あらすじ
経費節減、給与削減、はたまた、リストラ……ちょっと、待った!そのコストカット。巷に渦巻くのは、間違いだらけの「常識」。コスト削減には、知られていない“セオリー”があった。目からうろこのコスト削減術で現場は明るくスッキリ、利益も倍々アップ、社員の意欲もグングーン!
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Posted by ブクログ
タイトルは枝葉末節ですが、コスト削減に関わる具体的かつ理論的な指摘は頷けるものばかりです。若干同じことの繰り返しなところはあるものの、売上をむやみに伸ばすよりもよほどコスト削減のほうが効果があるというのは納得。中長期的な投資についての考え方はまた別途検討の余地はありそうだけど、単なるコスト削減でなく、ビジョンを描いてみせるっていう話は共感を持てました。
Posted by ブクログ
2007/9月に読んだ。
2時間くらい。
とっても面白かった。コスト削減は業績が悪いときに行うものではなくて、コスト削減を着実に行っている企業が好業績を残せるんだですね。
コスト削減を勘違いしている人が多いんだなと感じた。
Posted by ブクログ
【目的】:正しいコスト削減のメリットと方法が知りたい。
・コスト最適化が本来のコスト削減。
・正しいコスト削減は、売上増、人員増、組織強化、士気向上、環境改善につながる
・コスト削減は、経営の理念と現場をつなぐツールになる。
・コスト削減は、調達改善→運用改善→設備改善で進める。
・データを検証し、評価を従業者に見せる。
・契約内容・条件をきちんと見直す。
・目標と期限を設定し、プロジェクトに権限委任する。
・成果は分配する。
#コスト削減の暗い、みみっちいイメージが覆った。
#「見える化」「共有」「明快な分配」のコスト削減のメリットが理解できた。
Posted by ブクログ
コスト削減のプロが、コスト削減への誤解を解き、正しいコスト削減方法とそれによって得られる効果を紹介している。
コスト削減の対象に偏りがある感じはするが、いろいろな会社を相手にコスト削減に取り組んできた経験に基づく内容には説得力がある。コスト削減に対する正しい考え方、取り組み方を明確に示している。
本書で著者が提示しているのは、コスト削減活動を通して、経営と現場の溝を埋め、改善体質を持った組織に変革していくことである。従業員にコスト意識を持たせることを入口に、従業員一人ひとりの意識改革を狙っているのである。
ネガティブなイメージで捉えられがちなコスト削減だが、きちんとアプローチすることでポジティブな活動にすることができる。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
経費節減、給与削減、はたまた、リストラ…ちょっと、待った!そのコストカット。
巷に渦巻くのは、間違いだらけの「常識」。
コスト削減には、知られていない“セオリー”があった。
目からうろこのコスト削減術で現場は明るくスッキリ、利益も倍々アップ、社員の意欲もグングーン。
[ 目次 ]
序章 そんなコスト削減なら、しない方がましだ!
第1章 “正しいコスト削減”ができると何が起きるか
第2章 これってやっていませんか?間違いだらけのコスト削減シンドローム
第3章 “敵は社内にあり”ウチの会社のコストが下がらない理由
第4章 組織は永遠にコスト削減し続けなければならない。コスト削減の真の目的
第5章 “正しい”コスト削減の五つのステップ
第6章 ザクザク減らせる!価値ある契約&交渉ナレッジ
第7章 すべての解は“現場”にある。これで「現場力」は爆発する
第8章 ヒントがいっぱい!コスト削減の成功事例集
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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コスト削減の3つの手法
1) 調達改善(契約プランの見直しや交渉等)
2) 運用改善(電気節約の徹底等)
3) 設備改善(省電システム導入、コピー・プリンタの高速、省エネ化等)
現場にコストの見える化
削減が押し付け目標にならないように
効果検証をし次の課題につなげる
成果評価を見える化し継続化を図る
成果の分配方法を明瞭化しモチベーションを上げる 等々が重要である
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて購入。
「えっ?なんで?」って。
意外なトコロの落とし穴。
特に,公共料金を削減する方法とか。
そういうところを如何に抑えるか。
裏紙や蛍光灯の間引きが,如何に意味が無いか。
そういうことを気づかせてくれた。
なかなか面白かった。
Posted by ブクログ
● コスト削減は従業員を減らすことではなく、増やすことである!
「もっと無駄な経費を削減して、それを元手にもう一度店員を雇い入れ、店を大いに活性化させたい。常に店頭が多くのお客さんと店員のコミュニケーションでむせ返っている。そんなお店にしたいのだ」
● このようなことを行わなかったり、大雑把な形での効果の検証を続けていると、せっかくの改善活動の結果が正しく見えなくなります。正しく見えていないと、次なる改善活動につなげることができません。何が効果があって、何がなかったのか?が、わからないことには次なる手が打てないのです。
● 組織にはできた時点から無駄がある。
● 強い組織とはいかなる組織をいうのでしょうか?諸説あると思いますが、私は「経営」と「現場」のすき間が少ない組織だと思います。「経営」が「現場」の実情をよく理解していて、双方の意思疎通ができており、「現場」が「経営」の戦略通りに動き、「経営」なみに利益というものを理解し、経営者感覚を持って自ら動く組織です。
● 一番大事なことは、ミスコピーの原因になるコピーそのものの枚数を減らすことです。
● 削減したいと思う部門の人間を削減プロジェクトに入れては、それにかかわる削減はできません。“既成概念のあるところに削減なし”です。
● コスト削減の三つの手法
(優先順位1)【調達改善】
おおもとの契約条件そのものを見直すこと(契約プランの見直し、相対交渉や協議、電子入札など)
(優先順位2)【運用改善】
職場内での無駄な使用を見直すこと(電気の点灯消灯時間の徹底、紙資料使用の制限など)
(優先順位3)【設備改善】
コスト削減のための設備を導入・改善すること(IP電話の導入、省電力システム(省エネ電球等)
の導入、コピー機の高速化など
●コスト削減が進まない理由
(1) 「現場」に、コストそのものが見えていない。
→見えていないものが下がるわけがない。
(2) 「経営」が決めて「現場」に押し付けた削減目標なので守られない。
→「当事者意識」がないものは守られない、達成されない。
(3) コスト削減活動の効果が検証できず、次なる課題が見えてこない。
→課題のないところに改善なし。
(4) コスト削減活動の成果に対する評価を怠り、活動は終ってしまう。
→評価のないところに継続なし。
(5) コスト削減の成果の使いみちや分配方法(方針)を明確にしないので活動が「現場」に定着しない。
→方針のないところに定着なし。
Posted by ブクログ
削減したコストはまるまる利益になる。しかし、正しいコスト削減の効果はそれにとどまらず、現場の意識改革につながり売り上げにも響いてくることを簡単に説明。
Posted by ブクログ
コピーよりプリンタで印刷した方が安くつくなどの事例がいろいろと書かれていて面白い。目の前の経費節減ばかりに囚われるより長期的な目で見たコスト削減や従業員の意識改革がわかる。
Posted by ブクログ
確かにコピー用紙の裏は使わない方がいいのかなって思ったけど、もしかしたらこれは大企業向き?って部分もありました。
でも仕事に対する意識が変わったかも・・・。
Posted by ブクログ
なかなかに衝撃的なタイトルだが、中はいたって真っ当な本。コスト削減は職場を暗くするものではけっしてなく、適切にコストを削減すれば経営も従業員も幸せになれるという本。
最も、コピー用紙の裏は使うな、蛍光灯の間引きは節約にならないなど、自分の会社でもやっているこを批判されるのは耳が痛い。全社員でこの本を一読してみるべきかもしれない。
印象に残った言葉は以下
・削減できた電気代の三分の一を給与として支給する
・下がらないのは、その利用状況が見えていないから
・コストマネジメントではなく、コストをデザインしている。
Posted by ブクログ
効果の薄い改善活動をひたすら一生懸命に行う輩は、世の中にたくさんいるらしい。やるべき改善とは、絶対額の多いものか、額は小さいが簡単にできるもの、それ以外あっさりと切り捨てるべき。本書を読んで、「1兆円も借金があるのに、文房具代をケチっていた」ゴーン前にの日産を思い出しました。
Posted by ブクログ
最初は面白くないと思いながら読んだが、コスト削減は思い付きでなく数値化・データ化して対策することが大事と学んだ。
QCサークル活動、シックスσなどに通じるものが有った。
Posted by ブクログ
勝間和代先生お薦めの本。「わが社は電気代を節約しているのです」といって、3本並んだ蛍光灯の1本を間引いているオフィスをみかけるが(!)、蛍光灯の回路は1本引き抜いても、殆ど同じだけの電流が流れてしまうから、数パーセントも節電になっていない。 しかも蛍光灯の間引きはとても危険。残りの蛍光灯への過電流になって、発熱の原因になったり、蛍光灯やフィラメント・ランプの寿命を短くしてしまう。
コピー用紙の裏を使うようなことはさすがにないが(コスト削減より情報セキュリティ対策のため)、効果が殆どないナンセンスはウチにも見られる。
そんな不毛な努力をするよりも、会議の開始時間を10時ではなく、9時59分開始といえば、ダラダラ集まる人が減って会議時間を短縮したほうがよほど効果がある。 59分開始はさすがに、なんですが、55分開始の会議はいいかもしれない。
Posted by ブクログ
仕事復帰したら、目標設定シートなるものをまた書かないといけないから、他の企業でやってるコスト削減の具体策が知りたいなあと思って読んでみました。
具体例以外の難しい話はざざざーっと流し読み^^;
以下の成功例すごい!
「書類提出30秒ルール」
本当に必要な書類以外はデータで保管し紙をなくす、個人での書類保管を一切やめ共有化を徹底
↓
保管スペースの縮小により1フロアーが丸々空き、そのスペースに他のビルにいた部が入ることになり、家賃が丸々浮くことになり、年間にすればそのコスト削減額がなんと全社員1回分の賞与相当額になった
Posted by ブクログ
コスト削減の真実。
掴みはよくて、サクサク読み進められたけど、途中から繰り返しになっていて少々飽きてしまいました。
「「現場」と「経営」の隙間を埋める」というところが一番しっくり。
お互いに寄り添えばコスト削減は簡単に進むのかも。
Posted by ブクログ
同じ内容が繰り返し出てきてしつこいというレビューがあるが、確かにその通り。ただ、これだけ繰り返し伝えないとなかなかコスト削減に本腰を入れようとしないのかも、と自分の中で解釈。
コスト削減により組織が強くなる、経営と現場の隙間を減らす、など読んでて面白い部分も多くあった。現場にコスト削減のインセンティブを働かせるためには、経営者の気持ちや伝え方が非常に大切だと思った。
Posted by ブクログ
足腰の強い経営体質は、すべてコスト対策にあった!
あなたの会社ではなぜ、掛け声ばかりで
ちっともコストが減らないのか?
コピー用紙の裏を使う、電気をこまめに消す、
人員を減らす……巷にあふれる「コストカット法」は、
じつは間違いだらけ。コスト削減にはだれも知らない
隠れたセオリーがあった。
利益グングン、現場スッキリ、社員やる気が急上昇!
目からウロコの削減ノウハウの決定版解説書。
私にはちょっと難しかったですが、現場で働く人には
ぴったりの本だと思います。
具体的な対策が書かれていて中身の濃い本です。
「コスト削減のために人件費を減らすと士気が下がるから
逆効果だ」といのは私もそう思っていたので、
賛成できました。
この本をバイト先の店長にプレゼントしてやりたいです笑
Posted by ブクログ
すごくわかりやすいし、めっちゃ読みやすい。
本の題名は、一瞬「何ぃ?」って思うけど、
内容は非常に論理的で、メッセージはシンプルで納得できる。
命名から中身の読みやすさまで、
村井さんさすがだな〜、と思いました。
Posted by ブクログ
やっぱり、コピーの裏はメモ用紙として使いますよ、私は。最近は、新書本はこうしたタイトルで気を引くものが多いですね。副題の「コスト削減の真実」というタイトルだったら、そこまでヒットしなかったでしょう。でも、本質はコピー用紙の裏側を使わないということではないのです。以前も、節電のために休憩中は電気を半分消すとか言うのもありましたが、電機代と社員の士気を天秤にかけろということでしょう。でも、私はミスしたコピー用紙だけでなく、いらなくなったFAX用紙(通常はパソコンに取り込むために不要なFAXは印刷しませんが)も、メモ用紙には使いますね。自分の覚書程度ですけど。
Posted by ブクログ
コスト削減は 企業存続に必要な作業
しかし 押し付けだと 生産性の低下 従業員意識の低下になる
コスト削減には
従業員 現場の 効率アップ コスト削減意識が必要である
見直し一番は電気料金 電気使用量
がどうやら効果的らしい
基本的なこと
使っていない電気製品は消しましょう
こまめに消しましょう という感じ
それでも 10%くらいは効果はあるそうだ
さらに詳しいことは
個別でのコンサルタントでということだろう
就業開始時間を1分変えたことによる
効果の実例は 参考になった
タイトルの コピー用紙の裏は使うな
は用紙一枚あたり1円以下
両面に印刷されていることの混乱要因
振り分けや 意識への煩わしさと
削減額に比べ ロスする部分の方が 多いと判断される
こういうコスト削減に注意ということ
Posted by ブクログ
【分類番号】12-55
【保管場所】本社工場
【森山】
コストダウンについて本当にそれは効果があるかどうかしっかりと考える必要があることを強く考えさせられる本だと思います。
また、見える化と現場のやる気を引き出すことがコストダウンを継続していく秘訣と思わせる本でした。
Posted by ブクログ
いろんな事例が書いてあり分かりやすい。コピーよりプリンタで印刷した方が安いとかの事例が書いてある。コストを見えるようにする、正しい比較、をすることで自然とコスト意識が高くなり、組織が強くなり(経営者と社員の一色が近くなる)、地球環境にも良くなる。
Posted by ブクログ
本のタイトルに惹かれて買った人も多いだろうが、いま流行りのキャッチだ。つい釣られてしまう。内容は、一般的なことで目新しいものは無い。コスト削減は「ABC」だそうで、A:あたりまえのことを、B:馬鹿になって、C:ちゃんとやり続ける、ことだという。まあ、なんでもそうだけど。