大沢やよいのレビュー一覧
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ケガ
中学時代の吹奏楽部で人間関係のトラウマを抱えてしまったトロンボーン吹きの女の子と彼女をインストのバンドに誘った高校の先輩がお互いを理解しつつ近づいていくお話の第四話。
祭りの音楽ステージまで1週間を切ったある日、いつものようにメンバーで集まって練習を続けるが響生の音がいつもと違うことに湊は気づく。
他のメンバーは気づいていないし響生自身も何事もなかったかのように振る舞っているため思い過ごしかと思ったが、湊は今日の合奏はやめておくべきだと言う。
それに対して響生も特段反対しなかったためそのまま解散。
帰ろうとする響生に対して湊はもしかしてケガをしていないかと聞く。
それに対して響生も実は最近ケガ右手が痛いことを白状する。
無理しないほうがいい、ドラムなしでいく方法を考えましょうと提案しても意固地になってしまう。
なぜ無理してまで部活にこだわるのか聞くと、響生は自らの家庭環境について話し始めた。
父親が地元の吹奏楽名門校のコーチをしている関係から響生自身も小さいころからピアノなどをやっていて中学から吹奏楽部で打楽器をやり始めて、でも父親は仕事にかかり切りで家におらずあまり褒められたこともない。
そんな状態の中、父親の学校を取材した番組を見る機会がありその中で家族の自分に見せない表情をする父を見て、娘である自分に興味がないことに気づいた。
楽しいだけでやっている音楽なんかどうでもいいという父親みたいになりたくないという思いが原動力だと響生は言う。
その気持ちを受け取った上で湊は彼女にこれからのことも考えて手を大切にするべきだという。
そして響生は自分の手のことについて他のメンバーに告げる事を決断したのだった。
今までは主人公である湊の過去についてがメインだったけど、今回は響生の事がよく分かった。
明るい彼女が心の中にどういう事を抱えているのか分かったことでより物語に深みが出た。
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安定
連載はもちろん、読み切りは大沢やよい先生など安定の面白さ。もうひとつの読み切りもダークストーリーとして違った切り口で面白かった。なお、全体的に大人向けなシーンが多かった印象。
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初めての家出
吹奏楽部での人間関係のいざこざでトラウマを抱えた女の子が高校でドラムをやる先輩に誘われてバンドを始めるGLの第三話。
祭の音楽ステージまで半月を切ったある日、練習時間が足りないと嘆く部員たちは放課後以外もやった方がいいと結論を出す。
結果夜9時以降に家を抜け出して予約したスタジオで練習することにしたのだった。
しかし湊にとって親に内緒で夜に家を出る事、しかも誰かと一緒にというのが初めてなのでドキドキしている。
しかし音楽室とは違った本格的なスタジオでメンバーの音を聞いた湊はメンバーと一緒にテンションが上がってくるのを感じていた。
そして練習後はファミレスに行くことに。
学校の人と初めてファミレスに行くので落ち着かない。
そこからメッセージのグループを作ろうという話になるが湊がアプリを入れていないという話になるとアプリを入れてもらったりそこから話が盛り上がった。
帰り際に警官に目を付けられそうになったが走って逃げる事で撒くことができた。
その中で響生と二人きりになった湊はドキドキを隠せないのであった。
友達とつるむという事をまったくしなかった湊にとって初めての連続でいろいろなドキドキが襲ってきて大変だったろうけどとても楽しそうだった。
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音楽ステージに向けて
猫背でぼっちなトロンボーン吹きの女の子が高校でドラムをやる先輩に誘われてバンドを始めたことによっておこるほのかなラブストーリーの第二話。
前話で響生とセッションして音の気持ち良さ以外の何かに気づいた湊はその場を逃げ出してしまう。
その後湊が学校に行こうとすると響生が家の前に来ていた。
気まずそうにする湊と反対に響生は前のことをまったく気にしていない様子で湊の母親と話が弾んだことなどを話していた。
そして響生は湊にだまっていたことがあった。
それは公園でやるお祭りの音楽ステージにバンドがエントリーをしていたことだった。
作った楽譜もトロンボーンの編成入りだということを言われると湊は断ることができなかった。
そして他のバンドメンバーも入れて練習を始める。
ベースの千華とフルートの咲子の演奏を聴いて彼女たちのレベルの高さについていくのが精いっぱいだったがなんとなくうまくいった湊。
しかしそこにサックスを吹く新メンバーの1年生エマが入ったことによって彼女のレベルの高さやコミュ力に自分は引き立て役だと思ってしまう湊。
逃げるように部活を後にしてしまい自己嫌悪に陥ってしまう。
そして音楽関係なく響生が自分を見てくれないことに不満を感じていると気づいてしまった…。
一歩前に出れない人間にとってエマのような実力があって性格にも華のある人が周りにいると自己嫌悪に陥ってしまいやすいよなぁと共感してしまった。
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二人の出会い
猫背で友達のいないトロンボーン吹きの女の子がドラムをやる先輩に出会いバンドに誘われ惹かれていくお話の第一話。
主人公の湊は小学生の頃からトロンボーンを市民バンドで吹いていたかいあって、中学の吹奏楽部で1年生ながらバンドメンバーに選出。
しかし選ばれなかった先輩が泣いていたこと、それに対して1年に対する風当たりが強くなってしまうかもという不安から選ばれた湊に対して空気読まないヤツというレッテルを同級生が貼ったことをきっかけに部内で孤立してしまう。
そういう経験から高校は吹奏楽部のない所を選び、人間関係の軋轢が少なそうなコンクールバンドに入ったが学校でバンドを組みドラムをやっている響生の目に入り、バンドに勧誘される。
トラウマから断るが響生との自由なセッションに楽しさを感じた。
しかしそれ以外にも湊の胸をドキドキさせる要素が響生にあったことを湊は感じてしまった…。
ぼっちでトラウマ持ちと明るい人という組み合わせが好きなのでこれから二人がどうなるのか楽しみ。
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正反対のふたり
中学生の時に吹奏楽部で人間関係のトラウマのある主人公が進学した高校でドラムをやる先輩にバンドに誘われるGLの第一巻。
主人公の浅野湊(あさのみなと)は猫背で人付き合いの苦手な高校1年生。
進学した高校でも友達ができず一人ベンチで昼食をとっていた時に楽器の音が校舎から聞こえてきた。
吹奏楽部のない学校のはずなのに…と思っていると湊を見つめる一人の女子生徒がいた。
彼女の視線に気おされて逃げるが放課後に再会。
彼女は2年の須川響生(すがわひびき)で、この学校でバンドに所属していてドラムを担当している。
その響生は楽器のケースを背負っていた湊を見かけたことがあって彼女を自分のバンドのメンバーに勧誘しに来たのだった。
しかし湊は断った。
なぜなら中学に入る前から市民バンドでトロンボーンを吹いていた彼女は中学1年で学校の吹奏楽部のコンクールメンバーに選出されそこから先輩や同級生から顰蹙を買い、その後目立たないように合奏時間以外はずっと一人で練習していたら音に自分の意思が見えないとけなされた。
そういうトラウマがあって吹奏楽部のない高校を選び、人間関係の軋轢の少ない市民バンドに所属する事を選んでいる。
だから響生の誘いを断ったが、それでも彼女は諦めない。
そしてそんな響生の誘いを受けて湊はバンドをやることに決めたがそのセッションで音楽的なこと以外で響生にときめいているのだった。
吹奏楽部に入るといい音を出し、良い結果を得ることと同時にきつい上下関係を乱してはいけないということを並行してこなさなきゃいけず、部がもっといい位置にいくために下級生がメンバーに選ばれると先輩からの当たりがきつくなりその二次被害を受けたくない同級生からも白い目で見られる。
そういう経験をしている湊にとって音楽は楽しい以上に苦しくてリスクのあるものなんだと思う。
それが響生との出会いによって少しずつ変わっていけたらいいなぁと思わずにはいられない。
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とどいと完結
たとえ届かぬ糸だとしても、堂々の完結。
しっかりタイトルからぶれない着地点なのが良かった。うたちゃんずっとしんどかったから最後にほんとうによかったね…! -
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奥が深い
今までの巻よりもボリューミー、かつ話の奥深さが際立った1作
前巻でも寄稿してた作者さんが今巻の話で前に出てたキャストが登場させることもあるから、君たちそうなったんだ?みたいなのも楽しめる -
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大満足
レズ風俗というひとつの題材なのにこうもさまざまな形の物語がみれるとは思わなかった
アンソロでページ数が限られてる割にどの話にも入り込めた
とくに岩見先生の話が好き、リアルで会い続けて欲しいと思ってしまった -
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色々な作品が読めます
色々な作者様の創作百合が読めます。
百合作品をあまりみたことがないけど気になっている、という人の入門にも良いと思います。
豪華な顔ぶれの作者様たちばかりなので、刺さる作品がひとつは見つかると思います。 -
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最初から最後まで面白い
冒頭から引き込まれます。
主人公が魅力的なのはもちろんのこと、周りの全キャラクターも可愛くてかっこよくて、もっとスピンオフなどが続いて欲しいと思うくらい良かったです。
作者さんの漫画は好きで販売されたらチェックして結構読んでいるのてすが、この作品はなぜか見落としており、もっと早くに出会いたかったです!この話も本当に素敵でした!!! -
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1巻目の良作を超える良作
作者さんの描かれるキャラはすべて可愛いのですが、それ以上に精神面の描写も綺麗で、感情移入します。
知ってるよという方も、見たことないという方も一度読んでみて欲しいです。
そして何より、今回1巻目よりもさらに展開が進み、想像してた百合度を超えてました。控えめに言って最高でした。
これからどうなるのか、今から3巻目の発売が待ち遠しいです。
これから、1巻目を読み直して2巻目まで、続けて読もうと思います。 -
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百合好きのための
百合専門誌なので、最初から最後まで"百合"!
百合好きにはたまらない一冊になっているので、読んでみて下さい♪
百合が気になっている人も ソフトな百合もあるのでご安心を。