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この本での狙いはお金をいくらでも持っている「富裕層」ではなく、ごく身近に存在する「新しい富裕層」がターゲットです。「欲しいものにならいくら払ってもかまわない」「こだわりがある分野には積極的にお金を出す」という新・富裕層の心をつかみ、喜んで買ってもらうための知識をまとめます。
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Posted by ブクログ
今すぐ必要というわけではないが、後半の販売テクニックはいつか必要になるときがくるかも。そしてすべてのテクニックをくらっている経験あり。次から次へと繰り出せばいいのか、はてさて。
世界一わかりやすい富裕層マーケティングの本 好きなものにはいくら払ってもかまわない→こだわり消費をする「新富裕層」 自分のこだわりの買い物には躊躇しない 富裕層…ストック型富裕層(財布の紐が硬い)、フロー型富裕層(高額でも納得のいくものなら買う) フロー型富裕層マーケティング メリハリ消費のフロー...続きを読む型富裕層…自分の感覚にあうもの、自分のプレステージ感を高め、自己表現をしてくれるモノ ↓ ・値段が高ければ高いほど商品に魅力を感じる ・商品の値段が高いから買う(=安ければ買わない) 「イノベータ理論」 イノベータ(10%)マニア、オタク 【新製品にすぐ反応する、主観的で自己完結】 アーリーアダプタ(20%)流行物好き【イノベータの様子を見て反応、他人へ自慢】 フォロワー(70%)普通の人【他人の意見を気にして追随する】 メリハリ消費の新富裕層はこだわりの商品分野では、このイノベータやアーリーアダプタとしての振る舞いをする その商品を選ばなければならない理由を作る モノがあふれすぎて、どうしたらよいかわからなくなっている→商品と店の信用 新富裕層に商品の価値を伝え、喜んで買ってもらうためのポイントとなるのが、「商品価値と価格設定の関係 商品の価値を決める3つの要素 「商品そのもの」…こだわりや技術力で差があればあるほど商品力と販売力の仕掛けが重要になってくる 「商品力」…パッケージ、ネーミング 「販売力」…商品がいかに優れていても販売力の部分で失敗してしまえば、お客は振り向かない こだわりのある消費者であればあるほどそのようなお店で買うのか、買うときのやりとりはどうか、などに価値を見出している 高級専門店だから高い金額を払っている、同じ値段で近くのスーパーに売られていたら買わない→高い価値を感じさせるしかけ 商品価値を高めるステップ 商品そのものの差を開発者から聞き出す→5w1h 商品力→特別仕様、オプションによるオリジナル感 販売力→包装 商品価値のデフォルメ販売力の仕掛け次第では商品の実力を上回る見せ方すら出来てしまう
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山下貴史
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