漫F画太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
興奮冷めやらぬうちにレビュー。
今日行った温泉施設の漫画コーナーに置かれていた本作。ドストエフスキーか〜と思って手にとってみると、まさかの漫画太郎先生の作品。名前は知っていたけど、こんなに凄いのか。荒唐無稽でとにかく下品極まりない。老若男女すべての人間が同等に、局部を露出しては糞尿を撒き散らす。汚すぎて目も当てられないけど、しかし独創性という点においてはこれ以上のものはないし、恐らく原作の内容を所々なぞっていて、原作の哲学的で社会的な要素もしっかり内包されているんだと思う。でもそれを感じさせないアホさ、感じようとするのが馬鹿らしくなるほどのアホさが前前前面に出ていて、絵も本当に汚いし、最低に -
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こ、これは。
噂には聞いていた初マンです。天才奇才もはやこの作者を表現する言葉はないでしょう。
読中、頭からウジが湧きます。ついでにそのウジが身体中の穴に入り込み内蔵を喰い荒らします。
ウジは視神経も犯し眼球が飛び出します。汚物は飛び散り、四肢は腐りやがてかつて経験したことのない
恍惚があなたを蝕みます。 -
Posted by ブクログ
表紙の出オチ感が芸術的である。まあ、芸術など、画太郎先生の前では下僕のような存在であるが。
先生はついに漫画だけでなく、文学作品までも再構築しはじめたようだ。まったく不思議なことではない。自然な流れである。むしろ、なぜ今までやっていなかったのかと盲点をつかれた思いだ。
うんこ、トラック、斧、という、文学では欠かすことの出来ない神器を使って人間のすべてを描き、断罪している。
ドストエフスキー本人がこの作品を読めないのが非常に残念ではあるが、読まずとも、こう言うであろうことは明白である。
「まん中もぬってーッ!!!」
次巻でエビゾーはババァに軟膏を塗ることができるのだろうか。
おそらく