三角和代のレビュー一覧

  • 世界の終わりの最後の殺人

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    特殊設定ミステリー。
    文明が黒い霧によって滅んだ後の世界。孤島で生き残った人たち。その中で殺人が起き、霧から島を守るバリアも停止してしまい、それを再稼働するためには犯人を突き止める必要がある…とのこと。

    特殊すぎて設定を飲み込むのに時間がかかるんですが、犯人探しとバリア復活って別に関係なくないですか??と首捻りながら読み進めるので、物語の世界に入り込むのに時間かかりました。

    文明世界を知らず閉ざされた世界で平和に生まれ育った島民たちが探偵役なので、なんというか危機感が薄い。もうすぐ霧が迫ってくるのに寝ちゃったの!?(眠らされるケースもありますが)みたいなそれも特殊設定なのでしょうが、イライ

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    2025年09月06日
  • 世界の終わりの最後の殺人

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    イギリス各紙が絶賛したという「特殊設定」ミステリ。

    突如発生した謎の霧により、世界は滅亡。ギリシャのある孤島にのみ、霧の侵入を防ぐバリアが張られ、「世界の終わりの島」となった。ここに、100名を超える住民と、彼らを率いる3人の科学者が暮らしていた。だがある時、科学者の1人、ニエマが殺され、バリアが破られた。霧が島に侵入するまでの時間はわずか。バリアの破壊はニエマの死によって発動されていたらしい。ならば、ニエマを殺した犯人を見つければ、バリアを再起動できるのか・・・?
    島民の1人のエモリーが探偵として謎に迫っていく。

    冒頭には登場人物が挙げられていて、これらの人々がある「計画」に重要な役割を

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    2025年08月18日
  • 世界の終わりの最後の殺人

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    まず惹かれたのはタイトル。
    世界の終わりに起こる最後の殺人って?という興味。
    そして次に設定。
    未来×タイムリミット。
    探偵に課せられたのは、
    人類を救うためには46時間以内に犯人を見つけなければならないということ。

    この二つの要素から興味をそそられ手に取ったが、一言で言えば難解。

    世界が霧に飲み込まれ、人類が滅亡した後、
    唯一残された島には122人の人間が暮らしていた。
    島の外は有毒な霧に覆われており、島を守るバリアが唯一の生命線となっている。
    そんなある日、三人いる長老の一人、ニエマが殺害される。
    彼女はバリアの維持に不可欠な存在であり、
    彼女の死によってバリアは解除され、霧が島に迫り

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    2025年08月11日
  • 世界の終わりの最後の殺人

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    凝った構成でとっつきにくいところがあるけど、掴め出すとなるほどと感じられてくる。扉の登場人物一覧の職業を見て「?」と疑問を持つけどそれもなるほど、と。ではそのなるほどがピッタリとハマるほど気持ちがいいかというとそこまではいかない感じがもどかしい。語りの構成が物語上複雑になっていて、小説の語りとしての視点が揺れる(全てを見ることができる視点が二つある)のも入り込みづらさの一因かもしれない。それが狙いでもあるのかもしれないけど。
    分かりづらさはあるけど面白くは読めました。なんとなく風の谷のナウシカ漫画版みもある。

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    2025年06月15日
  • 世界の終わりの最後の殺人

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    SL 2025.5.16-2025.5.19
    スチュアート•タートン特殊設定第3作。
    百年以上生きている長老、消灯時間になると必ず眠る村人、60歳で必ず死を迎え、子どもが補充されて人の数を調整する。語り手は人々の頭に宿るAI。表面に見えるこれらの世界だけでも特殊だけど、真相はさらに複雑。殺人事件の謎解きも丁寧で、探偵役のエモリーをはじめ登場人物たちの心情がこまやかに描かれる。
    人間とは、人間性とは。考えさせられる作品でもある。

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    2025年05月19日
  • 世界の終わりの最後の殺人

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    またまた特殊設定かーと。自分で創造した世界だからなんとでもできるよなと思ってしまい、SF設定に比べて、ミステリとしての興趣がいまひとつ感。

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    2025年05月19日
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)

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    感想
    あれはなに、なんでこうなってるの。そんな純粋な好奇心。一度走り出したら止まらない。謎を解くために頭はフル回転。ワクワクだけで動いてる。

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    2024年10月29日
  • シナモンとガンパウダー

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    冒険小説。
    貴族に仕える料理人ウエッジが、悪名高い女船長ハンナ・マボットの襲撃を受ける。ターゲットとされた御主人様を殺され、海賊船に拉致される。

    生き抜くためにはマボットのために、乏しい食材で毎週日曜日ごちそうをつくなねばならない。

    賞金がかかってる彼女を追う敵やら、妙に結束力強いクルーたちとウエッジのやり取りが面白い。

    生半可でない戦闘シーンが迫力満点。痛々しく苦しいくらい。でも時々クスリとさせる場面もある

    マボットの存在が素晴らしい。クレイジーなだけの女船長かと思いきや、いやいや、なんとも思慮深く魅力的な人物だった。

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    2024年10月24日
  • ウォーシップ・ガール

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    ネタバレ

    大量殺戮を行い軍務を離れたAIや傷を負った人物が話を回しているが迫るものが無かった
    マーダーボットで苦手な表紙も克服せねばと思ったが残念

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    2024年08月13日
  • 赤く微笑む春

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    最初はとても地味な始まりで
    いつ事件が起こるのか少し退屈
    に感じたが、エーランド島の澄んだ
    冷たい空気感と登場人物達の自然と
    共に生活している姿に深みを感じ
    段々と引き込まれた。
    自然と反するポルノが絡んだ殺人
    事件はかなり衝撃的で事件の謎が
    より影が濃くなり一方、エーランド
    島の石切場のトロールの伝承は
    また事件を白い霧で覆ってしまう
    自然の力を感じた。

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    2024年07月22日
  • シナモンとガンパウダー

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    海賊に拉致されたシェフと女海賊の話。

    ・感想
    信仰心が篤く潔癖な主人公が冒険を通して今までの自分の世界の狭さを実感する。
    死に触れることで生きるとは、食とは料理とは…を改めて構築していく物語。
    料理人ならではの矜持を最後まで持った主人公だった。
    詩的な表現が多く、ちょっと遠回しというか若干イメージしにくいというかわかりにくかったかも(わたしがその手の表現が苦手だからだろうけど)

    主人公が料理をする、食べるという事の意味を改めて問い直す場面と最後の終わり方がすごく好きだった。

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    2024年03月06日
  • シナモンとガンパウダー

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    シェフ×女船長。極限状態にあってさえ、「美食」はなにごとにも優先される。食とは単に欲を満たすものではなくて、心を満たすものなのだと。腹の熱で酵母を発酵させるシェフの執念たるや!それに応じて、海の上ですら美しく着飾ることを怠らない女船長(※海賊)。香辛料のにおいが行間から香り立つよう。

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    2024年01月22日
  • 償いは、今

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    アメリカの作家「アラフェア・バーク」の長篇ミステリ作品『償いは、今(原題:The Ex)』を読みました。
    ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。

    -----story-------------
    「あなたがパパを助けないとだめ」少女の訴えを聞いて、弁護士の「オリヴィア」は愕然とした。
    少女の父親「ジャック」は、彼女の元婚約者だった。
    小説家の彼は、三人が死んだ銃撃事件の容疑者として逮捕されていた。
    現場にいたことを認め、事件の被害者の一人と深い因縁があった。
    ひどい仕打ちをして別れる原因を作った「オリヴィア」は、彼に懇願され、無実を信じて弁護を引き受けるが……予測不能のストーリーで

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    2024年01月04日
  • 霧に橋を架ける

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    「先駆者となるには、橋となれ」

    表題作「霧に橋を架ける」は、お仕事小説であるが、とても幻想的で暗示的であるにも関わらず、読後感は爽やか。

    その他に短編が10話。
    それぞれ個性的で好き嫌いがわかれるところだろう。

    お気に入りは、
    「水の名前」「噛みつき猫」「蜜蜂の川の流れる先で」……

    人はこの世界の何もかもを知っていると、自惚れている。
    そのくせ理解できないものは信じようとしない。
    でも、確かにそれはいる。ヒトの理解の外に……。

    読んでいて、ふと、感じることがある。

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    2023年12月02日
  • イヴリン嬢は七回殺される

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    ☆3.5くらい
    設定の面白さ、ミステリ物語としての緻密な構成は素晴らしい。だがそれを損なわせているのが文章。翻訳か原文か、どちらかがとにかくこちらの理解を曖昧なものにしてくる。するすると読めるとは言い難い。人物も多くて覚えきれず、それも分かりにくさに一役買った。誰?と思いながら読むことが何度も。
    ただそれでもサスペンスじみた構成力には脱帽だ。タイムループものは混乱して然るべきとも言えるし、整理しながら読めば傍観者ではなく探偵として没入し、もっと楽しめただろう。

    いやそれにしても久しぶりにミステリでここまで主人公に寄って物語を読めた。大抵探偵役には早く推理聞かせてくれないかな、と思っているとこ

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    2023年10月31日
  • イヴリン嬢は七回殺される

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    設定、あらすじ、物語ともに面白かったに違いない。
    だけど、最近では読むのに一番時間がかかった。次が気になるのになかなか読み進まない。
    原文ではもちろん読んでないので、原文のせいなのか翻訳なのかわからないが文章が読みにくいのだと思う・・・もったいない。。

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    2023年09月02日
  • イヴリン嬢は七回殺される

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    最初はとっつきにくくて、でも読み進めるうちに面白くなってきて、だけどどうにも頭がついていかない・・・

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    2022年11月09日
  • シナモンとガンパウダー

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    帯に惹かれて手に取りました。
    海賊にさらわれた料理人の運命やいかに!というかこの主人公、本当に料理のことばっかりで頭がいっぱいになっているのが面白い。勿論、囚われの身から抜け出すことにも頭を使っている訳ですが、それよりもパン種を作ったり、素材をいかに調理するかを考えている発想力がすごい。

    読んでいて、そうか、キリスト教は肉食を禁じていないから(そういえば子羊とかを生贄に捧げてたよな、旧約聖書では)、教会で修業した調理人は殺生を行うんだなぁと改めて思いました。
    お話の本筋はイギリスと中国の阿片貿易に絡んだなかなか骨太なお話で、人間関係の複雑さも絡み、面白かったです。個人的には味噌と醤油を日本の

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    2022年10月19日
  • シナモンとガンパウダー

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    晩餐の席に現れた女海賊マボットに雇い主を殺され、腕を見込まれて拉致された料理人ウェッジウッド。マボットに毎日曜日、ディナーを作るよう命じられるが、船内は道具も食材も劣悪な状態。試行錯誤で極上の料理を作り出す。ディナーの席で、お互い素で語り合ううち、マボットの意志に触れ、これまでの世界がひっくり返る所から、よりストーリーが面白くなる。クルー達の個性も豊かで、イギリスと阿片という時代背景や戦闘シーンの数々、命の危機など、読みどころ盛り沢山。

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    2022年09月25日
  • イヴリン嬢は七回殺される

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    今時流行りのループ系小説と言って良いのかはわからないけれどもループして同じ日を繰り返し、事件を解決するお話。面白いのが、一日が終わると違う宿主として目覚め、その宿主の性格や元々持っている判断力、思考力や人格に左右されるところ。期限は7日間で、傍観している人曰く、相当数繰り返しているらしい辺り、傍観者というか観察者も大変そう…

    ミステリーとしては面白いんだけど、この舞台設計を作ったというSF的な仕組みはちょっと読み終わっても「ん?」という感じ。繰り返す度に毎回注意喚起に行くのは大変そうだし、そこも踏まえて過去の自分が行った行為は7日分は更新されるんだろうか?なんかややこしい。そして、この場合モ

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    2022年07月26日