あらすじ
◎安物のダイヤモンドやハイヒールOLが、地球を加熱する? ◎温暖化は「孫子の兵法」が原因? ◎環境問題もやっぱり「格差」だった! ◎グーグルが地球を冷ます? ◎省エネでメタボも解消! ◎「100ドルパソコン」が地球を救う! ◎割り箸は環境破壊? ◎「チームマイナス6%」で日本だけが損をする? ―― 一見、無関係と思われるような日常のあらゆる活動が及ぼす、地球環境への影響とは。わかりやすい例や素朴な疑問から、温暖化問題の本質に迫る。一方で、実は「地球に優しい」ことは、私たちにとっても優しいという事実がある。人生の質を高め、ビジネスでも利益を上げるのだ。本書を読めば、一人ひとりが自分の問題として前向きに温暖化を考えることができるだろう。そのときこそ、「エゴ」は「エコ」に転じるはずだ。そして、指一本からでも世界は変わり始める。
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Posted by ブクログ
普段の何気ない行動によりCO2が排出されるという事実は見直すべきであろう。
本書で指摘していたことであるが、ペットボトル等のリサイクルを考える
ことは重要であるが、より大切なことは、それらが本当に必要なものか否か
を考える「もったいない」精神だろう。つまるところ、個人が如何に意識改革
をすることではないだろうか。「百考は一行に如かず」:考えるだけで
行動しないと意味がない。
Posted by ブクログ
タイトルからしてそう言う内容になるんだろうけど、何でもかんでもまわりまわって「CO2が○○○kg排出される」「温暖化に影響を及ぼす」といったところに達するのがなんか生活を狭っ苦し感じさせられて気持ちよくはない。
逆にいうと何でもいいから少し気をつけるだけでCO2削減につながるということだろう。本書でいうところの「指一本でできる省エネ」を心がけることが大切ってことでしょう。
もともとから多くの他国よりも環境配慮された経済を形成していた日本が、京都議定書の他の賛同国よって不利なノルマを課せられていた事実には、驚きと共に憤りを感じた。
現状マイナス6%どころかプラス6%だっていうことはどこかで聞いたことがあったが、まさか目標不達成によるペナルティがこのまま行けば4~11兆円となるなんてふざけてるとしか言えない。
ペナルティでそんな額を払うことになるならそうならないように今のうちに対策費として国は国内にお金を投入すべき。
こうなったら日本はやるしかないんだから。
乗り越えて新時代の手本になるしかない。
はじめに書いたようになんでも温暖化の原因とする感じには気持ちよくないが、あまり一般には知られていない事実を多く知れる本。
Posted by ブクログ
地球温暖化について深く考えさせられました。太陽光発電は実は環境に悪いなんて今まで考えもしませんでした。経済の発展と環境保護は矛盾しているのかという問題をこの書は提起しています。
もっと温暖化問題について真剣に一人一人が考えるべきだと筆者は主張しています。私もこの本を読んでそのとおりだと納得しました。