遠藤秀紀のレビュー一覧
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自分の仕事に誇りを持っていらっしゃる
遠藤秀紀さんの著作が好きで、
数年前に集中して読んだ時期がありました。
最近(養鶏をやってみたいな)と思い始めたため、
改めて読み返してみました。
本書の執筆動機は
・読者へのニワトリに対する関心喚起
だと思いますが、私の読書動機が
・養鶏で成功するためのヒ...続きを読むPosted by ブクログ -
自分にとって必要なくなったものは早く捨てるという考え方は、自分の身の回りをすっきりさせ、仕事を円滑に進めるためにも大切なことだと今の時代は教えられます。
しかしそれは自分という人間を中心に考えた生き方であって、自分の持ち物や自分の生活空間の中でのごみに対してはそれでもいいけれども、こと動物の遺体に関...続きを読むPosted by ブクログ -
どうぶつの体のしくにみついておもしろいことがみつかりました。たとえばクマからパンダにしんかしたことです。たしかににているなと思いました。あと、6本のゆびがあり、びっくりしました。Posted by ブクログ
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すごくおもしろい!
著者の楽しんでる感じも、熱意も、軽妙さも、いろいろ感じられる。
しかも、日常的におもしろがれるようなネタが多いし、学問的にも知らなかったネタがたくさんあった。Posted by ブクログ -
大変、興味深い本でした。ホモ・サピエンスは、50キロの身体に1400CCの脳をつなげてしまった哀しいモンスターである、との形容と、これに続く一連の文章が心を打つ。是非、一読を。Posted by ブクログ
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初めて読んだ遠藤先生の本。
書名から「文化人類系の本かな?」と思って手にしたら、全然違いました。
が、面白かったです。
生物としてのヒトがいかにいびつに出来ているかが分かる。Posted by ブクログ -
2010年に感動した本BEST3に入る名著。文体や内容に感動したのではなく、「ニワトリはたった一種類のセキショクヤケイを改良したということ」に感動した。「ニワトリは地域環境社会を選ばないということ」に感動した。「ニワトリは世界中で110億羽いるということ」に感動した。「ニワトリは卵・肉・骨全てが絶対...続きを読むPosted by ブクログ
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クレイジージャーニーを観て。遺体科学という中で明らかになった骨格の進化。必ずしもデザインされたものではなく、前適応としてたまたま役に立つという。進化とは面白いものだなと思った。自分の体、動物の体を改めて見つめなおして意味付けを考えると、その不恰好な進化の歴史が感じられるようになった。Posted by ブクログ
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珍しい死後動物の解剖の専門家の本。初に近い著作なのか、若干の気負いが見られるも、内容が特殊で興味が湧いた。各動物の解剖所見の話がやはり一番詳細で面白い。パンダの手の構造説明などは工学的に見ても価値がある。少々思い入れが強すぎ、何がどう世の貢献につながるのかが見えにくいかも。表現も変な小説風になって...続きを読むPosted by ブクログ
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動物は基本的な「設計図」を持つ祖先がおり、次の段階では「設計変更」によって、新たな動物を創り出すとする。
その変遷を見ると、結果オーライの行き当たりばったりなものだと著者は言う。
ほ乳類の内耳の骨はアゴからの借り物で、アゴのほうは頭骨や歯の骨を細工してやりくりしたとかの話は面白く読めた。Posted by ブクログ -
ニワトリについて、ひたすら書かれた本。日本人は平均、年間300個の卵を消費し、2羽分の鶏肉を胃袋に収めている。全世界では、総人口の約2倍=110億羽のニワトリが存在していると言われており、文句なく世界で最も繁栄している鳥類である。
とはいえ、ニワトリの運命はあくまで家禽として人間による寵愛を受ける...続きを読むPosted by ブクログ