村井哲之のレビュー一覧
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SDGsの17Goalについて日本の該当するファクトDataで現状と予測を説く。抽象的なGoalが身近な具体的テーマに紐付けられるので大変判りやすい。 解釈が狭くなりSDGsの理念と合致しないリスクもあるが、何より判りやすさを是としたい。類書にはない本書の価値。
SDGs17のGoalについて日本の現状と2030年の見込み
結論は全目標の達成が困難であるが、数値で議論できたのは類書になく大変有益、本書最大の価値!
それにしてもこの国日本は議論をしなくなった。
SDGsは国家の現状と課題を認識する良い機会。
著者はSDGsが欧米の謀略兵器と言うが、国際比較の機械を与え、国民の視野を広げる良い機 -
Posted by ブクログ
【目的】:正しいコスト削減のメリットと方法が知りたい。
・コスト最適化が本来のコスト削減。
・正しいコスト削減は、売上増、人員増、組織強化、士気向上、環境改善につながる
・コスト削減は、経営の理念と現場をつなぐツールになる。
・コスト削減は、調達改善→運用改善→設備改善で進める。
・データを検証し、評価を従業者に見せる。
・契約内容・条件をきちんと見直す。
・目標と期限を設定し、プロジェクトに権限委任する。
・成果は分配する。
#コスト削減の暗い、みみっちいイメージが覆った。
#「見える化」「共有」「明快な分配」のコスト削減のメリットが理解できた。
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Posted by ブクログ
コスト削減のプロが、コスト削減への誤解を解き、正しいコスト削減方法とそれによって得られる効果を紹介している。
コスト削減の対象に偏りがある感じはするが、いろいろな会社を相手にコスト削減に取り組んできた経験に基づく内容には説得力がある。コスト削減に対する正しい考え方、取り組み方を明確に示している。
本書で著者が提示しているのは、コスト削減活動を通して、経営と現場の溝を埋め、改善体質を持った組織に変革していくことである。従業員にコスト意識を持たせることを入口に、従業員一人ひとりの意識改革を狙っているのである。
ネガティブなイメージで捉えられがちなコスト削減だが、きちんとアプローチすることでポ -
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ネタバレ[ 内容 ]
経費節減、給与削減、はたまた、リストラ…ちょっと、待った!そのコストカット。
巷に渦巻くのは、間違いだらけの「常識」。
コスト削減には、知られていない“セオリー”があった。
目からうろこのコスト削減術で現場は明るくスッキリ、利益も倍々アップ、社員の意欲もグングーン。
[ 目次 ]
序章 そんなコスト削減なら、しない方がましだ!
第1章 “正しいコスト削減”ができると何が起きるか
第2章 これってやっていませんか?間違いだらけのコスト削減シンドローム
第3章 “敵は社内にあり”ウチの会社のコストが下がらない理由
第4章 組織は永遠にコスト削減し続けなければならない。コスト削減の真 -
Posted by ブクログ
タイトルからしてそう言う内容になるんだろうけど、何でもかんでもまわりまわって「CO2が○○○kg排出される」「温暖化に影響を及ぼす」といったところに達するのがなんか生活を狭っ苦し感じさせられて気持ちよくはない。
逆にいうと何でもいいから少し気をつけるだけでCO2削減につながるということだろう。本書でいうところの「指一本でできる省エネ」を心がけることが大切ってことでしょう。
もともとから多くの他国よりも環境配慮された経済を形成していた日本が、京都議定書の他の賛同国よって不利なノルマを課せられていた事実には、驚きと共に憤りを感じた。
現状マイナス6%どころかプラス6%だっていうことはどこかで聞い -
Posted by ブクログ
● コスト削減は従業員を減らすことではなく、増やすことである!
「もっと無駄な経費を削減して、それを元手にもう一度店員を雇い入れ、店を大いに活性化させたい。常に店頭が多くのお客さんと店員のコミュニケーションでむせ返っている。そんなお店にしたいのだ」
● このようなことを行わなかったり、大雑把な形での効果の検証を続けていると、せっかくの改善活動の結果が正しく見えなくなります。正しく見えていないと、次なる改善活動につなげることができません。何が効果があって、何がなかったのか?が、わからないことには次なる手が打てないのです。
● 組織にはできた時点から無駄がある。
● 強い組織とはいかなる組織