後正武のレビュー一覧

  • 経営参謀が明かす 論理思考と発想の技術

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    古い本なのだが、非常にわかりやすく、考えさせてくれる書。方法論のみでなく、ロジックとは・・・を考えさせてくれる。ぜひ薦めたい本の一つ。

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    2009年10月04日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    戦略系コンサルタントとしてマッキンゼー・アンド・カンパニー等で活躍し、その後独立したやり手の著者が、経営に資する「分析の技術」について、その整理・体系化を試みたもの。
    戦略系コンサルタントが実践している「分析」の切り口や方法論、ノウハウについて知ることができ、勉強になった。特に、「大きさの程度」(オーダー・オブ・マグニチュード)の考え方、クリティカル・マスの考え方、MECEの考え方、マネジメント・インプリケーションを考えて分析の切り口を考えるということ、アップル・ツー・アップルの考え方、デルファイ法の考え方などは、これまでに聞いたことがあるものもあったが、改めて整理して認識することができ、参考

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    2024年11月03日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    働いてから読まんとよくわからん感じだった
    p.s.入社二年後に読んだ感想
    職務で普段自分が使わない分析も多く紹介されており、取り入れられるものは取り入れていこうと感じた。とはいいつつも、最も大事なものは分析の基本的な観念だと思う。それは、①ステップバックして、その論点の全体における位置づけを考える(本当に優先する事項か?等、論点思考)②何を言いたいかを先に考えて分析を始める(仮説思考)③簡単なMECEにまずは落とす、の3段階であると本書では語られている。表面的な手法よりもこの基本観念をまずは徹底したい。

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    2025年08月18日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    ネタバレ

    思考整理のために読書

    メモ
    ・分析の基本は大きさを考える、分けて考える、比較して考える、時系列を考える
    ・そのバリエーションとして、バラツキを考える、プロセスを考える、ツリーで考える、

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    2023年05月20日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    元マッキンゼーの後正武さんによる分析の技術。初版発行は1998年なので扱っている事例や図表はやや古いけれど、分析の手法自体は今でも古びていない。その意味で普遍性のある方法論を扱った著作と言えるだろう。
    何より印象的なのは、まえがきのウフィツィ美術館で出会った画学生の話。彼によればルネサンス絵画は絵を描く技術に満ちているという。絵の細部を分割して筆使いや色の重ね方などを捉えていくことでその絵の豊穣さが理解できる。それ以来、著者は絵の見方が変わったという。
    著者によれば経営者として必要になる分析の技法というのも同じであって、何となく事象を眺めるのではなく、方法論をもって分割して捉えることでより深く

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    2023年02月26日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    新卒に渡したい本。これが実務で当たり前のように使えるようになると、ロジカルシンキングは一旦卒業していいと思う。

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    2022年10月18日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    【選読理由】
    内定先からの課題図書の一冊。

    【感想】
    この本が1998年発行の本ということもあり、もしかすると一部分では、見当違いなことが書かれているかもしれないということを念頭において読んだ。結論からいうと、全ての内容が現在でも変わらず有用であると思われたので、この本に関しては発行年を気にする必要はないと感じている。特に昨今のビジネス書等に関しては、1つの分野について狭く深く記述されている書籍が多いように感じているが、この書籍は「分析」という抽象度の高い事柄に関して、リッチな図表とともに非常に具体度の高い内容で記述されているため、分析という事柄の全体感を掴むにはもってこいの一冊だと言える。

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    2021年12月19日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    本書では、問題を特定する際の考え方に関するポイントが書かれている。切り口としては、大きさ・分ける・比較・時系列のバリエーションがあり、さらに各ポイントのふるい分けのテクニックとしてバラツキ、プロセス、ツリー化がある。それらを技術として実践で意図的に使えると良い。

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    2021年09月02日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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     いまふうに言うと「分析のフレームワークを集めた一冊」となるのだろうか。ただ、単なるフレームワーク集ではなく、具体的なケースや、現場感が伝わってくる事例が豊富で、納得感が高い。

     1998年の初版と、少々古い本を引っ張り出して読んだのだが、いまだに絶版にはなっていないようで、紙の本も買えるようだ。

     昨今はデータがより重視されるようになってはきた。研究開発費や大学院卒が増えていることの分析に関しては、少々同意できない部分もあるが、基本をしっかり押さえておく上で読んで損しない良書。

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    2020年05月31日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    分析の目的は、効果的な経営判断をすること。そのために、現状を正確に把握する。そのために、分けて考える。


    分析の3つの原則
    ・MECEに分ける
    ・マネジメントインプリケーションを考えて分ける
    ・全体を把握して検討対象を正しく位置づける

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    2020年05月20日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    問題解決における「解読」→「創案」→「評価」→「選択」(別著「問題解決の全体観」より)の中の、「解読」について詳説した本。種々解析の具体的手法の列記ではなく、解析の全体像を捉え、提示している点で価値が高いと思う。

    前半は比較的リジッドな数字として扱えるものを対象に、
    ・全体(=大きさ)を考える
    ・分けて考える
    ・比較して考える(変化・時系列、バラツキ、過程・プロセス)
    といった考え方の基本を述べている(ツリーによる思考も一章使って概説)
    後半では、より不確定・あやふやなもの(特に人の行動については別立てで一章あり)について、どう判断していくべきかについて述べている。

    たまに引っかかる部分(

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    2020年03月18日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    「分析」は、ともすると「数値の集計」や「グラフ作成のこと」と勘違いしてしまう誤解も多い。

    しかし、分析は問題解決と意思決定のためにある。そして問題解決や意思決定に資する分析を行うため重要となるのが、分析の「切り口」を見出す力だ。

    本書は、元マッキンゼー&カンパニーのコンサルタントが「分析のハウツー」はもちろん、分析を行う上で必要となる「切り口」の重要性を解説している名著だ。

    本書の発刊は1998年に遡る。

    変化の激しい時代を経て今なお読み継がれているのは、時代を越えて揺るがない本質が描かれているからだ。

    分析の視点には、「大きさを考える」「比較して考える」「時系列で考える」「分解して

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    2020年02月17日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    人間の機能は本来多能工的であり、幅広い分野を同時に考えることが出来るものである。
    優れた発明家創業者オルガナイザーにはそのような多面的な力を発揮している人が多い。
    それが会社という組織の中てま特定の分野を与えられ長年その業務に専念しているうちに目先の作業の部分最適化が目的となり、全体の最適化きま組織人の本来の業務である事を忘れてしまいがちになる

    分析の基本は、大きさを考える、分けて考える、比較して考える、時系列を考える
    バラツキを考える、過程プロセスを考える、ツリーで考える

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    2019年10月13日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    私が携わる「財務分析」「企業分析」の分野において、若い人(のみならずオジサン・オバサンも)は、エクセルを使った比率の分析や、PPMなどのフレームワークを使った分析は一応できる。
    しかし、正しく使えているか、真実に迫っているか、というと???
    この本には、コンサルタントの目線・アプローチ方法が経験に基づき紹介されており、どのような場面で各種分析手法が有効なのか、ということが示されている。

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    2019年04月15日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    ロジカル・シンキングとしてはバーバラ・ミント著『考える技術・書く技術』が有名だが、その次に是非読んで欲しい本。「客観的に意思決定する」ことに焦点を絞りそのための分析技術をここまで公開しているのは凄い。筆者自身「ロジカル・シンキングは一朝一夕には成らず、かつ磨けば磨くほど光る」と語っているのでその自信の表れかもしれない。「本当の経営戦略」を示し戦略コンサルタントの力量を日本に知らしめたのは大前研一著『企業参謀』であるが、それに通じる風格を感じさせる。

    分析の技術はざっくりいえば「影響度合い」「比較」「分解」「ばらつき」「仮定」「構造」「不確定」「人」であるが、それらがつまりはどういうことかが述

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    2019年02月20日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    分析の手法インプット用。

    イシューから始めよを、もう一段階噛み砕いて、パターン化しましたみたいな内容。図やそこからの読み取り方について転用して使えそうなものが多くあった。
    参考書見たいな使い方がよさそう。

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    2018年12月01日
  • 意思決定のための「分析の技術」

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    1.大きさを考える
    2.分けて考える
    ・MECE
    ・マネジメントインプリケーションにつながる分け方
    3.比較して考える
    4.変化/時系列を考える
    5.バラツキを考える
    6.プロセスを考える
    7.ツリーで考える
    8.不確定なものを考える
    ・信頼性を評価
    9.ソフトの要素を考える
    ・観察!リアリティ!

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    2018年01月19日
  • 伝説のコンサルタントが教える あまりにやさしい会計の本

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    実際に話題になった事象や企業が出てくるのでイメージがつかみやすい。

    じゃあ、任意の企業の貸借対照表を持ってきて何かできるかというと…… (ー ー;)

    小学4年生の算数ができないせいなのか、日本語力がないせいなのか、数字に対するトラウマのせいなのか。

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    2015年06月15日
  • 経営参謀の発想法

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    経営戦略とは何か?を具体的なアプローチに基づきロジカルに明記された良書。

    話の流れ、ストーリー構成がとても分かりやすく、読んだ内容が整理された形式で理解していくことを実感できた。後半は日本社会や歴史にフォーカスしていて、興味を失ってしまい、さらっと流し読みになってしまったのが残念だった。

    経営層とのディスカッションや、経営層に向けたコンサルサービスを提供するのであれば、必須となる基本知識だと再認識した。

    内容が陳腐化するものではないので、また読み返したいと思った一冊。

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    2013年06月28日
  • 伝説のコンサルタントが教える あまりにやさしい会計の本

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    先生である筆者が、生徒である経太君と有価さんの2名に教える形で話が進んでいく、ストーリー形式の会計解説書。

    だが教科書というよりも、より具体的に、日産とトヨタ、キリンとアサヒの決算書から、会計から見える事業状態を見ていく形になっている。内容は、損益分岐点、損益計算書、賃借対照表、連結財務諸表、キャッシュフローについて、キャッシュフロー徹底編の6章だてになっている。

    決算書を教科書通りに習うより、実際に実務面から見てみたいと思う人や、教科書的な知識は身に着けたのだが、その知識の実務面でどのように活用すべきかをわからない人に最適ではないかと個人的には思った。

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    2013年05月11日