森炎のレビュー一覧

  • 量刑相場 法の番人たちの暗黙ルール

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    「量刑相場」が作られる過程やそれへの批判を期待していたのだけど、単なる量刑の相場集だった。
    著者の意図としては、これから裁判員裁判に参加される市井の方々へのご参考に、なんかな。

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    2025年12月15日
  • 量刑相場 法の番人たちの暗黙ルール

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     元裁判官の著者が「量刑」の現状を実例を挙げて紹介する内容。刑法の研究者にはなるほど、と思える部分もあると思うが、一般の読者には退屈に感じられるのではないだろうか。淡々と事実が語られ、敢えてだと思うが、著者の見解を控えているのも一般的にはつまらなく感じてしまうのではないか。

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    2024年12月18日
  • 名作裁判 あの犯人をどう裁く?

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    罪と罰のような古典やゴッドファーザーのような名作映画、さらには容疑者Xの献身といった比較的新しい小説で起こった犯罪を現代の法律で裁くといった切り口で法律を学べる本。
    一つの作品ごとに「殺人の定義」や「警官殺しは罪が重いか」などテーマを絞って簡潔に解説されておりわかりやすい。
    ただし、作品によっては核心部分のネタバレが含まれているので、ネタバレなしで読みたい作品がある場合は飛ばして読んだほうがいいかもしれない。

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    2021年06月05日
  • なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか 変わりゆく死刑基準と国民感情

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    ■永山基準
    ①犯行の罪質
    ②動機
    ③態様,ことに殺害の執拗性・残虐性
    ④結果の重大性,ことに殺害された被害者の数
    ⑤遺族の被害感情
    ⑥社会的影響
    ⑦犯人の年齢
    ⑧前科
    ⑨犯行後の情状
    ■死刑の基準の裏にある二つの基本的観点。
    ①「(殺人の)抜きがたい犯罪傾向」の有無
    ・なぜ前科の存在が死刑に結び付くかと言えば二度目であることで「抜きがたい犯罪傾向」ありと見極められるため
    ・二人殺害でも機会の同一性を満たす「同時型」であれば「抜きがたい犯罪傾向」が認められないということがある
    ・機会の同一性を満たさない「連続型」(巷間言われるところの連続殺人)の場合「抜きがたい犯罪傾向」と直結
    ・想定されている

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    2018年07月28日
  • 量刑相場 法の番人たちの暗黙ルール

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    解説が丁寧でわかりやすい。
    まあ現状を見るに、理不尽な量刑はいくつかあるなあ。泥酔してたから心神耗弱とか、普通の感覚じゃありえんし。

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    2018年06月17日
  • 虚構の法治国家

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    「引き返さない」検察と、検察に「もたれこむ」(もたれかかるよりももっとひどい)裁判所の構図を実際の事件を通して赤裸々に暴く。
    裁判中の美濃加茂市長事件も、市長の無罪が確定している。
    (贈賄側は有罪)

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    2015年03月15日
  • なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか 変わりゆく死刑基準と国民感情

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    日本と世界の死刑観というよりは、日本の死刑の歴史。(実例から傾向を読み取る)

    死刑よりは、終身刑(日本には終身刑ないことを知らんやった。事実上の終身刑はあるらしいけど。)のほうがいいんじゃないのかっていうのが著者の主張。概ね賛成。
    最近は、殺した人数とか計画的かどうかよりも、被害者家族の心情のほうにフォーカスし始めてるらしい…

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    2014年03月05日
  • 司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決

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    罪を犯した/全く覚えがない、いずれの場合も容疑者として逮捕されてから先は絶望的であると感じた。
    とにかく嫌疑を晴らすのは難しい。自白の強要や捏造を平気で行う警察や検察、裁く立場にある裁判官の生活感覚の欠如、被告席に立つ人間を見ずに事件だけを淡々と見ているにすぎない法廷の人々のなんとうすら寒いことか。ほんのひとつの事柄だけで死刑と無期の分かれ道になることなど、想像もできない。
    そして今もなお冤罪にもかかわらず死刑囚として収監されている人々がいる事実。
    職業裁判官ですらほとんど思考が停止している現状から考えると、裁判員制度は本当に大丈夫なんだろうか?と思わざるを得ない。

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    2012年10月26日
  • 量刑相場 法の番人たちの暗黙ルール

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    司法の考え方がちょっとわかった気がする。
    おおがたのことは実務経験で知っていたが、刑期の細かい考え方とか、最近の傾向とかは今後、役に立ちそう。とくに死刑についての考え方が司法っぽい感じがして興味深かった。

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    2012年02月14日
  • なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか 変わりゆく死刑基準と国民感情

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    延々と述べられている、戦後から最近に至る、死刑の対象となった犯罪の要旨が淡々としているだけにコワい。こんな事で死刑に?ということも、たまにあるのがまた怖い。案外基準はあいまい。自分が裁判員になったらこの本のことを真っ先に思い出すだろう。

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    2012年03月21日