依田沙江美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間関係が苦手で、人見知りのある人間になら、若葉の行動は非常に理解できる。外で遊ぶ分にはいい、でも、時間が来ると、自分の時間に戻りたいので、自分一人でやりたい事に浸りたいので、早く家に帰りたい、と思ってしまう。予定になかった事で長引くのが面倒で仕方ない。何時から何時までは友人と遊ぶと決めていたからいいが、それ以上の時間は自分の時間なので、例え仲のいい友人でも
その領域を侵されるのは我慢できない、って、すんごくよく解る。
思いっきり、それをやってた時期がある。だから未だに友人が非常に少ない(笑)それも自分が選択した結果なので、別に不満も憤りもない。それが自分の生活だから。 -
Posted by ブクログ
先生(石倉正規)×生徒(坂下昴)/歳の差12
やっぱりこのお方、絵が上手い!話が巧い!の第二巻。帯にある「ツンデレ高校生」というのがいまいちしっくり来ないのは、昴の場合、そのツンでさえもデレに感じるからである。相変わらず可愛いのである。
前巻ではじわじわと進み、キス止まりだった二人も、境内で手コキ&素股というなんだか罰当たりな行為に及び、祭りの日についに挿入に至る。あれ?先生、昴が卒業するまではしないとか言ってませんでしたか?(笑)
絵が上手いからなんだろうけど、この人のセックス描写には無駄な書き込みがないので「セックスという行為は人間が一番間抜けな瞬間である」という真理を思い出させてくれる。 -
Posted by ブクログ
先生(石倉正規)×生徒(坂下昴)/年の差12
先生×生徒というのは、少女漫画でもあまり好まないカップリングなのだが、そんな私の固定観念を覆した漫画である。
とにかく、純情童貞少年な昴が可愛い。今時、こんな子おらんだろうと思うのもまた悲しいのだが、というより、いたら逆に引いてしまうだろうと思うのだが、こういう少年を可愛い可愛いと拝めるのがBLの良いところだと思う。
そんな純情童貞少年を誑かす(に誑かされる?)石倉先生というのが、たらしという設定なのだが、これがまたよく機能している。
こういうのにありがちだが「そのモテ設定、たらし設定があったからってそれが何?何か意味ある?」と思う話がよくあるのだ