清水マリコのレビュー一覧
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過去の経験により目立つことを避ける男子高校生と真面目で堅い女子高校生が2人にしか見えていなかったものの探索から物語が始まる。正直、急に物語が始り話がどんどん進んでいくため、2人についてよくわからないまま読むため、あまり感情移入が出来なかった。そのため、評価は低くしたが、人間について知りたいという所が...続きを読むPosted by ブクログ
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ん…微妙かな…
ストーリー自体は面白かったけど、話を集める過程、あるいは大切な人が傍に居ることのどちらかをもっと書いて欲しかったかな。
でも最後がよかったー!!ハッピーエンドバンザイ!!Posted by ブクログ -
脱子のイタイっぷりに不安を感じたが、
最後は少し寂しい気持ちになった。
いつもよりどろっとしてた。
蓉さんがいい。Posted by ブクログ -
HURTLESS…無害の/傷のない
HURTFUL…(感情を)傷つける/有害な
清水マリコさんの(MF文庫Jでの)三年ぶりの新刊
深層世界と現実世界の間あたりに漂っている、清水マリコさん独特の雰囲気。
清水マリコさんの書く話は不思議が散りばめられているのですが、現実世界の書き方がしっかりしている...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙がいいなって思ったのと
脱獄という言葉に吸い寄せられました。
なのに画像が出ないのがとても残念Posted by ブクログ -
“「えっとね。いきなりだけど私、現実じゃないのね」
本当にいきなりだ。
「立場とか、説明するの難しいんだけど……ヨシユキ君が持っている本の、抱いている魂っていうか、物語を管理する人っていうか……
一番近い言葉でいうと、本の妖精かな」
「きついなーおい」
「きついよね。私もそう思う。羽もないし...続きを読むPosted by ブクログ -
“「そういえば、言ってなかったけどさ」
牧生は寿司政の手前でふと思い出した。
「今日のあの、運命の女神とかいうの、嘘だから」
「そうなのか?」
「ああ、おれが自分で動かしてたんだよ」”
少し切ない終わり方。
でも、ハッピーエンド。
中山が、可哀想だった。
「身内」と呼ばれる4人が良い方向に変わって...続きを読むPosted by ブクログ -
女の子の性格が少々ひねくれすぎている。
中学生の男の子の心理描写が、あぁきっとこんなこと考えているんだろうな、
と妙に納得できる。
Posted by ブクログ -
本の精が出てきて「世界中に散らばったシナリオを一緒に集めてくださいお兄ちゃん!」という話。設定はあざといはずなのに不思議と全然萌えたりしないあたり、絶妙のバランスってやつですね。いや、褒めてるんですけど。
だいたい一章につき一人のペースで新キャラが出てきます。どのキャラも純粋で、それがこのお話の...続きを読むPosted by ブクログ