金光英実のレビュー一覧

  • 赤い水曜日 慰安婦運動30年の嘘
    韓国にも、慰安婦の存在を否定する学者がいることに驚いた。
    この著者は、同志が少ない中、信念を貫いて学者活動を続けている。自分が同じ立場であったならば、早々に転向してしまうであろう。
  • 赤い水曜日 慰安婦運動30年の嘘
    K国人博士による、「従軍慰安婦強制連行運動」の全否定。

    挙げられている事実関係は、既出本当あまり変わらない。
    自称「慰安婦」の方々の証言が左右するは、素直に読めば、「日本軍」の強制連行などないことが明らかだったり。
    人数だって、まあ、三千人台くらいでしょうと。

    事実認定は、一顧だにせず一蹴。
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  • 殺人の品格
    北朝鮮の人権侵害度合は別格だと痛感した…。
    訳者解説にも考えさせられる所が多かった。ムンジェインの対応も事実だとすれば酷いし、事実でないとしてもだからといって発禁はおかしい。
    リベラル自認で韓国好きの自分としては、急所をつかれた思い。
  • 殺人の品格

    北朝鮮の独裁体制については上辺のことしか知らなかったが、本当に恐ろしいと言うか、想像を絶するものだった。
    本作がフィクションである事を祈るが、あとがき等からかなり現実に近いと言う事で、なんとも言えない読後感。
    脱北後、中国から韓国へと部隊は移っていくがどこでも北朝鮮出身者と言うことを隠しても食い物...続きを読む
  • 殺人の品格
    とても迫力のある作品で、ぐいぐいと引き込まれました。
    イメージとしては、山崎豊子の小説のように、不条理な社会・制度に虐げられても、なお歯を食いしばって上を向く主人公の闘いを、手に汗を握りながら追いかけるような読書体験でした。

    ただ、山崎作品と違うのは、「北朝鮮」という日本で暮らしている私達の生活と...続きを読む
  • 帰属財産研究 韓国に埋もれた「日本資産」の真実
    結局現在の韓国の産業基盤、社会機構、人材育成などはすべて日本統治下に築かれたということで、日本側の認識を確認する内容だが、このような本が韓国側の研究者から発表されるのに戦後70年以上も必要とすることに、日韓間の深い溝を感じてしまう。

    本書にしても日本側にはもっと包括的な研究成果もあるし、著者が自ら...続きを読む
  • ソウルの中心で真実を叫ぶ
    反日種族主義の共著者の一人か。
    特にいわゆる強制徴用の欺瞞を暴く。しかも、徴用を主張する人たちが証拠としてる文献等を元にして。

    日本人にしたら今更っぽい感じだが、一時文献にあたっているし、本の後半は実際その論文を掲載してる。数字が好きな人はじっくり読み込めばいいと思うが、ぼくはそうでもないので前半...続きを読む
  • 殺人の品格
    ほぼ一気読みできる読みやすさではあるけど、緊張する場面の連続で読んでてすごく疲れました。

    一部、『てにをは』がおかしいところと、登場人物の名前間違い箇所がありました。