安部司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これって2009年に出してた本だったのですね。
相変わらず、読んだ後は、食品表示に敏感になってしまいます。
今回は「中食」。いわゆるスーパーのお惣菜やお弁当屋さんの裏側が出てました。
買ってすぐ食べるものだから、コンビニよりかはさほど添加物が入ってないだろうと思って利用していたけど、大変なことに。
ごはんもごはん専門でやってるところもあり、古米をいかにして新米に見せかけるなどとか。
今回、訴えていたのは、添加物が悪い訳ではない。
消費者が日持ちして、安くて、色も味もいいものを望んだから、業者側は添加物をいれることになったのだ。
嫌なら自分でイチから作ればいいという話でした。
なるべく -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書の著者プロフィールより
1951年福岡県生まれ、農家の次男として育つ。
山口大学文理学部化学科卒。
総合商社食品課に勤務。退職後は海外での食品の開発輸入や無添加食品等の開発、伝統食品の復活に取り組んでいる。
NPO熊本県有機農業研究会JAS判定員。経産省水質第一種公害防止管理者を務めつつ、祝品製造関係工業所有権(特許)4件を取得。
…………
著者はこの本の前に『食品の裏側』と言う本を出しており、その反響のすごさゆえに、食品を選ぶ方法として、じっくり考えていこうという思いから今回、出版したという。
まず、最初の方に書かれていたこと。
自分が添加物と食品の専門商社で働き、添加物を中心に商売 -
購入済み
家族に読ませたい。
今、私達が毎日口にしている加工食品に、添加物がどのように、またどのような目的で(しかも大量に)使用されているのか。筆者は元添加物のプロという経験を生かして、分かりやすく解説する。印象に残ったのは、その弊害について、健康への悪影響ばかりではなく、「子供たちの味覚が崩壊していく」ことに警鐘を鳴らしている点だ。添加物で構築された偽の旨み。これを”本物の食べ物の味”と勘違いしたまま大人になっていく今の子供たち。恐ろしいと同時にとても悲しい気持がした。この本は是非多くの人に読んでいただきたい。
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匿名
購入済み添加物の良い面と悪い面を知る
普段私たちが生活するうえで避けるのが難しい食品添加物ですが、必ずしも接種することが悪ではなく、
過剰な接種をしないように少しでも気に掛けることが重要といった内容です。これを読んだうえで、
どのように添加物と付き合っていくか自分で判断すれば良いと思います。 -
Posted by ブクログ
添加物の危険性を知ってから、裏の表示を見て買い物するようになったものの、添加物それぞれがどんな目的で使われているのか、どのような害があるのか、改めて知ると、さらに摂るのが怖くなった。
完全に摂らないという生活はいまの日本ではなかなか難しいので、台所にあるこだわって選んだ調味料だけで自炊することを心がけたい。
何も知らずに与えていた子どもの好きなお菓子や加工食品のおかげで、添加物の味が大好きな我が子たち。添加物を避けた食事を出すと、食べが悪く心が折れて与えてしまう。著者が言うように、10年かけてでも少しずつ健全な舌に戻していけたらと思う。まずは一緒にベランダ菜園でお野菜を育てたり、食事を作ったり -
Posted by ブクログ
たんぱく加水化合物やブドウ糖果糖水糖など多くの食品添加物は、利便性のもとに食材に多く使われており、私たちの生活の中での豊かさを創出してくれる。化学的な配合のおかげで、しょうゆ風調味料など、"風"のものが多くなっている実感は、スーパーなどでよく見かけるようになった。
しかし、著書の言うように、「利便性」や「安さ」だけで食品添加物を簡単に摂取することは危険である。私自身、インスタントラーメンやコーヒー、コンビニのパンやおにぎりを食べると、少し経ったあと痺れのような変な感覚が残ることが多々あり、これも添加物の影響があるのは間違いない。
多くの原因はあるにしても、過去10年間におい -
Posted by ブクログ
読むことをためらっていた。読んでしまったら外食にしてもスーパーにしても食品添加物が気になってしまう気がしたからだ。
そして読み終わって、予想通りの状況になっている。明太子はめったに食べないだろうし、スーパーで漬物を買うこともないだろう。ハムやソーセージはよくよく選んで買うようになってしまった。
しかし、読んでよかったと思う。著者の主張が全て正しいとは限らないが、知らなければ選択することができない。食は毎日のことであり、自分のみならず家族に関わることでもあり、重要だ。
食品添加物を摂取し続けても何も起こらないかもしれないが、起こるかもしれない。因果関係を明らかにするのは容易ではないが、昨今は食品