安曇ひかるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三神峯皓(26歳・弁護士)×桜井郁弥(26歳・グラフィックデザイナー)。幼馴染みの再会ものでした。
二人が隣同士で幼少から一緒に過ごしていたこともあって、遠慮なしの仲なんです。何事も包み隠さず言いたい放題で、それゆえにぶつかり合う事もしばしば。相手に負けまいと競争心剥き出しなのも、同級生のいかにもなライバル関係で、とても等身大で共感できる二人でした。
しかし、中学3年の夏、気安さからのケンカが嵩じて口もきかずにいた二人に、皓の親の転勤という形で、突然の別れがやってくるのです。
これには涙でした。すごく仲の良かった親友がいなくなる寂しさは、子供時代の悲しい出来事として心当たりのあるものです。ケンカしてたなら尚更。中坊らしい郁弥の負けん気が、素直じゃなくて切なくなります。
そして、成長した二人は十数年後に思わぬ形で再会します。二人をとりまく状況が年月を経て変化しているところが、他の再会ものよりビターでした。それなのに、二人の頑固で意地っ張りなところはちっとも変わっていなくて、相変わらずのケンカ腰。
それでいいのですが、読んでる方としてはちっとも進展が見えないし、かなり焦れ焦れさせられました…それがケンカップルなんでしょうけどね。
郁弥の「皓が好き」っていう気持ちが無自覚であるにしても、その態度からもっとダダ漏れていてもよかったんじゃないかと思いました。読者サービスとして。
一方の皓もアクション不足でじれったかった…彼女にはもっと早くにはっきりした態度をとった方が好感度が上がったと思いますが、冒頭の映画シーンの伏線回収のせいで、あそこまでずるずるしちゃったんでしょうか。頑固キャラの方向性がネガティブに働いていた気がします。強気な頑固が欲しかったです。
センセのサイト掲載のSSは、郁弥が素直でかわいくて、皓が少し変態ちっくにエロいこと考えていて、ラブラブ感があふれていました。あんな感じのラブを収録してくれていたら、もっと満足度が上がったはず。
心の琴線にふれるような話がとても上手い作家さんなので、これからも深く心情を掘り下げた作品を送り出して欲しいです。 -
Posted by ブクログ
法医学研究室の大学院生×一見クールビューティーな31歳法医学者。舞台が舞台だけにサスペンスかと思ったら、意外にコミカルな話で拍子抜け。でも、クール美人かと思われた姫谷がとんでもなく天然マイペースな不思議ちゃんだったのがツボでした。
最初から姫谷の周囲をはばからない直截的な性的表現が際立っているのです。31年間恋愛にも女にも興味がなかったと、堂々みんなの前で言い切ってしまう姫谷は、DTを恥とも思ってない天然さが愛すべきキャラ。かぐや姫のイメージと作者さんは言っておられますが、そういう意味では妖精サンに近い存在です。
そんな姫谷に何かと世話を焼く石上と阿部。傍目からみても二人が彼にメロメロであるのはまるわかり。そして、悠月もそんな姫谷のことがどんどん気になるようになっていきます。
姫谷の言動が本当に面白くて、何度も笑わせてもらいました。
ただ、その天然なダイレクト表現の面白さに乗っかりすぎて、二人が好意を感じて、恋人同士になっても良いと思うまでの感情の変化の掘り下げ方が少し不足していたような。
なんか、もやもやするんです。カルビだけで男が男を好きになるとは思えないし。姫谷が、興味のなかった恋やHに目覚めたきっかけがなんだったのか、ちょっとボヤけてしまっていて物足りなさを感じるのです。
悠月も教授たちに刺激されて姫谷に興味を持っただけと、受け止められかねません。最後に出てくる悠月の過去をもっと姫谷への想いに上手く絡めて伏線的に描いてくれた方がよかった。その設定があまりに突飛な感じで、せっかくのコミカルな味がどんより重くなったのもマイナスに感じます。
多分そのあたりが原因で今ひとつ印象が散漫になっているかも。
ただ、登場人物は姫谷にしろ、悠月にしろ、好感持てたし、読後感も不思議とよかったんですよね…
まっさらDTに、年下強引言葉攻めというシチュも好みでした。 -
購入済み
最初の設定がうやむや
冒頭を読んでたら
レイが普通の男性設定だと思ってたけど
異世界にスリップして
オメガと言われ事に何の違和感もなく
受け入れてたので
疑問に思ったら元の世界もバース設定だったみたいで
分かりにくい