらい乙女な思考の桜哉が、すてきでちょっとエロな王子様と恋に落ちる話です。信号機シリーズ、今回は「ヒマワリのコトバ」でちょろっと登場していた邦海が魅力的な攻様となって登場!彼はキスがミント味という刺激的な人。
そもそもは、桜哉がずっと憧れていた徳井(ヒマワリで『コントラスト』で酔いつぶれて邦海が面倒見てた男)にひどい扱いを受けたのを邦海が庇ってくれたのが始まりです。邦海と徳井は両方ともにイケメン設定になっていますが、性格も態度もまったく対照的。なので邦海の魅力がさらに際立ちます。そして桜哉はどこでどうなったのか、元カレの恋人だったらしいその邦海とお試し期間込みで付き合うことになってしまうのですが。
夢見ていた初めての恋愛が実現した途端、桜哉は甘いだけじゃない、苦くて辛い現実を味わってしまいます。もう、読んでてリアルなダメ男の象徴みたいな徳井にうんざり。桜哉は初心で見抜けなかったのがかわいそう。でも、徳井と付き合っていたという邦海は、正反対の爽やかでやさしくて仕事もデキル三拍子そろったステキな男です。
そんな邦海に、桜哉はまた恋してしまうのですが、いくら恋に恋する彼でも、一度痛い目に遭っているので口説かれてもすんなりとはいきません。あれこれ勘ぐったり深読みしたり、果ては攻の気持ちを勘違いしたり。
そんな桜哉の荒波に翻弄される笹船みたいな気持ちに、こっちもやきもきさせられたり、失笑したり。桜哉の思考回路がとにかくかわいくて面白いので、あっという間に読みきってしまいました。一番面白かったのは、徳井をはさんでの三角関係らしかったということで、桜哉が「自分は受、徳井は攻、ということは邦海はやっぱり受?」と真剣に悩みまくるところですかね。
果ては本当に邦海と恋人同士となるには、自分が彼を攻めなければとまで思いつめてたあたり、かわいくて最高でした。
まぁ、そんなことにはなるはずもなく、めでたく二人は恋人同士になりますが、やはりそこは崎谷センセ。いかに軽く甘めのストーリーであるとしても、Hシーンはしっかりはっきり濃厚エロでした。また、この邦海という男が、そこはかとなくやらしい。やられます。初心者相手にじっくりゆっくり、自分色に染め上げ調教するテクニックに脱帽。指導という建て前の、言葉責めですね。素直な桜哉を淫乱に育て上げようとしていて、やさしくてマメだけど大変キケンな男です。
SSはヒマワリcpの後日談。お気に入りのcpなのでうれしいです。伊勢のメロメロぶりや、相変わらず男前な昭生の様子に一安心。てか、大のオトナのラブラブなイチャコラにあてられる。 -
Posted by ブクログ
信号機シリーズの3cpまとめて3つの番外編。いっぺんに読めておいしいですが、前作読んでいた方が楽しめる内容です。
「ハーモニクス」はアオゾラcpが同居にまで漕ぎつけたはいいけど、卒制に没頭して相手もしてくれない史鶴にちょっと拗ねてしまったオッキーが年下ぽくてかわいい話。しかも、史鶴は相変わらず冲村に自分の本心を見せるのがヘタクソなので、冲村はあまえたなのにかなり我慢してがんばっているのがまたかわいい。市川との関係を誤解されたのはかわいそうでしたが、雨降って地固まる流れで一安心です。最終的に仲間に肩を押されてとても積極的に心も体も開いた史鶴はやっぱり根は素直なかわいい受だな~と再認識。「どうでもいいとか思ってない」と拙いながらも勇気を出して本音で迫ってたのもよかったです。二人の仲直りHはきゃーって言いたいほど恥ずかしくエロかった。
「シュガーコート」はオレンジcpの年の差ならではの甘やかしストーリー。かわいいけど勝気なところもある朗の魅力がものすごく発揮されていて、栢野先生よりキャラが立っています。先生の元カレの病んでる男が二人の仲をひっかきまわしますが、やっぱり仲間の力もあってぐだぐだありながらも落ち着きます。ムラジが大活躍。アオゾラcpもオレンジcpもムラジの助言がなかったら、もっとめんどくさいことになってたような。栢野の元カレの件では、弁護士の伊勢も絡んでくるので、3つの話のリンク性とか構成は読んでいて面白いです。
その伊勢と昭生のヒマワリcpがとってもスイートでラブラブな「バズワード」。特にめちゃくちゃベタ甘なHシーンがよかった…ていうか、そこしか印象に残らなかったくらい。ツンな昭生が、何気にデレてて従順。かわいげが出てきた昭生に伊勢がものすごく濃厚なイジワルHをしかけます。
どの攻もかなーりイジワルHで受をメロメロにしてるのが見どころ。栢野もかわいがりながらも思いどおりに朗を扱ってるし、冲村はすごく上手に史鶴の隠れたエロさを引き出しちゃってるし、どの濡れ場も甲乙つけがたく充分に萌えました。 -
Posted by ブクログ
信号機シリーズ1作目。専門学校に通うアニメ科の史鶴と、ファッション科の冲村が主人公で、等身大で身近に感じられる話です。
ただ、専門学校だけに専門的なワードが続出するので、面白いか面白くないかがずい分興味の違いで分かれる内容だと思いました。ものすごく踏み込んだ専門知識に、腐まみれの心が瞬間知的硬派に変質するかと思った。
史鶴が単なるオタクではないことはもちろん、崎谷センセもかなりこだわりがあって、描写に絶対妥協はしたくないんだな、ってことはよーく分かりました。
見た目もオタクっぽい史鶴は、アニメ科と反目するファッション科の冲村たちからバカにされたりしていて、互いの第一印象はサイアクです。でも、ある事件がきっかけで交流するようになってから、史鶴はド派手な外見よりも意外に真面目な冲村に好意を持つようになっていきます。
冲村も積極的に距離を縮めようとしてきますが、史鶴の過去の不幸な恋愛経験が、冲村との関係を進めることを躊躇させてしまいます。
史鶴は自分のことを初心で未経験だと思い込んでいる冲村に、本当のことを言う勇気がありません。嫌われたくない気持ちが切ないです。そのくせ、気丈に見せているところが素直じゃない。
冲村がとてもマトモでいい奴でほっとしました。かわいいところもあるし。そして、とても史鶴を大事にしているのが伝わってきて、読んでいて一番そこが気持ちよかった。
外見だけだと、ちぐはぐで上手くいきそうにもなかった二人が、結局すごくぴったりなcpになったのが読んでいて清々しかった。冲村すごく自然体で史鶴の気持ちを分かろうとしていたし、史鶴もドロドロの恋愛観を打ち砕いて前向きに考えることができるようになってほっとしました。
Hシーンは、一連の崎谷作品から見たらかわいいレベルですが、やっぱり上手い。とっても甘い絡みです。ラブラブな二人の会話に萌える。
あと、個人的にはギャップ萌えがかなりありました。冲村が派手な印象なのにお母さんにお泊りのメールしてるのは、意外だけどかわいくてアリだなと思ったし、オタクな史鶴がHは悪い男にエロエロに開発されてるってのはサプライズで萌える。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。