あらすじ
19世紀末、一人の若きナチュラリストがアメリカの広大な荒野に君臨した誇り高き狼王“ロボ”と対峙する。これは優れた画家であり「動物記」の作家であるシートンのナチュラリストとしての成長を描いた物語である。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
ロボォ~~ッ!!
谷口ジロー先生の筆力が余すところなく生かされた素晴らしい漫画です。
シートン動物記は子供の頃に児童書を読みました。当時は人間の身勝手さとロボを追い詰めたシートンを恨みました。子供の浅はかさで人間に負けてしまうロボの限界にも失望しました。
以来、シートン動物記を避けていたのですが谷口先生の漫画なので強く興味を惹かれて手に取りました。
この作品はロボの凄さやシートンが抱える矛盾などが素晴らしい筆致で描写されています。4巻全てがとても面白くて素晴らしいです。名作家ならではの臨場感と共感が味わえました。鹿の話も面白かったなあ。
名作ですね!