山下貴史のレビュー一覧
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以下、本文より抜粋
3分でわかるラテラル・シンキング
従来のロジカル・シンキングにラテラル・シンキングを加えることで、深さでだけでなく幅もある立体的な思考が可能になるのです。
思考を邪魔するものを取り除く
ほとんどの人が影響を受けているヒューリスティクスの正体
ヒューリスティクスは、直面している問題を解決したり、目の前にありながら不確実である事柄に対して判断を下す必要があるにもかかわらず、そのための明確な手がかりがない場合に用いられる方法です。
ヒューリスティクスを使うと、多くの場合には、ある程度満足のいく判断ができます。場合によっては、完全な答えを素早く見つけることもできます。しかし -
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水平思考(ラテラルシンキング)の著書が多い山下貴史さんの本。
基本・実践・思考に分かれており、基本ではラテラルシンキングの特徴、ロジカル(垂直思考)の弱点を補う水平思考、枯れた技術を使う方法を3章に分けている。
実践では7章に渡って、次の物を解説している
①思考の邪魔するものを取り除く
②視点を変えてみる。
③思考パターンを変えてみる。
④前提を疑う
⑤前提を変化させる
⑥組み合わせる
⑦アイデアを生み出し、実践する
思考では、以下の物を紹介している。
オズボーンのチェックリスト、スキャンパ―法、ブレスト、シックスハット、性格タイプ別、あの人だったら、一人賢人会議、1000万人発想法、 -
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・ロジカルシンキング(論理思考)は前提を疑わない。古い見方を踏襲する。1つのやり方を貫く。
・ラテラルシンキング(水平思考)は前提を疑う。新しい見方をする。組み合わせる。
・ずらす。抜け駆けをする。最短の脇道を探す。
<枯れた技術で水平思考>
・安定的な枯れた技術を使えばコストを安くできる。
・任天堂はビジネスの領域で使われていた計算機の技術を遊びの領域にずらして、ゲームウォッチを開発。
・ロジカルシンキングは商品改良。ラテラルシンキングはイノベーション。大発明。
<思考を邪魔するものを取り除く>
・ヒューリティクスは思い込み、経験則、直感で判断、常識的判断。たまにとんでもない間違いを犯す -
Posted by ブクログ
「ラテラル・シンキング」という名前は最近目にすると思っていたら、この発想法はかつて「水平思考」と呼ばれていたものなんだそうな。
1960年代に提唱され、日本に入ってきたのもすでに何十年か前…。不勉強がみにしみる。
この本はとても読みやすい。
骨子は、視点を変えたり、前提条件を再考したりして、新しい発想をみつけていくということのようだ。
具体的なツール(オズボーンのチェックリスト、スキャンパー法など)が紹介されているのもよかった。
ただ、「ひとり賢人会議」や「1000万人発想法」は、実際にはかなり難しい方法論ではないかと思う。
ロジカル・シンキングと組み合わせて使うと思考力が「16倍」アップ -
Posted by ブクログ
人は感情があるからこそ買う商品を決めるといった判断ができる
感情が理性を支えている
個人の思考に影響を与えるもの
周囲の人々の行動
個人特有のもの
情報の伝え方
実践
①思考を邪魔するものを取り除く
ヒューリスティックス
②視点を変えてみる
現在の立場から相手を見る、相手の立場から自分を見る、自分と相手の関係を冷静に見る
③思考パターンを変えてみる
④前提を疑う
なぜ、どうしてと問う
⑤前提を変化させる
フレーミング
問題を逆さから見る 古いという理由で客が来ない→伝統がある、懐かしさがある
理由付け
前提条件を改善する 日本第3位→世界第3位
ポジショニングマップ