依田沙江美のレビュー一覧
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紹介文にある『運命でも約束でもなかった長い恋』の部分には「まさしく!」といったかんじです。
この作品にかかわらず依田さんの書かれる登場人物の心の声は、さり気ないのに(だからこそかな?)核心的で切なく響きます。
終わり方でも十分満足だったのですが、第三巻が発売予定とのことで、そちらも楽しみにお待ちして...続きを読むPosted by ブクログ -
なんかイイなぁ〜…この二人。羨ましい(笑)相変わらずドタバタやりながらも恋愛関係が続いていた勇気と昇。しかし、見合い話や人の死などを経験することで昇の気持ちに覚悟が生まれる。そして勇気にも――。とても上質なBLを読みましたな。相変わらず笑わせてくれる部分もあるんだけど(篠田監督とのインタビューとか/...続きを読むPosted by ブクログ
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昨年5年ぶり位に再販され、新しい依田ファンを獲得したに違いないと思われます(笑)。何度読み返したかわからない。私にとっては難解なのか?・・・ともあれ、一度読み始めると惹き込まれてしまう何かがあります!!Posted by ブクログ
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日比谷勇気(画家)×土谷昇(雑誌編集者)。「真夜中を駆けぬける」続編。ゆっくりと、絶えることなく、愛を深めていってほしい二人です。何度読み返しても大好きだ!厭きない。Posted by ブクログ
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ダムオタクのトラと雨音(あまね)は、大学院のゼミ仲間。二人で親戚の別荘に行くハズが、トラは雨音を怒らせてしまい、結局なぜか雨音とその友人たちと一緒に別荘へ。雨音は普段と全然違って女王様だし、一行の中には、ヘビーな失恋男と雨音の元カレがいるという。男五人の週末は、ちょっぴり不穏な気配……!? トラと雨...続きを読むPosted by ブクログ
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七海がバカで可愛くて可愛くて、章造がメロメロな気持ちがわかった巻。 片恋してる時はマイナス面ばかりモンモンと考えがちだけど、いざ想いが通じてしまうと何でも出来てしまいそうな気持ちの盛り上がりが懐かしく感じられた(笑)
世間が狭い田舎が舞台だけど、煩わしさがある替わりに人情もある。 公認カップルにな...続きを読むPosted by ブクログ -
【真夜中を駆けぬける】の続巻。
このシリーズは、依田さんの描く心のほの暗さが秀逸な作品。
人を好きになるって、始まりは単純なのに継続はとても大変。
どんな約束も確証もあやふやで、ともすれば一年後の自分の気持ちさえわからない。
作中の勇気の「しかしもう…恋愛としては惰性かなあ…」というモノローグにド...続きを読むPosted by ブクログ -
13年経って、シリーズ3冊完結と聞いて読み返した1冊目。
依田さんは本当に、危ういバランスを保っている絶妙な話が上手いなぁ…
昔読んでいた時から昇を泣かせる勇気が大嫌いで、いま読んでもソレは変わらず。
お互い好き合ってる筈なのに、勇気がなぜ昇だけを大切にしないのかわからない。
ある意味ただれてる2...続きを読むPosted by ブクログ