安岡正篤のレビュー一覧

  • 現代活学講話選集1 十八史略(上) 激動に生きる 強さの活学

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    「十八史略(上)」3

    著者 安岡正篤
    出版 PHP文庫

    p135より引用
    “はかないものだというよりは、むしろ危いものだということを
    体験的・本能的によく知っておる。”

     東洋思想研究家である著者による、中国の古典をもとにした講
    演の内容をまとめた一冊。
     東洋思想の基本についてから各偉人の考えについてまで、丁寧
    でありながら重厚な語り口で記されています。

     上記の引用は、名誉や財産等についての中国人の考え方につい
    ての一文。自分の身の丈に合わない程のものは、持たないほうが
    無難なのかも知れません。

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    2013年02月25日
  • 人間としての成長 東洋の古典から何をいかに学ぶか

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    ネタバレ

    「東洋の古典から何をいかに学ぶか?」

    正直難しいと感じた。印象に残った言葉は、

    ・ 人間は人間の性質を変えるより外に救われる方法がない(p17)
    ・知性・知能によって知るものが理であり、実践によって把握するものが道である (p42)
    ・男の器量は人格の出来ばえです。器量は道に基づいていろいろの器として役に立つ、いろいろのものを量り容れることができるもの。しかし道を学ばなければ本当の器量にはならない。(p159)
    ・要するに人間というものは、自分が自分に反って無限に向上するということが大事であって、これは古学も現代学も、哲学も科学も変わらざる心理であります。(p229)

    など。
    日々の心掛

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    2012年04月22日
  • 論語に学ぶ

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    論語は、訳者によって印象が違う。安岡氏の論語は骨太。人間力を感じさせる。
    ちなみに評者は、古本屋で「論語50円」で売っていたので衝動買い。白文で全く読めず、側にあった論語の訳書(1500円)をそのまま購入。セット商法にまんまとやられて悔しくなった記憶がある。

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    2011年07月15日
  • [新装版]活眼 活学

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    安岡正篤。

    吉田茂、佐藤栄作、福田赳夫など、名だたる政治家が師と仰いだ賢者であり、「日本の黒幕は誰か?」という問いに対して歴代首相の殆どが彼の名前を挙げる。

    平成という年号を考案したのも彼だ。「平和が成り立つ」という意味である。

    彼の言葉は人の本質を捉えるがゆえに、現代にもそのまま当てはまるものが多い。いや、「人間」自体が古来から変わっていないからかもしれないのだが。

    内容に関しては真新しいことはないが、それはこの本が自己啓発系の古典であるからだと思う。むしろ枝葉が多いものよりもまとまっているともいえる。


    本書には関係ない人物だが、詩人の谷川俊太郎がこんなことを言っている。


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    2011年06月01日
  • 論語に学ぶ

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    孔子という人は周りにこんなにも優れた人達が集まっていて、その人達から師匠とあがめられて、なんて幸せな人だったんだろう。

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    2010年11月01日
  • 論語に学ぶ

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    つくづく論語は読んでも読んでも本当に理解したとは言えない、一生かかって読んでも理解しきれないものだという事が良くわかった。もちろんだから読み続けようと、さらに決意を増した。論語に出てくる人物、例えば周公旦など孔子が理想とした指導者で論語にも何度も出てくるが、そういった人物の背景まで知って論語を読まなければ本当の理解は得られない。これはよく言われていることだが同じ内容の質問でも、孔子は弟子によって違う答え方をしている。弟子の一人一人の性格、人生まで知ってより深く論語の言葉は理解できる。

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    2010年07月11日
  • 現代活学講話選集2 十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学

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    安岡正篤先生のご子息にあたる安岡正泰先生を講師にお招きし、素読形式による勉強会を運営しております。その際に平成19年度に利用した書籍。

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    2009年10月18日
  • 現代活学講話選集2 十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学

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     歴史的人物(中国史)がどのように考え行動をしたのか、どのような判断を下したのかを人間学まで掘り下げて解説している。
     読んで損は無いが、出来れば事前に中国古代史を覚えておくと非常に読み応えがあるかと思います。

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    2009年10月04日
  • 現代活学講話選集2 十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学

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    三国志あたりから宋時代までの話が対象。下巻になると安岡正篤の評論のようになってくる。三国志など、どのような感じで読めばよいか、よく理解できる。後で、三国志を読めばちょっと違った感じになると思う。

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    2009年10月04日
  • 現代活学講話選集1 十八史略(上) 激動に生きる 強さの活学

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    期間をあけて2回読んだ。1回目を読んだときはまったく文章が頭に入らなかった。そのため、物語の多くが書かれている「史記」を読破し、2回目をよんだ。正直この本は難しい。ある程度の知識があればよく分かる。特に「史記」は読んでおくべきである。文章になれることもあるが、この本事態がかいつまんだ解説であるためです。また、歴史書という考え方でよみはじめるのではなく、安岡正篤が中国の歴史をつかって、いろいろな考え方を説明するという本です。

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    2009年10月04日
  • 論語に学ぶ

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    論語に出てくるの漢字一文字の解釈にまで内容は及んでおり、論語初心者の私には難しい本であった。

    論語をよく読んだことがある人向けの本。

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    2009年10月04日
  • 現代活学講話選集4 人生の五計 困難な時代を生き抜く「しるべ」

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    【目的】
    人生の目的を学ぶ

    【引用】

    【感じたこと】


    【学んだこと】
    「参った」あの女は偉い。自分が頭が下がるような相手と結婚する。「愛している」では動物的。親は功利的な姿を子供に見せてはいけない

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    2009年10月04日