サイトウミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ついに、開戦した驚邏大四凶殺
性格が悪いと言われても構わない、女同士が意地と矜持を懸け、敗北=死のタイマンに挑む様は、実に美しい
こういうタイマンの「熱」は、性別は関係ない、と思う。かっこいいものはかっこいいし、素晴らしいものは素晴らしい。真剣勝負と銘打つなら、これくらいの「ガチ」が欲しいよな
本編の設定を大事にしつつ、宮下魂にも敬意を払いながらも、自分が描きたい女の強さを曲げない、サイトウ先生、良いモノを持っている
本家でも、大人気だった三面拳だが、この「女塾」に参戦するは「三面姫」で、全員がかなりの美少女
対戦カードも、本家と異なっているが、これはこれで最高だ、と思う
第一の勝負はJK対飛燕、対戦の舞台となるのは溶岩。若い漫画読みからすりゃ、ありえねぇと思う状況だろうな
どちらも、スピードと正確無比な攻撃を得意とする女傑だ
飛燕の冷酷な攻撃により、窮地に陥ってしまうJKだが、この辺りは激熱なバトル漫画のお約束。猛者ってのは、ピンチになった時、潜在能力が覚醒し、新たな必殺技が誕生する!!
空高く翔ける美しき燕を落とす、鋭き閃光!!だが、燃え尽きた命が放つ光は烈しい故に一瞬。JKもまた、仲間に誇りを託し、溶岩の中に消えていった
第二の勝負、富樫vs月光
富樫はJKの死に怒り、それが強さを引き上げる
だが、悲しいかな、その程度では、月光との実力差は埋め切れず、呆気なく、崖下へ落とされてしまう
けれど、ここで「ありえねぇ」が起こるのが、女塾。近くで応援できない分、腹、いや、魂から出した大音量のエール。仲間からの鼓舞が奇跡を起こす
神風により舞い戻った富樫は、月光が鋼の防御力を発揮しようが、躊躇わない
根性で勝てない相手は、ド根性で勝つ、死んでも勝つ、それが富樫節
JKと同じように、彼女もまた、親友らに笑顔で別れを告げた
第三死合、虎丸と雷電の溶け行く氷のリングでの死闘が始まる
虎丸は憤る桃をあえて眠らせ、単身で強敵に挑む
果たして、彼女の中の猛虎は目覚めるのだろうか?
そして、桃vs伊達の決戦は、どれほど凄まじいものになるのか・・・想像するだけで、魂のレベルが上がりそうだ
この台詞を引用に選んだのは、思わず、ブルッと来てしまったので。恐怖を感じるのは人間として当たり前。でも、時に人はその恐怖すら乗り越え、勝ち目薄い戦いに挑める強さを発揮する。怒りは剣を鈍らせる、だが、もしかすると、拳を硬くするのかもしれない -
Posted by ブクログ
サイトウ先生も、柳田先生に負けず劣らず、宮下魂を継承している
『プリマックス』(柴田ヨクサル/蒼木雅彦)にも言えるコトだが、カワイイと強いは同居する、と私は思っている
桃子を初め、女塾の生徒は全員、見目麗しいが、皆が己にとっての筋を通す強さを芯に通している。桃子らが戦闘力で目立ってしまってはいるが、きっと、これから、真の女子力を松尾らは、読み手に魅せつけてくれるに違いない、と信じている
よくぞ、こうも強い美少女キャラで、ストーリーをテンポよく進められるもんだ、と感嘆するより他ない
この(3)では、ついに、vs伊達編となる驚邏四凶殺が開始される
しかし、まさか、伊達の血を引く者まで、あんな美少女になっているとは思わなんだ。見た目だけで言えば、最も、好みにストライクだわ
袂こそ違えたにしろ、赤石楓と実力で並ぶとなれば、桃子との激闘も、本家に引けを取らない激戦になるだろう
だが、まず、目を逸らすべきじゃないのは、JKと飛燕の一騎打ちだろう
互いに、目にも止まらぬ速度で攻撃を放ち、敵の急所を的確に貫く戦闘スタイルで、不安定な足場も意に介さぬバランス力も持っている
この勝負、マグマよりも、私の心は熱く煮え滾りそうである
この台詞を引用に選んだのは、剣桃子の強さが見えるからだ。強い人間の条件ってのは色々とあるが、その一つには、自分を信じてくれる先輩の期待を背負っても潰されず、逆に、その重さで芯をより真っ直ぐに支えられる事がある。先輩を見下し、助言を蔑ろにする奴は、成長は見込めず、後輩にも同じことをされる、と知れ -
Posted by ブクログ
やっぱ、2巻の表紙を飾ったのは、富樫源子だったな
あくまで、私個人の勝手な印象かつ予測ですけど、彼女の人気って、案外、桃子に伯仲しているんじゃないだろうか
単純な戦闘力、修得している凄技、それらこそ、桃子やJKに力及ばず敗れてしまうかもしれないが、心の力、根性の点においては勝るとも劣るまい
桃子とは違った意味で、喧嘩に必要なモノを兼ね備えている猛者だ、源子は
なので、この2巻で、私がお勧めしたい話は、源子がメインを張り、芯のある女を魅せてくれる、第10話「10億円の娘の巻」だ。世の中には、一生困らないほどの大金で魂を売らない女もいるのだ。金持ちなのに良縁に恵まれない男性諸君、希望を持とう
と言いつつも、何だかんだで、やはり、桃子vsJKには手に汗握り、胸熱くし、血沸き肉躍る
確実に名バウトに連なる激戦だ、この組み合わせは
本気を出し尽し、白黒をつけて得た友情の美しさには、男も女もない!!
しかし、さすがは、あの大和魂を持つアメリカ人の勇ましき血を引くだけはあるな、カレン。まさか、F・P・M・P(フラッシュ・ピストン・マッハ・パンチ)を、この歳で使いこなすとは・・・・・・
また、源子の相棒、虎丸龍子も、満を持して登場した
ナヨナヨした雑魚など屁でもない彼女の活躍が、これから楽しみだ
そして、ついに、本家でも、「最強は誰か」、そのテーマで討論した際、確実に名が上がる、あの男の一族も動き出す
ある意味、ここまでは試運転、次巻からが全力疾走となるのだろう
本家の色を継承しつつも、自分の味を惜しげもなく出してくる、サイトウ先生の貪欲さ、私は高く評価したい
この台詞を引用に選んだのは、富樫源子の強さを表しているからだ。微温湯に浸かっていれば、ずっと得られていた幸せを、己の魂に背きたくないがために、涙を呑んで背を向けられる強さを持っている人間は、そう多くない。強さと優しさを兼ね備えた源子は、やはり、この女塾の中でも屈指の伸び代を持っているに違いない -
Posted by ブクログ
宮下あきら先生×尾松知和先生の『男塾外伝 伊達臣人』の1巻が出た時点で、多分やるんじゃないかな、と期待していたんだが、ホントに、このスピンオフが出るとは吃驚だ
女性版は、スピンオフの鉄板。むしろ、これを読まずして、外伝は語れまい
文句抜きで面白い。本家の雰囲気を継承しつつも、オリジナリティがしっかりある
とある兵器により、日本から日本男児が滅ぼされたってのが基本的な設定で、若干、難のある美少女らが主役なだけあって、もちろん、男臭さは皆無。まぁ、江田島平八だけは存命で、そのデカすぎる存在感はまるで損なわれていない。150歳を超えて、何で生きてるんだ、と作中で松尾ちゃんが驚いているが、宇宙を裸一貫で泳ぐ漢である、この究極生物がたかだか、150歳でくたばる訳がない
主役を張る剣桃子が、剣一族の魂を受け継いでいる事が一目瞭然の容姿、言動、そして、気迫の持ち主で、本家ファンでも楽しめる。また、他のキャラクター達も、本家のキャラの個性を引き継いでおり、ますます面白い
しっかし、面白すぎて、逆に不安を覚えるほどだ。どんな不安か、それは当然、昨今、更に力を付けてきている肉食系の女子が、この『男塾外伝 紅!! 女塾』を読んで、自信をますます付け、カッコ良くなり、男の立つ瀬が無くならないか、ってコトだ
絵柄は、『男塾外伝 伊達臣人』の尾松先生と比べると、割かし、伸び伸びと自由に楽しんで描いている印象を受けた。とは言え、男っぽい強さと、女の子らしい可愛さを両立させた上でカッコいいキャラを、魅力的に動かさなければならないのだから、ある意味、尾松先生よりもプレッシャーを、サイトウ先生は感じているかも知れないが
終盤では、あの猛者たちの雰囲気を持つ美少女らの姿もチラリと見え、次巻への期待は否応なしに高まっていく
一つ、ファンとして偉そうなアドバイスを、未読の人にしても構わないのならば、本家の『魁! 男塾』を読破してから、コチラを読むのをお勧めする。元ネタを知っていた方が、内容を倍増しで愉しめるはずだ
個人的にお勧めの回は、第3話「女塾名物 油風呂! の巻」だ。本家も凄まじかったが、女塾のそれも負けていない。まさか、オリーブオイルがあんな使われ方をするなんて、速水もこみ〇さんもおったまげるに違いない
この台詞を引用に選んだのは、剣桃子の中に剣桃太郎を確かに感じさせる叱咤だからだ。グッと屈辱を噛み殺して耐えるのも強さだが、嫌な事は嫌と言えない、怒るべきタイミングを間違えている、侮辱されても作り笑いで自分を誤魔化そうとしているのであれば、そこに人間としての誇りは存在しないな、と思う。さすがに、男塾生のようにはなれないが、少なくとも、桃子に「やるじゃねぇか」と笑って貰えるような男を目指そう -
購入済み
異世界転移ものですがハードです
昨今流行りの異世界絡みの作品はのんびりした雰囲気のものが多いのですが、本作は題名通りに復讐が噛んでいる厳しめのものです。未だ話が始まったばかりですが、展開に期待が持てるテーマです。
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購入済み
深い…けれど
無料で2巻まで。
まずストーリー。
原作者は古今の様々な作品を読んで研究していると感じる。
その分、説明文が多かったり、俯瞰したような独特の言い回しがあったりと「古さ」を感じるけれど。
世界観の設定が細かいのは良い事だけど、それをいちいち説明しているのは「作者の独りよがり」のようにも見えてしまう。
それこそ「厨二病」的な。
もっとも、浅いストーリーよりはずっとマシだけど。
ただ、この後の展開もなんとなく読めてしまう感。
一方のコミックス版としての「絵」。
これ、ヘタでしょ。
物語冒頭、3コマ目の主人公の顔をみて「え?」となった。
それ以降も、上手くない。
ただ、モンスターの造形は気持ち悪さが現れており、こちらに関しては良い感じ。
戦闘シーンに動きというか、躍動感が無いけれど。
全体的に、色々惜しい作品。
もう少し整理していればなかなかの大作となったかもしれないのにと思う。 -
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やはりあまり惹かれるものはなく
悪政をしいているのは誰か、というのはあるでしょう。太公より魔王の方がある意味、マシというか。
幕間のコラムは原作者氏によるのでしょうが、他の作品でも、この辺がちょっと鼻についていて、あまり作品も本編に入れませんでした。 -
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ひねったファンタジーもの
魔王を主人公にしているので、悪辣で悪虐の限りを尽くしています。
原作担当者の他作品も以前、少し読んではみましたが、正直あまり惹かれるほどでもなく、これも同様でした。
作画とかは悪くないんで、脚本、がどうも…‥というところでしょうか。