後正武のレビュー一覧
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先生である筆者が、生徒である経太君と有価さんの2名に教える形で話が進んでいく、ストーリー形式の会計解説書。
だが教科書というよりも、より具体的に、日産とトヨタ、キリンとアサヒの決算書から、会計から見える事業状態を見ていく形になっている。内容は、損益分岐点、損益計算書、賃借対照表、連結財務諸表、キャッシュフローについて、キャッシュフロー徹底編の6章だてになっている。
決算書を教科書通りに習うより、実際に実務面から見てみたいと思う人や、教科書的な知識は身に着けたのだが、その知識の実務面でどのように活用すべきかをわからない人に最適ではないかと個人的には思った。 -
Posted by ブクログ
論理思考法を対話形式でこれ以上ないくらいわかりやすく説明した本。この本を学校の教科書として導入して、若い頃から論理思考の習慣付けを行えば、日本人の論理思考不足も解消するのではないかと思う。本書に出てくる「風鈴ロジック」などついついやってしまいがち。オススメの一冊。
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【読書メモ】
●「風鈴ロジック」は正しい主張になり得ない。
1つのメッセージのみから別のメッセージを導くのでは、万人が納得する主張とはなり得ない。…実際あの風鈴の場合も、目に見えないけど、そよ風が吹いているという隠れた大前提があってはじめて、あの涼やかな音が出せるわけだ。
●今は「なにをするか」を抜本的に考え直さなければならない時代になった。これからの君たちの時代はもっとそうだ。だからこそ、前提を疑い、本当にそうかどうかをたしかめながら、なにをすべきかを考え、工夫しなければならない。
●われわれが前提としていることの多くは、ある意味では、仮説にすぎない。仮説は証明されているかぎり、それは正しいと言えるが、仮説はあくまで仮説にすぎないから、事実で検証されなくなったら、その仮説は根本から、見直す必要がある
●一方的なものの見方だけでは、全体を総合して判断したことにはならない。関係のある事柄をモレなく、総合的に拾い上げて判断することが必要だ
●全体を正しく判断するためには、1つの視点からだけでなく、別の視点からの異質なメッセージも加えて、総合的に、より高次のメッセージを考える
●モレなく重複なくすべてを網羅する
1)足し算・引き算で考える
2)掛け算で考える
3)軸で考える
4)枠組みを工夫する
●内包があいまいなことばを用いて論理を展開するときは、しばしばその「議論のためのことばの定義」が必要となる
●論理的にいくら正しくても、構造がしっかりしていても、論理だけでものを言ってはいけない。情緒のうえで、共感を持って対応できるかどうかで結果が変わってくる。論理で考えて意思決定すべきときと、感情や情緒を重んじなければならないときとがある。
●未来を考えるときは、今までの経験ばかりに頼らないで、未来を示すかもしれないわずかな兆候をとらえる努力が必要になる。技術革新などは、まったく未知のものではなくて、必ずその兆候がある。気がつかないだけだ。
●この演習のポイント
・全体として「言いたいメッセージはなにか」「主たる主張はなにか」を考え、大きな全体構造がどうなっているかを考える(主文はなにか、演繹的論法か、帰納的論法か、隠れた前提はないか、など)
・大きなメッセージで間のつながりを考える。主張は必ずしも1つでなく、2つ以上の場合もある。筆者が考えている以上に無理矢理ワンメッセージにする必要はない
・部分の内部構造と相互のつながりを考える。演繹か、帰納か、例示かなど、論理の構造はどうなっているか。どこまできちんと構成されているか(あまり厳密でない場合が少なくない)
・イントロ、エンディング、蛇足などもあり得る。ゆったりと構えてとらわれすぎないことが大切
・これは試験問題ではない。問題だけが解けてもなんにもならない。大切なのは、論理的に考える姿勢・習慣 -
Posted by ブクログ
【目的】分析のパターンや手法について知る
【内容】
分析は正しい認識で正しい対応をするためにある
大きさを考える
80:20の法則、感度分析、閾値
分けて考える
市場を分ける、概念を分ける、MECE、経営示唆を考える、全体の中の位置づけを考える
マトリクスで分ける
比較して考える
目的に応じて適切な枠組みで比較可能なものを比較する
変化時系列を考える
繰り返し現れるパターンを読む、変曲点に着目する
バラツキを考える
二元のばらつきを見る、法則性を発見する
過程を考える
ものや作業の流れを考える、ビジネスシステムを考える
ツリーで考える
ロジックツリー、イシューツリー、業務ツリー、デシジョンツリー -
Posted by ブクログ
意思決定のための分析の手法を体型的に学ぶため、購読。
あまり体型的ではなかった。
こういう分析もああいう分析もあるよ的な本。
こういう本はいくつも読んできたけど、やはり体系化できる内容ではないということだろう。
意思決定すべき対象は、分野ごとに多彩なで、それを網羅するよりも、分野別の意思決定の方法を整理した方が良い。
ある程度どの分野にも共通するのは、手法でなく姿勢。
例えば、
・分ける
・全体像をまず捉える
・法則性を発見する など
以下は、分析手法であり、かつある程度
どの分野にも使えるもの
・デシジョン・ツリーで期待値で
戦略オプションを評価
それくらいだった。