【感想・ネタバレ】人探しのレビュー

あらすじ

歩容解析――人間の歩き方で個人を特定する技術。顔認証を超える個人同定率を誇るシステムを開発した能勢は鉄道会社の社員に接触、警察とも関係を築く。能勢は鉄道会社が持つカメラや自動改札機のデータ、警察が運用できる市街の防犯カメラのデータを使用し「あること」をしようと画策していた……。驚愕の第44回小説推理新人賞受賞作。

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Posted by ブクログ

幼少の頃に母親を殺され自らを陵辱したコウタを探すため、能瀬はシステム工学を学び歩行解析から目的の人間を見つけるラミダスを作り上げた。

執拗なまでの執念から、自らの顔にコウタへの怨念を刻む能瀬の思いは鬼気迫るものがあり、この能瀬の周到な復讐にいつしか読者も加担していく気持ちになっていく。
余韻を持たせたエンディングも良かった。

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2025年04月05日

Posted by ブクログ

ラミダス、本当にこういうシステムできたら面白いと思う。というかもう存在してそう?母を殺し自分を陵辱した男を見つけるために作られたけど、人を助けるためにも使うことができるし。

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

東大教授、遺体解剖学を専門にしている作者ならではの視点が良かった。
ただ、ツッコミどころ満載です。
WHO WHY HOW の伏線がないから、読み終えても、余韻が残らない。

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2024年01月27日

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