Posted by ブクログ
2009年10月04日
こ、これは…ッ!!!!意外に意外に面白かったですよ!!様々なレビューで絶賛されてる当作品。しかし、過去別の作品で痛い目にあった為(ブリリアントなんとか)絶対手を出すまいと思っていたのですが…三巻が近日発売されると聞き、そこまでファンの声が大きいのならば一度は読んで見るのも良いかもと思い購入(長いがな...続きを読む)古い作品だけあって、絵柄っちゅーか世界が古k…レトロな匂いがそこはかとなく。表紙の黒電話とかでもなんかそれが懐かしくて良いですなぁ〜。筋金入りの浮気癖のある勇気(攻)と社会人になって再会した昇(受)は二度目の恋愛と相成るのだが、相変わらず勇気には女の影がちらつく。痴話喧嘩を繰り返しながらも勇気から離れられない昇と、何だかんだ言っても昇にベタ惚れな勇気のちょっとコメディ風味な恋愛模様…でよいかな?でもコレってラブコメディじゃないよね?(紹介文参考)昇の勇気への気持ちが切なくてよい。もしこの先二人に別れが来るとしても、それは恐らく勇気からだと思うんだよね、また。昇はきっと他には恋愛できないような気がする。いや軽い付き合いなら出来るかもしれんが、最初で最後の本当に愛してる人なんだろうなー…と。勇気の方も勿論昇のコトは好きなんだろうけど、まだまだ分かってないような…そう、愛というものが!(笑)甘ちゃん甘ちゃん。人生楽しそうだけどね(笑)昇の性格が結構イイ性格でますます好感が持てる。こういう受け受けしくない受けは大好物でゴザイマスよ。ご馳走様でした。二人の出会い編「真夜中を駆け抜ける」は良かった。若いが故に相手を思いやることが出来ず、透明で純粋で危いガラス細工のような恋愛が切なかった(言ってて痒い)収録作品全ての題名の付け方が雰囲気があって素敵ですな。一度読んで見るのも宜しいかと。