今泉吉晴のレビュー一覧

  • ウォールデン 森の生活 下

    Posted by ブクログ

    名著です。何か、『隠遁生活のススメ』みたいな捉え方をされている向きもありますが、ソロー自身が

    『僕が森に行ったのは、思慮深く生き、人生で最も大事なことだけに向き合い、人生が僕に教えようとするものを僕が学びとれるかどうか、また死に臨んだときに、自分が本当に生きたと言えるのかどうかを、確かめるためだった。』

    と、本書で述べており、決して厭世思想ではありません。積極的に生きるための哲学として読まれることをおすすめします。

    0
    2020年09月13日
  • ウォールデン 森の生活 上

    Posted by ブクログ

    名著です。何か、『隠遁生活のススメ』みたいな捉え方をされている向きもありますが、ソロー自身が

    『僕が森に行ったのは、思慮深く生き、人生で最も大事なことだけに向き合い、人生が僕に教えようとするものを僕が学びとれるかどうか、また死に臨んだときに、自分が本当に生きたと言えるのかどうかを、確かめるためだった。』

    と、本書で述べており、決して厭世思想ではありません。積極的に生きるための哲学として読まれることをおすすめします。

    0
    2020年09月13日
  • ウォールデン 森の生活 上

    Posted by ブクログ

    宇野重規推薦
    大自然の中で暮らし、思考を鍛える。
    黒人奴隷制度、帝国主義に反発し、納税を拒否。
    静けさ。

    小学館文庫が読みやすい。

    文明を批判し、豊かな自然で暮らし、人生について考えた本。
    “考える以外に何もしない時間を、生活の中に必ずもとう。”
    自然の美しさと静寂を背景に描かれた、思考の記録。

    0
    2018年11月05日
  • シートン・・・旅するナチュラリスト・・・ 第3章「サンドヒル・スタッグ」

    Posted by ブクログ

    第3巻は22歳のシートン。サンドヒル・スタッグと呼ばれる雄ジカを追う。クリー族の戦士、チャスカとの交友も印象的。

    0
    2018年05月28日
  • ウォールデン 森の生活 上

    Posted by ブクログ

    一度読むべき一冊!!!
    ともいえる名著だと思いました。
    仕事はしなければ生活ができないと思い込んでいた
    本当に必要なもの以上のことを求め、生きていくことに必死だった
    目から鱗の一冊
    生きるために必要最小限のことだけで生きていけば
    世界から争いごとはなくなるのではないのかと思う

    恐れを抱かせる神への信仰
    特に信仰している神はないが、聖書(小説)を読んだときの違和感に合致した。

    0
    2017年01月18日
  • ウォールデン 森の生活 上

    Posted by ブクログ

    ヘンリー・デービッド・ソローの不朽の名著。
    労働の意義を否定し、自然中心の生活に徹した彼は、経済至上主義、物質至上主義の社会の闇を予測していたように思える。アンチ資本主義、アンチブラック企業な人にもオススメ。珠玉の金言の数々。

    0
    2016年12月12日
  • ウォールデン 森の生活 下

    Posted by ブクログ

    ヘンリー・デービッド・ソローの不朽の名著。
    労働の意義を否定し、自然中心の生活に徹した彼は、経済至上主義、物質至上主義の社会の闇を予測していたように思える。アンチ資本主義、アンチブラック企業な人にもオススメ。珠玉の金言の数々。

    0
    2016年12月12日
  • シートン・・・旅するナチュラリスト・・・ 第1章「狼王ロボ」

    購入済み

    ロボォ~~ッ!!

    谷口ジロー先生の筆力が余すところなく生かされた素晴らしい漫画です。
    シートン動物記は子供の頃に児童書を読みました。当時は人間の身勝手さとロボを追い詰めたシートンを恨みました。子供の浅はかさで人間に負けてしまうロボの限界にも失望しました。
    以来、シートン動物記を避けていたのですが谷口先生の漫画なので強く興味を惹かれて手に取りました。
    この作品はロボの凄さやシートンが抱える矛盾などが素晴らしい筆致で描写されています。4巻全てがとても面白くて素晴らしいです。名作家ならではの臨場感と共感が味わえました。鹿の話も面白かったなあ。
    名作ですね!

    0
    2016年09月30日
  • シートン・・・旅するナチュラリスト・・・ 第1章「狼王ロボ」

    Posted by ブクログ

    狼王ロボの漫画版。狼の表現が凄い。あと谷口さんの動物ものなので泣けました(ロボの話だからって言うのもあるけど)。この本で初めてシートンは画家もやっていたと知りました。シートンは凄い人なんですね。

    0
    2009年10月04日
  • ウォールデン 森の生活 上

    Posted by ブクログ

    今読みたい、私たちはどう生きるか、の本。

    チョボスキー『ウォールフラワー』で出てきて、ずっと読みたいと思っていた本。なかなかすっと読み切れるものではなかったけど、興味深いことがたくさん書いてあった。ソローの実践した生活は、到底できないとあきらめてしまう都会の私だけど、心の持ち方として、この考えに出会えたのはよかった。

    森の中で独り、自然の声に耳を傾け、自分の生きる分だけの生産をおこない、読書と思索にふける。産業化が進み始めたソローの時代からかなり世界は進んでしまったけど、持続可能社会やSDGsが言われる今だからこそ、これからの私たちの生活を考えるために、読むべき本なのでは。

    0
    2019年01月22日
  • シートン・・・旅するナチュラリスト・・・ 第4章「タラク山の熊王」

    Posted by ブクログ

    1巻の狼ロボと4巻の熊王モナーク編が特に面白いですね。
    人間対動物を描くことで、人の業を描いています。

    0
    2009年10月04日
  • シートン・・・旅するナチュラリスト・・・ 第3章「サンドヒル・スタッグ」

    Posted by ブクログ

    谷口ジローの面白さがわかってきた昨今ですが、さらに学級推薦本なんかも面白いと思えるってトシになったってことなんですかね?シートン動物記ですよだってw。
    実際、狼王ロボの話はさほどではない(それでも罠を作るときの細心の注意っぷりは面白い、、)のですが、山猫の話と、ヤングシートンがときにインディアンと一緒にハンターとして鹿を追う話は非常に面白かった。すばらしいです。

    0
    2009年10月04日
  • ウォールデン 森の生活 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    下巻は上巻より面白かったかも。特に冬にかけてウォールデン池が凍っていき、春にかけて溶けていく過程、氷の構造や強度、透明度や自然現象に伴う変化をつぶさに観察している部分は素晴らしかった。出来たての透明度の高い氷に腹ばいになり、池の底をじっと眺めていられるというのはなんともうらやましい体験だ。他の池の氷との違いも仔細に記し、ソローの学者気質な正確無比の観察記録には舌を巻く。
    ただ、上巻で二年の森の生活を経て小屋を離れた理由が下巻にはっきり書いてあるとほのめかされていたように思うのだが、それらしい部分が見当たらなかったのが残念だった(読み落とした?)。あんなに生き生きと森の生活を楽しんでいるのに、ど

    0
    2023年03月30日
  • ウォールデン 森の生活 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近森の隠遁生活系の本をたくさん楽しんだので(前から好きなメイ・サートンもその筋か)、その元祖とでもいうべき本としてよく引かれている「森の生活」も読んでみることにした。しかし、良くも悪くもパイオニアの本であり時代の違いもあって、私が好んで読んできたような隠遁生活とはちょっと違うなと感じた。暮らしというよりは、ソローの思想を記録したものだ。

    ソローが森で生活するのは本人が個人的に必要としているためではなく(その住処は実は大して村から離れてもいないが)、人間は本来そうすべきだからそうするのだ、という論調である。
    「私が森で暮らしてみようと心に決めたのは、人の生活を作るもとの事実と真正面から向かい

    0
    2023年03月28日
  • ウォールデン 森の生活 上

    Posted by ブクログ

    なかなか一気に読める本ではないので、少しずつ、今日はソローの森の家に寄ろうかなという感覚で読んだ。

    自然の描写が多いので、イラストを見ながら想像した。ソローの考えから学ぶことは多いが、まだ私は全部理解できていない。

    0
    2020年04月16日