依田沙江美のレビュー一覧

  • 楽園建造計画3

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    峰岸の愛人になることさえ厭わない響川の金に執着した生き方に、彼を想う気持ちから強引な取引をした志田。金を受け取らせるため、本当に体の関係を持つようになるが、頑なな響川の心は容易に志田へは向けられない。なぜなら響川は、志田の家が経営するレストランで出会った新人バイト・園村千鶴にぬぐい去れない罪悪感を抱き続けているからで…。何よりも志田を求めているのに、自分がしあわせになることを許せない響川。だがしかし、ついに呪縛から解き放たれる時が―。一方、高穂は蝶野の友人・芦屋の出現で再び彼を意識し始める。いよいよ高穂と蝶野の恋にも動きが?書き下ろしはパレス・シャングリラ五反田草創期の80年代を舞台にした「さ

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    2009年10月04日
  • 楽園建造計画1

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    【あらすじ】 桜陵大学経済学部二年の三木高穂は、わけあって学生課から紹介された格安アパート、パレス・シャングリラ五反田の住人になる。そこは一階がアトリエ、二階が住居という風変わりな構造で、住人のほとんどは桜大の芸術学部生。高穂の入居初日には歓迎鍋パーティーが催されたが、寮のようなノリの和気藹々ぶりに高穂は閉口気味。特に不動産業者巡りをしている途中で出会った写真学科二年の蝶野洸には、いきなり写真を撮られたり部屋に侵入されたりと、気分を害されっぱなし。ところが、その蝶野にバーのバイトに駆り出されて以来、彼が高穂の心の不可侵の部分に入り込み始めて…。武蔵野を舞台に繰り広げられる、同じ屋根の下の青春群

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    2009年10月04日
  • 千の花(真夜中を駆けぬける) 2巻

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    紹介文にある『運命でも約束でもなかった長い恋』の部分には「まさしく!」といったかんじです。
    この作品にかかわらず依田さんの書かれる登場人物の心の声は、さり気ないのに(だからこそかな?)核心的で切なく響きます。
    終わり方でも十分満足だったのですが、第三巻が発売予定とのことで、そちらも楽しみにお待ちしております。

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    2009年10月04日
  • 千の花(真夜中を駆けぬける) 2巻

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    なんかイイなぁ〜…この二人。羨ましい(笑)相変わらずドタバタやりながらも恋愛関係が続いていた勇気と昇。しかし、見合い話や人の死などを経験することで昇の気持ちに覚悟が生まれる。そして勇気にも――。とても上質なBLを読みましたな。相変わらず笑わせてくれる部分もあるんだけど(篠田監督とのインタビューとか/笑)なんと言っても勇気と昇の関係がとても丁寧に描かれているのが良い。セリフ一つ、モノローグ一つ、コマの隅々に至るまで全てが丁寧。読んでいて嬉しくなる。パジャマのズボンを脱いだところで恥ずかしくて逃げ回る昇と追いかける勇気の日常とか。勇気がこっそり描いていた自分の絵を見て昇の感情が動くところとか。あと

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    2009年10月04日
  • かみなりソーダ

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    久しぶりの新刊で嬉しい!受が坊主頭になるのは作者の趣味かしら。優等生かつブラックな攻は大好きです。受に泣きながら抱きつくヘタレなとこもツボ・・・。

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    2009年10月04日
  • 楽園建造計画1

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    カバー絵見て・・・こんなににこやかな二人を見ることがあるのだろうか?と思うような、まだまだ打ち解けていない、蝶野と三木。個性的な面々の今後が楽しみ。

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    2009年10月07日
  • チョコレート・キス 3巻

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    どうしてこう何度も何度も読んでしまうのでしょうか。吹原×幹太、油野×伸哉、天野×倉田の盛りだくさんで、切なく、楽しく、笑えてお得な1冊です!!

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    2009年10月07日
  • 千の花(真夜中を駆けぬける) 2巻

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    日比谷勇気(画家)×土谷昇(雑誌編集者)。「真夜中を駆けぬける」続編。ゆっくりと、絶えることなく、愛を深めていってほしい二人です。何度読み返しても大好きだ!厭きない。

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    2009年10月07日
  • 真夜中を駆けぬける 1巻

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    昨年5年ぶり位に再販され、新しい依田ファンを獲得したに違いないと思われます(笑)。何度読み返したかわからない。私にとっては難解なのか?・・・ともあれ、一度読み始めると惹き込まれてしまう何かがあります!!

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    2009年10月07日
  • レジーデージー

    匿名

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    懐かしい

    CD-ROMとかすごい懐かしいなと時代を感じました。絵柄も懐かしい感じだし、アナログなものを見るのも面白いなと思いました。

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    2024年06月12日
  • 無愛想な媚薬

    購入済み

    よき

    ありそうっていう設定の中での自然な心情が伝わってくるお話でした。
    伝統工芸の和の良さがじんわりと興味を引き立てられて、節と同じ感覚である意味新鮮に感じられました。
    無骨な中の優しさ、たまらんです。

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    2024年01月15日
  • レジーデージー

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    ネタバレ

    旧作に個人的に非常に思い入れがあるため、こわごわ手に取ってみましたが、怖れていたほどの改稿はなく安心して読めました。
    なにより旧作のイラストが表紙絵込み(しかもカラー)で全部収録されていたのがうれしかったです。

    新版として追加されていた後日談は甘かったので満足ですが、作者さんの中で時代を経てしまったせいか、本編にある繊細さが薄れてしまったように感じるのが残念。

    改稿は気づいただけでも三点リーダが統一されていたり、時代を感じさせる「ワイドテレビ」「ビデオ」「フロッピー」「FAX」あたりが「スカパー」「DVD」「CD-ROM」「パソコンメール」になってたあたり。
    文章自体は変わっていないのはほ

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    2022年07月16日
  • 無愛想な媚薬

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    初めて読んだ作家さんの作品。
    依田さんの挿絵に惹かれ読んだが、たいそう読みやすく、かなり好みだった。

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    2016年03月05日
  • AMETORA―雨寅―

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    もう、やっぱり私依田さん好きだなぁと思った。
    キャラクターがよく描き込まれてて萌えるに暇が無いw
    どちらにも萌えた。

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    2014年04月13日
  • AMETORA―雨寅―

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    ダムオタクのトラと雨音(あまね)は、大学院のゼミ仲間。二人で親戚の別荘に行くハズが、トラは雨音を怒らせてしまい、結局なぜか雨音とその友人たちと一緒に別荘へ。雨音は普段と全然違って女王様だし、一行の中には、ヘビーな失恋男と雨音の元カレがいるという。男五人の週末は、ちょっぴり不穏な気配……!? トラと雨音の、トラブル・ラブ・デイズ!!

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    2014年03月26日
  • 愛の深さは膝くらい

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    代用教員として教師になった神主の息子・石倉先生は、書道部1年の坂下昴(さかしたすばる)から覚えの無い怒りを買っていた。どうやら石倉先生のテキトーな女性(&男性)遍歴を知っていて許せないでいるらしい。「デレデレすんな!エロくなんな!」なんて突っかかってくるけど、ある意味純粋な昴が可愛く見えてきて…!? 教師×小悪魔高校生のツンデレ★ラブストーリー!

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    2013年11月12日
  • さくらのくちびる

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    「無理してない」
    「あんまり側にいるとまた襲うぞ」
    男子校の桜の樹の下で出会った
    新入生と3年生の温度差激しい春の恋、

    兄の同級生との恋に落ちていく弟と、
    その弟へ想いを潜ませる兄の恋、

    教師に関係を強要されている
    美しい先輩の涙に触れた後輩の恋、

    落ち着いた友人との距離が縮まる内に
    「会いたい」気持ちが止まらなくなった
    同級生同士の恋……ほか、
    単行本未収録短編「蛍の骸」を収録。
    詩的で美しい言葉と、絶妙な間合いで生み出される
    心地よい依田ワールド。
    初期の甘酸っぱさを余さず堪能できる傑作作品集をカバー描き下ろしで新装化!

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    2013年04月29日
  • ブリリアント★BLUE(2)

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    七海がバカで可愛くて可愛くて、章造がメロメロな気持ちがわかった巻。 片恋してる時はマイナス面ばかりモンモンと考えがちだけど、いざ想いが通じてしまうと何でも出来てしまいそうな気持ちの盛り上がりが懐かしく感じられた(笑)

    世間が狭い田舎が舞台だけど、煩わしさがある替わりに人情もある。 公認カップルになったくだりは笑ったけど、なんだかんだ幸せな2人で読んでいて嬉しくなった(笑)

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    2012年06月14日
  • 千の花(真夜中を駆けぬける) 2巻

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    【真夜中を駆けぬける】の続巻。
    このシリーズは、依田さんの描く心のほの暗さが秀逸な作品。

    人を好きになるって、始まりは単純なのに継続はとても大変。
    どんな約束も確証もあやふやで、ともすれば一年後の自分の気持ちさえわからない。
    作中の勇気の「しかしもう…恋愛としては惰性かなあ…」というモノローグにドキッとして、あぁこの2人にも終わりは来るのか…と深淵を覗いた気がした(実際は違うけど!)

    巻末には幸せエピソードが載ってるけど、そこに辿り着くまでが怖くて痛かった。
    簡単に言うつもりはないけど、魂が呼応するような関係のこの2人には、幸せになって欲しいなぁ…

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    2012年05月02日
  • 真夜中を駆けぬける 1巻

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    13年経って、シリーズ3冊完結と聞いて読み返した1冊目。
    依田さんは本当に、危ういバランスを保っている絶妙な話が上手いなぁ…

    昔読んでいた時から昇を泣かせる勇気が大嫌いで、いま読んでもソレは変わらず。
    お互い好き合ってる筈なのに、勇気がなぜ昇だけを大切にしないのかわからない。
    ある意味ただれてる2人は、これから幸せになれるのかしら…?

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    2012年05月01日