三角和代のレビュー一覧
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ラヴクラフトの描いたドリームランドのダークファンタジーな世界観が好きだ。本作はそれと同一舞台ということで手に取った。
「未知なるカダスを夢に求めて」を先に読んでいるとあの場所だ! と思うシーンが多く出てくるため、それらの情景を老齢の女性主人公の視点で共に冒険してより一層楽しめる。
ただこの作品は、...続きを読むPosted by ブクログ -
クトゥルフ神話テイストの異世界旅行記か?
と思いきや……
現代にトリップしたりして、
タイトルの「猫の街から世界を夢見る」にぴったりな物語でした。
ポツンと出てきたロビンソン・クルーソーが意味ありげで、個人的にはとても気になりました。
ロビンソンは、最終的には元の世界に帰りました。
では、主人公...続きを読むPosted by ブクログ -
エーランド島四部作、第三弾。テーランド島に越してきた家族と、イェルロフの妻の日記を柱に、それぞれの物語が同時進行する。石切場のトロールなどファンタジーの世界や北欧の春の兆しを織り交ぜながら、静かに始まるが、終盤は怒涛の展開となる。Posted by ブクログ
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海洋冒険+怪奇小説+ミステリとはなんとも贅沢な組み合わせ。細かく生々しい描写はまるで自分も乗船して旅しているような感覚になり、いつしか悪魔の影にも怯えることに。
読み応えたっぷりの長編ですが、面白かったです。Posted by ブクログ -
スウェーデン、エーランド島にある双子の灯台を望む古い屋敷に越してきた家族に訪れた悲劇。前作「黄昏に眠る秋」同様、ゆっくりと人間関係が剥がされてゆく。過去と現在を往復しながら、ブリザードの雪や暗い海に世界に引き摺り込まれるような錯覚を覚える。
前作に続き、老人イェロホフも登場し、ほっとさせられる。Posted by ブクログ -
楽しいスペオペ。
異種族のノッドの詩的な語りとか、誰かが芸術的惑星改造をした星系とか、宇宙船の AI とか、もうギミックだけで楽しい。(^^
戦闘シーンもあるものの、基本的に人助けの団体に所属している船が舞台なので、戦闘ばっかりみたいな話より楽しいところが多いんじゃないかな。
AI の女の子も、ラノ...続きを読むPosted by ブクログ -
少女と犬の遺伝情報を持つ、14歳の戦闘用AIを宿す重巡洋艦、しかも退役しており人命救助を現在のミッションとしていて、極めつけは僕っ娘。マップスを彷彿とさせる設定(義体は出てこないけど)、癖のある登場人物たち、奇抜な天体の設定、シリアスな空気をまといつつ、いっそコミックがしっくり来そうな縦横無尽のスペ...続きを読むPosted by ブクログ
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過去のトラウマに囚われた人ばかりでみんなウジウジしてて大丈夫か?と序盤こそ不安になりましたが、後半のスピード感ある宇宙艦隊戦がカッコよかったのですべてOK!
元戦艦のボクっ娘AIが、皮肉を言ったりここぞと言う時にアバターをお着替えするのがカワイイ。Posted by ブクログ -
ふむふむ、書評を読んで買ってみたけどなかなか。
かなり上から目線の強気な女弁護士が、昔の婚約者の冤罪を晴らすため奔走。会話の訳がややカタいけど、プロットとキャラの魅力は十分伝わる。女性が主役のミステリは月に1冊くらいは読みたいな。Posted by ブクログ -
拡張現実とかいうと難解になりがちだが世界観もディティールも分かりやすく特に後半は一気読み。登場人物も多彩。ただ皇太子の彼女が男っぽいしゃべり方で所々紛らわしかった。原文でもそう表現されてるのかな?Posted by ブクログ
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ストックホルムから島に移住してきた一家。
越して間もない頃、妻が海で溺れて発見される。
殺されたのか?事故なのか?
同じ頃、島に来た警察官。警察官の大叔父がその謎を解く。
#幽霊現象Posted by ブクログ -
物語がなかなか進まずイライラしたけど、「むかしは、みんな、いつも時間をかけて物語を紡いだが、いまではなにもかもが、さっさと済ませねばならなくなって」って言葉が出てきて、はっとした。Posted by ブクログ