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作品一覧

  • AIで拡張する社会―「知性」「労働」「経済」の未来予想図
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    【日本の未来を読み解くシンクタンクが描いた、AIによる近未来の全貌】 AIが社会に深く浸透する2030年代の姿を考察した、すべてのビジネスパーソン必読の啓蒙書 野村総合研究所(NRI)が、2030年代のそう遠くない未来を「AI拡張社会」と称してAIが深く社会に根付いた時代の可能性について考察した1冊。 AIによって社会は何が変わり、人や企業はどう動いていくべきなのか。 豊富な調査データと的確な分析に基づいた、経済社会の新たな潮流を提示します。 ◆AIは「何」を拡張する? ・AIは単に仕事を代替するものではない。人間の能力を拡大し、「知性(知力)」「労働」「経済」を拡張する ◆AIによる「知力」の拡張 ・これからは「+AI」が働き方のキーになる。プログラミングなら「Coder+AI」、医療なら「Dr+AI」に象徴されるように、人間の能力をサポートするようになる ・AIの知力の1つ「会話力」が進化することで、人間はAIを介して動物ともコミュニケーションできるようになるかもしれない ・イタリアのポンペイ遺跡から発掘された炭化した巻物の解読にAIが活用されるなど、肉眼では不可能だった文字の識別が増えていく ◆AIによる「労働力」の拡張 ・AIエージェントの登場により、あらゆる面で業務の創造性が高まり、企業の生産性が向上する ・AIロボット、特にヒューマノイドロボットは、人手不足が深刻な製造業や小売業の現場で活躍する ・単純作業や反復的な業務をAIが代替することで、人間がより価値の高い創造的なタスクに集中できるようになる ◆AIによる「経済」の拡張 ・AIの登場は、情報化社会の次の「第4の波」として「創造化社会」をもたらす ・これからは顧客との対話が増えるほどに顧客理解が深まり、提供価値が高まる「深さの経済」の存在感を増す ・非金銭的な価値を組み合わせた新しい経済指標である「GDPプラスアイ」に基づき、AIが社会に与える影響を測る必要がある ◆AIによる「拡張」リスクを考える ・AIはデータ、半導体、電気、水を大量に消費する存在であり、人間の日常生活を圧迫する可能性がある ・質の低い「ジャンクコンテンツ」や虚偽の「フェイクコンテンツ」を想定した、認証制度や倫理的教育の再検討が急務だ ・AIによる失業も見据え、AIと人間の役割分担を再設計するタイミングがきている
  • デジタル増価革命
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    日本人がまだ知らないデジタルが生み出す経済価値とは!? ■Twitter、InstagramなどのSNS→20兆円 ■テレワークによる可処分時間の増加→2.2兆円 ■つながるクルマ→1.2兆円 コロナ禍は社会のデジタル化を急速に進めました。 これは、我々が「デジタル資本主義」と呼ぶ新たな社会システムへのパラダイムシフトが大きく進んだことを意味しています。 「デジタル資本主義」のもとで生き残る企業と消える企業はどう違うのでしょうか? 本書では、生き残るためのカギとなる「増価メカニズム」を解説! さらに、この「デジタル資本主義」を人類にとって良いものにするために、どうデザインすればいいのかを日本を代表するシンクタンクが描き出します!
  • デジタル国富論
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    デジタル化が進んだ経済社会はどう変わるのか。ビジネスパーソン必読の啓蒙書 ◆aaS(as a service)化で業種区分が消滅。aaS化を乗り切るビジネスモデルをどう構築? ◆人々の満足度、幸福度にも注目し、GDPに代わる新しい経済指標を提案 ◆デジタル資本主義の価値創造の源泉は「データ」。その経済的な意味をどうみるか? ◆いつか、データが駆動する自律的な市場システムが人間を支配する? そうではなく、デジタル資本主義への道筋を人間主体で描いていくことを提言 前著『デジタル資本主義』に続き、急速な技術革新に対応した企業戦略をアドバイスするとともに、世界的に論争となっている経済の新指標やデータの扱い方という大きな問題をビジネスパーソン向けに読みやすく解説
  • デジタル資本主義
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    デジタル革命は資本主義の“常識”を覆す。 その変化はGDPという従来の指標では捉えきれない。 新たに生み出される経済社会は、巨大企業が支配し、ロボットが雇用を奪う「純粋デジタル資本主義」になるのか。 あるいは個人のスキルや未稼働資産が価値を生み出す資本となる、「市民資本主義」か、 多くのモノが無料となり、労働と余暇の区別も消滅した、SFのような「ポスト資本主義」なのか。 大胆なシナリオを描き出す。
  • 2020年の中国―「新常態」がもたらす変化と事業機会
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    中国の経済社会は、「新常態」という新たな発展段階に入った。 この変化は日本企業にとってどのような意味を持つのか。 中国では地方経済の底上げが進み、インターネットや交通網の整備を背景に地域の情報格差が縮小して、市場の「同質化」が進んでいる。 産業界では消費者ニーズに機敏に応え、海外とのネットワークを活かして研究開発に取り組む創新(イノベーション)企業が続々と生まれている。 日本企業はそれらとどう闘い、また協業していくのか。 現地コンサルタントが市場・企業・消費の変化を徹底分析し、日本企業の新たな戦略軸を提示する。

ユーザーレビュー

  • デジタル資本主義

    Posted by ブクログ

    デジタルがもたらす未来について、今まではディストピア的な思考しか持ち得てなかったのですが、この本を読んで、別の可能性があることを示唆してもらいました。
    社会を構成する一人一人の主観、思いがデジタル社会のありようを導いていくとの主張に深く考えさせられました。

    0
    2019年12月01日
  • デジタル資本主義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    デジタル革命による資本主義の常識の変化について描いた一冊。デジタルを技術面ではなく、経済社会歴史の側面から分析し、将来について論じている。
    シンクタンクの本だけあり、データ豊富で示唆も豊富である。
    構造的な分析もありおもしろい。

    メモ
    ・シェアエコ は投資抑制、雇用抑制的な部分がある。
    ・日本、直近は人口減だが一人当たりGDPは増えている。
    ・海外と比較し、日本のみ労働生産性上昇に対して賃金が上昇していない。非正規雇用などの雇用シフトや自動化投資への偏重などが原因か。
    ・デジタルによって引き起こされた経済のピンボケ。
    ・資本主義とは差異の発見活用創出を通じて利潤を獲得し、資本の永続的な蓄積を

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    2019年12月01日
  • デジタル資本主義

    Posted by ブクログ

    デジタル化が生産者余剰の縮小・消費者余剰の増大を進め、それがGDPに反映されていないなど、統計データを駆使してデジタル化と資本主義の関係性が非常にわかりやすく整理されている。
    後半はシェアリングエコノミーや資本主義の今後のシナリオが展開され、思考実験にもつながる。
    3冊シリーズ化されるようなので続編が楽しみ。

    0
    2019年01月05日
  • デジタル資本主義

    Posted by ブクログ

    センター試験にの評論問題に採用されるような,非常に読みやすい文章。

    現代において,人は「モノ」に執着するのではなく,「コト」に価値を置き始めている。

    本書でも取り上げているが,例えば音楽業界では,CDなどの媒体からiTunesから直接ダウンロードする形にニーズがシフトしていった。これは単純に物理的な領域排除と,特定の曲のみを購入したい場合に重宝する事が考えられる。そして今,iTunesから,スポティファイなどのサブスクリプション型で視聴する割合が増えてきた。これは正に「コト」体験のニーズを明らかに示しているが,実は曲のデータを「仮想的物理領域」と人々が捉え始め,最早デジタルデータに関しても

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    2018年10月25日
  • デジタル資本主義

    Posted by ブクログ

    シンクタンクであるNRIの整理・分析・考察だからか、とてもスムーズに論旨が沁み込みました。先ずは、商業資本主義→産業資本主義→デジタル資本主義という超大雑把な時代区分がめちゃくちゃわかりやすいこと、「消費者余剰」を生み出す各種サービスのデジタルトランスフォーメーションが「生産者余剰」の指標であるGDPじゃ捉えきれなくなってきていること(お恥ずかしながら「消費者余剰」という言葉、本書で初めて知りました…)、ハンナ・アレント「人間の条件」の「労働」「仕事」「活動」という概念から援用した「労働社会から活動社会へ」という移行が行われること、その時「労働生産性から知識生産性へ」というキーワードによって情

    0
    2018年08月19日

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