森健のレビュー一覧

  • デジタル資本主義

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    消費者余剰、生産者余剰、懐かしい。中小企業診断士受験の際にも再度とらえ直した事を思い出した。GDPの指標の理屈は知っていたが、最後に足し合わせることに疑問を感じていたが納得した。消費者余剰がデジタル化により増加したことは、人類にとって喜ばしいことである。生産者余剰の減少が回り回って消費者の所得に反映されるのはその通りだが、デジタル化により眠っていた資産が有効活用されるシェアリングやP2Pサービスが確立されたいま、老後も案外安価に楽しめるのかもしれない。しかしそれは資本財においてのこと。人間の本質的欲求はそれでは満足出来ないはずであり、その点は別の書籍に譲るべきだろう。なかなかの示唆に富んだ書籍

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    2018年12月22日
  • デジタル資本主義

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    OECDのレポートによると、日本の賃金水準は1995年以降の20年間全くがあがっていない。それどころか下がっている。フランスは約1.3倍、米国も約1.2倍、ドイツでも約1.1倍にはなっているなかこれは非常に稀な国だ。
    ところが、NRIの1万人アンケートによると、人々の生活レベルの満足度は2006年以降、年々高まりを見せているらしい。賃金が据え置きなのに生活の満足度レベルが高まっている?これってどういうことなのだろう。

    我々の生活は常にデジタル化の恩恵を受けている。無料のネットサーチで冷蔵庫の最低価格を知れるし、好みの音楽だって、映画だって月1,000円で楽しみ放題だ。電話もメッセージも無料。

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    2018年09月30日
  • デジタル資本主義

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    会社から貰ったので読んでみた。「日本の GDP が伸び悩む一方で、我々は(インターネットを中心とした様々なサービスの発展によって)ますます豊かになっているようにしか感じられない」という素朴な疑問から出発し、現代社会の経済発展を計るには GDP は不適切な指標であると説く。

    どちらかと言うと、GDP の成長 = 経済発展と定義した上で、我々の豊かさや幸せは "経済発展" では計れない何かに変貌していると言われた方が納得がいくが、いずれにしても Google Map 一つとってみても、Google が生み出している価値が広告だけではないことは明らかで、それを消費者余剰と生産者

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    2018年07月04日
  • デジタル資本主義

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    ネタバレ

    ・昨今のDXにより生産者余剰より消費者余剰が増えているという議論は、無意識に感じはしていたものの、言葉で聞くと目からうろこであった。
    ・未来の考え方でいくつかのフレームを提示してくれたのは、自らが将来を思い描くことの一助となった。

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    2018年05月14日
  • グーグル・アマゾン化する社会

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    Web2.0ブームに便乗した軽い読み物かと思ったら結構奥が深かった。
    特に民主主義と主体性のところ、著者には主張したいことがはっきりとある様だ。
    最近の話題をタイムリーに追い過ぎて、表面をなぞっている様なところが無い訳ではないが全体的に非常に勉強になった。

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    2014年09月22日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    就活について…というより、大企業がどんな人材を求めているか、どんな面接をするか、について纏められた本。
    例外もあるが、一貫しているのは、コミュニケーションがとれる人材ということ。相手の質問に対して必要以上に喋らない(喋りすぎてもいけない)、端的に伝えたいことを述べられる、というのがコミュニケーション…ということなんだろうか。どこの会社でも同じ事を言っているけれど、裏を返せば、それだけコミュニケーションの取れない人間が増えている、ということなんだろうなぁ。

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    2014年02月15日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    ■就職活動をする夏ぐらいに読んでほしい本
    概要は各業界のNo1?企業の人事部の談話集みたいな感じです。堅苦しくないので、するする読んでいけます。「就職活動」ってものが年末ぐらいに始まる人が読んでもらえると「へー各会社いろいろ真剣に選んでるのね・・・」って感じられると思います。

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    2013年02月04日
  • グーグル・アマゾン化する社会

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    「情報化社会では、多様化よりもむしろ一極集中化が進む」

    という論旨にはわりと目からウロコ。
    web2.0の入門書として◎。

    技術的な部分の解説がわかりにくいのと、
    本としてのまとまりにかけるかなと思いつつ。

    なんだかんだ興味深く読めたので☆4つ。

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    2012年09月22日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    様々な企業の人事部長や人事担当役員へインタビューした内容をまとめた一冊。主に新卒採用のことを書いてあるとはいえ中途採用の志望者(私のことです)にも興味深い内容と思える。あの短い時間でなにがわかるんだ!?と学生は思うだろうけど、これを読めばある程度得心が行くのではないかなぁ。少なくとも「みんなの就活日記」とは違った採用者視点のコメントは貴重。

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    2012年08月20日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    多くの有名企業の人事関係者が語る、企業がほしい人材とは。

    多くは大学時代の出来事などをあげる人が多いが、どのような目的、理由で、どのような手段(論理的な思考などを含めて)、どのような経営(マネージメント)が必要なのかなど、企業がほしがる人材像がわかった。

    最近は特に、儲かるか、儲からないな、ビジネスの視点が必要な気がする。会社はボランティアの組織じゃないですからね。

    いろいろな意味で生の声を聞くことができる本だった。

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    2012年05月10日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    日本国内の超人気企業の人事部長が語った「面接の裏」「本当に欲しい人材」「仕事とは何か」をまとめた1冊です.

    気になるのは,いわゆる大手企業のみの視点が語られていること.そういう面では,全てを捉えきれていない危険性がないとは言えません.

    ただし,超有名企業の人事部長を務められている方々の言葉が語られているだけあって,読んでいるだけで,その方のお人柄が伝わってくるようで,とても温かい本です.やはり,企業の多くの方々は,とても愛情を込めて見ていただいているのだなと感じます.

    学生さんも,就職活動は大変だとは思いますが,大人が語る厳しさの中には,多くの場合,人に対する優しさや思いやりが含まれてい

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    2012年05月05日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    ネタバレ

    企業がただ優秀な学生を求めているのではなく、どのような働き方ができて、どのように企業→社会に貢献していけそうかまで見ている、ということがわかった。

    企業それぞれに考えはあるし、学生も入りたい意欲がある。
    だからこそ企業研究→企業訪問・説明会参加→自己分析→企業訪問・説明会参加→選考参加の流れは必要だと思った。

    自分はどのように社会に貢献したいか、という視点はもちろん必要であるが、この会社でどのように自分が役割発揮できそうか、という視点も大事。そんなことを改めて思わされた一冊。

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    2012年03月19日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    いくつかの採用担当者が意見を述べている。就活をする前に読んだ方がいいかも。就活をしてなくても、企業の理念みたいなのが少しは分かる。

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    2012年02月16日
  • グーグル・アマゾン化する社会

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    日頃、「たぶん、そうだろうなぁ」と感じていたことが、よく耳にする用語を用いながら分かりやすくまとめられている。

    文章も読みやすい。

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    2020年02月16日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    世界不況の影響で厳しさを増す就活。
    ネットで飛び交う情報の何が真実か。
    いったいどうすれば勝ち抜けるのか。
    超人気企業の人事部長が「面接の裏」「本当に欲しい人材」「仕事とは何か」を本気で語った究極の就活バイブル。

    [ 目次 ]
    東海旅客鉄道「判断力、実行力、そして馬力が必要」巣山芳樹(取締役人事部長)
    全日本空輸「泥臭いローカルな学生大歓迎」志岐隆史(執行役員人事部長)
    三井物産「リーダーの器か見極める」雑賀大介(執行役員人事総務部長)
    資生堂「美しく生きることへのこだわり」高重三雄(執行役員人事部長)
    東京海上日動火災保険「“気づき”の深い人浅い人」木村岩雄(人事企画部長)

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    2011年04月19日
  • グーグル・アマゾン化する社会

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    Googlezonを想起させる内容。
    と、言うよりそれに影響を受けてこの本を書いたのではないかとさえ思える。

    ウェブ進化論はwebの可能性をオプティミズムに信じて良いのだ思わせてくれた本だったが、思わせてくれたということは、背中を押してくれないと全てをそう思えない、何かしらがあったということ。

    本当に小さな違和感だったが、決して抜けることのなかった刺を見事に言語化してくれている本。

    この本を読み終わった時に自分の感じていた違和感を言語化するとこうなるのかと、認識できた本だった。

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    2012年03月21日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    複数企業の選考過程をざっくり知れる。そして何よりもマニュアル就活生はおもろくないからまずバイバイする対象になるということが改めて良く分かった。素の自分を魅力的に見せるために、過去のジブンを振り返り、苦しいけど見つめて言葉にする。そしてそこから未来のジブンを見据えて言葉にする。それだけすれば後は企業との縁次第。今一番すべきことな何かを教えてくれた本。

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    2011年01月06日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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     本書は、JR東海、全日空、日立、NTTドコモ、三菱UFJ銀行など、就活生に人気の15社の人事部長のインタビューから成り立つ。
     これらの企業には数千人、数万人の就活生が押し寄せてきて、そこから十数人に絞り込む。この過程で、人事担当者は、何を見て何を思い、どのような考えで選んだのかが書かれている。
     この本には、何をすれば内定をもぎ取れるのかのアドバイスは全くない。就活のhow to本としては、他も読むべきであるが、該当企業がどのような価値観や判断基準で学生を選び、どのような学生に心をひかれたが割と赤裸々に語ってある。
     これをすれば絶対受かるというものはない。人事担当者の価値観は、会社ごとに

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    2011年01月01日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    就活に対する心構え的なものから実際の面接の話、求める人材などを各企業の人事の方が語ってます。

    基本的にどの会社の人事の方も同じようなことを言っていて、ただ社風とかによって求める人材が違うんだなって感じ。

    就活を始める前に読んでいて損はないかな。でも鵜呑みにしすぎると痛い目にあいそうな…何事も腹八分ということですね。

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    2010年11月03日
  • 就活って何だ 人事部長から学生へ

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    私自身は就活まであとちょうど1年あるのだけど、同級生達の様子をみていてすごくつらそうだったので時間があるうちに、って読んでみた。

    こういう時はこうしろ、とかいうマニュアル本ではなく、むしろ逆にマニュアル本がたくさんある今だからこそ大切な心構えとか姿勢とかについて書かれてます。決して特別な事ではなく当たり前なんだけど、でも改めてその大切さを確認して考えさせられるような、そんな本。各業界の一線でひっぱている企業の名前が連なってるだけに説得力もある。

    それにしても面接って回数とかすっごい多いのね・・・グループディスカッションとか面接って苦手だから、今のうちから避けずに積極的に慣れていこう。。。

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    2010年10月02日