久保尚子のレビュー一覧

  • 超耐性菌~現代医療が生んだ「死の変異」~

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    耐性菌と闘う―感染症医奮闘のドキュメンタリー

    著者のマット・マッカーシーはプロ野球マイナーリーグの経験もある医師。感染症医としての著者マットが抗菌薬ダルバマイシンの治験をプロモートしながら、さまざまな人物・患者を通して成長していく過程のドキュメンタリーがメインストーリーです。そして常に、マットの近くにいるのが指導医ともいえる感染症医トム・ウォルシュ(がんの化学療法などの結果起こる重篤感染症の治療の世界的なエキスパート)。

    マットがダルバマイシンの治験を企画しそのプロトコールが承認される過程においても、さまざまな困難があります。そんな話の合間に、ペニシリンから始まる抗菌薬の歴史を作ってきた人

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    2022年08月19日
  • 美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす

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    最近コロナウイルスが大流行しているが、一般的に人体に入ってきたこのような人体に害を及ぼすウイルスは人の免疫細胞によって駆逐される。

    翻って、なぜ人の免疫細胞はこのコロナウイルスを「害を及ぼす」とわかるのだろうか?
    また、麻疹や風疹は一度かかると免疫がつきそれ以降は発病しない性質を持つ。なぜか?

    このような質問は免疫学のかなり基本的な問いのように聞こえるが、実のその詳細はあまりよくわかっていないらしい。

    本書の論点はそこであり、ここらへんの歴史的な経緯と現在我々がわかっているところの説明をしてくれる。

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    2020年02月16日
  • 美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす

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    ラルフ スタインマン教授の樹状細胞発見と治療応用の話を始め、稲葉カヨ、坂口志文、本庶佑など日本人研究者の貢献にも心を動かされる。
    免疫研究の歴史を俯瞰できる良書である。

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    2019年12月31日
  • 美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす

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    免疫システムに魅せられて今まで教科書類で調べてきて、どうしても理解できない、読み取れない部分がいくつもあったが、この本に出会ったおかげで、いくつか解決した。
    免疫システムは想像しているよりも複雑で、「こうすればこうなる」とシンプルな一行では正しく伝えられない。
    とてつもなく、深い。参考文献である論文をすべて読みたいが、自分の知識その他が及ばず惜しい。できる範囲で追い続けたいと思う。

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    2019年07月09日
  • ビッグクエスチョンズ 物理 Physics

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    時間とは?重力とは?光とは?そして物理学とはなにか?誰もが一度は考えたことのある大疑問とその答え。
    「BOOKデータベース」より

    物理はロマンだー

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    2017年03月08日
  • ビッグクエスチョンズ 物理 Physics

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    十九世紀までの花形学問は天文学や科学であった。しかし二十世紀のスターは間違いなく物理学だ。相対性理論や量子学など神の領域に触れるアイデアが無数に生まれた。

    我々の実感や常識と相容れない理論上の概説を、時に哲学的に、物理学は投げかけてくる。特に量子論の時間や空間を超越した同時性や無限のパラレルワールドの可能性の提示は、あまりに壮大過ぎて途方に暮れるほど圧倒される考え方である。

    本シリーズは極力平淡に書かれているものの、決して万人に完全に理解を保証するものではない(例えば本書ならひも理論など)。しかし物理学がこんなにも知的興奮に溢れ魅力的な学問なのだと感じさせるには十二分な本である。

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    2015年02月11日
  • 動物には何が見え,聞こえ、感じられるのか 人間には感知できない驚異の環世界

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    タイトル通りの内容
    印象に残ったのはヒトが感知できない感覚で動物の環世界が構成されていること。
    最近鳥の鳴き声が文章構成になっていることが発表されたが分析しているのはヒトが知覚可能な範囲の鳴き声のようだ。鳥は実際にはもっと複雑な言語世界を持っているのかもしれない。

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    2025年12月20日
  • 動物には何が見え,聞こえ、感じられるのか 人間には感知できない驚異の環世界

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    動物がもつ感覚(五感)や電気、地場を感知する能力などについて詳細に記述された書籍。豊富な情報と資料からまとめられており、こんなことがわかっているのかと驚くことが多かった。動物も人間もそれぞれが持つ能力は優劣ではなく、生存に必要か否かで理解するものだと記されており、その通りだなと思った。

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    2025年06月21日
  • 人体の全貌を知れ――私たちの生き方を左右する新しい人体科学

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    翻訳者は、この本に対しての感想として細胞の存在感の大きさを言っていた。つまり、細目としての細胞ってことだな。
    そこからしか、人体への探究は始まらないのだろう。包括的全体だ。

    それにしても、知るためにはいかに近づくかが、重要だということは、よくわかった。そのための思考、手法、用具を誂え、揃えられるかから、既に知ることは始まっている、と。たとえ、それが漠とした潜入対象であっても。そこへの地図は、解釈も含め日々更新し続けることも然り。

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    2024年12月21日
  • 人体の全貌を知れ――私たちの生き方を左右する新しい人体科学

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    ■評価
    ★★★✬☆

    ■概要・感想
    ○生物学の最新の進歩を、その研究を飛躍的に進歩させた人のストーリーに乗せて、説明している本。

    ○マイクロバイオームについて知りたいと思い手に取った。他で言われているように、良い食品があるというよりもその人に合う食品が何かを正確に捉えるほうが重要。GI値は目安に過ぎず、ケーキをバンバン食べても太らない人もいれば、寿司を食べると血糖値が急上昇してインスリンショックで太る食品となる人もいる。近い未来(既に到来している?)、自分にあう食事という側面で最適化されていくこともあるかと思う。

    ○プロバイオティクスは、エビデンスが揃っていないので、ウォッチする状態でいい

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    2023年10月25日
  • 超耐性菌~現代医療が生んだ「死の変異」~

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    病院でも耐性菌に関する対処がとられていますがまだまだ世間的には浸透していません。タイトルに惹かれて読んでみましたが、海外の専門家の自身の体験ベースで書かれています。そのため、単純に耐性菌に関する歴史と要素要素の知識だけ学びたい自分にとっては少し読みにくく感じました。しかし、耐性菌が生まれるにあたった社会的背景も綴られており面白かったです。

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    2023年02月09日
  • 美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす

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    90年代以降の免疫学の成果
    免疫機能にまつわる謎解きドキュメンタリーとして面白いはずだが、詳細過ぎ、情報量が多過ぎて門外漢の私には消化し切れなかった。読破は諦め。

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    2019年09月14日
  • ビッグクエスチョンズ 物理 Physics

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    時間とは?量子とは?重力とは?という物理の基本的な問いから始まり、数学や哲学的な問いにまで発展する展開が、物理と数学と哲学が関連しあった学問である事を表してると思う。
    数学の本は割と面白かったが、物理は少し話が浅いと感じてしまったので、若干星は減らして。

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    2017年08月26日