志村幸雄のレビュー一覧

  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    イグ・ノーベル賞創設の経緯からその意義、選考方法や賞の与えられ方について、過去の受賞研究などの一部紹介と日本人受賞者の取材、はてはイグ・ノーベル賞獲得のための方法論から著者独断のイグ・ノーベル賞候補まで、イグ・ノーベル賞分析に徹した本書。

    バウリンガルやカラオケの発明、先ごろ読んだ『群れはなぜ同じ方向を目指すのか?』のレン・フィッシャーが受賞したビスケットを紅茶に浸す研究、中垣教授の粘菌、候補として、日本のトイレ文化、百万分の一グラムの歯車製作や阪大教授の石黒浩氏のジェミノイドなどなど、見知った研究があれこれ出てくる。

    イグ・ノーベル賞は「まず人を笑わせ、そして考えさせる」研究が授賞対象だ

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    2013年04月20日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    「笑わせられる、考えさせられる研究」に贈られる裏ノーベル賞とも言われるイグ・ノーベル賞を解説した本。兼六園の銅像にはなぜ鳥が止まらないのかと解明した研究など、日本人が受賞した研究についても詳しく解説されていておもしろかったです。他にもなんでそんな研究を・・・!という研究がいろいろ紹介されています。

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    2013年04月13日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    本自体が笑えるかっていうとそうでもないけど。
    でも、こういう研究をチョイスするんだ?!っていう面白さはあった。

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    2012年11月16日
  • 世界を制した「日本的技術発想」 日本人が知らない日本の強み

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    思ったより概括的で、先の畑村先生本とはほぼ逆の趣向。ロボット、安全、環境等、従来から言われている強みに、地域化等の、これまた既存の言論を当てはめたようにも思える。どちらかというと日本の技術史に近い論考。

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    2012年09月09日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    イグノーベル賞がなんたるかや、授賞式の様子、そして日本で受賞した研究について書かれています。
    少し前の受賞作がほとんどですが、入門書にはいいかなあと思います。
    でも学生にすすめるには、もっと色々な変わった研究がたくさん載っているほうが興味を持ってもらえそう。

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    2012年07月31日
  • 誰が本当の発明者か 発明をめぐる栄光と挫折の物語

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    特許の重要性を認識することを目的に読みました。
    特許の歴史ってかなり深いんだということを知りました。かのリンカーンが特許申請していたとは。

    あと、この手の本を読むほどエジソンのイメージが崩れていきます。。

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    2012年01月07日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    ネタバレ

    笑いがあり、その後、考えさせられる科学賞こと『イグ・ノーベル賞』についてつづった本。

    「バウリンガル」や「牛フンからバニラの香りを抽出」などで日本人が受賞し話題になりましたね。

    まさに、笑える後考えさせられる研究です。

    本書の中で、気になったのはドクター中松が2005年に受賞した「その日の体調は3日前に食べたもので決まる」というもの。

    ほんまかいなw

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    2011年04月25日
  • 世界を制した「日本的技術発想」 日本人が知らない日本の強み

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    第1章 日本的技術発想の突破力?携帯電話の事例研究
    第2章 「発明」と「商品化」のあいだ
    第3章 ものづくりに宿る「軽薄短小」技術
    第4章 からくりをロボットに変える「合わせ技」
    第5章 模倣を超える「工夫力」と「考察力」
    第6章 軍需に頼らない「民需王国」
    第7章 一億人の「わがままな消費者」
    第8章 基本機能になった「環境」「安全」
    第9章 技術文化国家への道

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    2011年04月09日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    難しいことを,かんたんな言葉で説明して,かんたんに考える。これができる人は本当に賢い人だと思う。いつでも遊び心,楽しむ気持ちをもって勉強したいなぁと再確認できた。

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    2010年12月16日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    「ほとんどの受賞者は、受賞のニュースに喜びを隠さない(少なくとも、少しは喜ぶ)」
    という、あのノーベル賞のパロディであるイグ・ノーベル賞。レン・フィッシャーさんや(ビスケットを紅茶に浸す理想的な方法の考察)、マーフィさん(勿論マーフィの法則)が受賞しているこの賞のことが前々から気になっていたので、この本を見つけて即購入。いやニヤニヤしてしまった。この本自体、「まず人を笑わせ、そして考えさせられる」というイグ・ノーベル賞の授賞基準のような本でした。

    だって普通に気になるだろう、「ピカソとモネの作品を識別するハト」とか。学術的価値だってあるだろう。イグ・ノーベル賞、けして馬鹿に出来ません。

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    2010年11月04日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    [ 内容 ]
    「裏ノーベル賞」の異名を持つ「イグ・ノーベル賞」が隠れたブームとなっている。
    その人気を語る上で欠かせないのが「パロディ性」。
    「カラオケの発明」がなぜ“平和賞”なのかといえば、「人々が互いに寛容になることを教えた」から。
    さらに、芳香成分のバニラが牛糞由来と聞けば誰しも目を丸くするだろう。
    本書はイグ・ノーベル賞で世界をリードする日本人受賞者の取材をもとに、「まず人を笑わせ、そして考えさせる」研究を徹底分析。

    [ 目次 ]
    第1部 「笑う科学」の奇抜な司祭者(この特異なるイグ・ノーベル賞 ノーベル賞と比較して;イグ・ノーベル賞に見る「パロディ性」と「科学性」)
    第2部 イグ・

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    2010年06月05日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    ネタバレ

    今や本家ノーベル賞をも凌ぐ人気賞に成長した、イグノーベル賞。この賞にまつわる様々なエピソードや、受賞者インタビューに基づいた日本人受賞者の紹介など、イグノーベル賞案内本。

    最終章がやや冗長で読後感を損なったが、イグノーベル賞のユーモア精神をところどころに振り撒いた文章は軽快。

    結局、学問の根本は好奇心であり、役に立つとか立たないとかいう俗世間の評価からは自由であるべきだ。イグノーベル賞受賞者に、いつか「もう少しましなこと」が起きることは、きっと間違いない。

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    2010年11月08日
  • 笑う科学 イグ・ノーベル賞

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    イグ・ノーベルという名称、なぜなんだろうと思っていたが、やはりignobleのゴロからなんだとか。賞状には、本当のノーベル賞受賞者も三人、署名に名を連ねている。マーク・エイブラハムズによる本も出ているが、本書は日本人によるものだけに、日本人受賞者の研究内容について詳しいピカソとモネの作品を識別するハトバウリンガル兼六園の銅像がハトに嫌われる理由(昔の質が悪い銅でできており、砒素を含むために銅との境で電磁波が生じるためらしい)カラオケの発明バニラの芳香成分を牛糞から抽出粘菌による迷路の最短経路の解法(単細胞生物が集まって知性らしきものが生じるというのは面白い)

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    2011年08月07日
  • 誰が本当の発明者か 発明をめぐる栄光と挫折の物語

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    発明品について誰が本当の発明者と呼べるのか?について書いた本発明をする人の人柄とか人間らしさがおもしろいですあと 国と国との力関係とか

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    2011年09月20日