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目先で見るのと、長い目で見るのとはどこが違うか。一面的ではなく、多面的に見ると、何が見えてくるのか。枝葉末節で見るのと、根本的に見るのでは、結果としてなにが変わるのか――。昭和という時代を生きた多くの指導者たちが、なぜ著者を人生の師と仰ぎ、その言葉を自らの指針としたのか。そのエッセンスが盛り込まれたのが、本書「活眼・活学」です。著者の論講のなかから、物の見方、考え方についての優れたものを選りすぐり、まとめあげた名著が、新装版として復刊。肉眼では見えないことが、世の中にはたくさんありますが、それを見抜く「心眼」をどう養い、自らの行動に活かしていくか。どのような書物からどう学び、自らの人生にどう活かしていくか。そうした人生の根本の学びが本書には具体的に語られています。なにか大切なことを置き捨てて、次の時代へと進みつつあるいまの日本、日本人への警世の書でもあります。
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Posted by ブクログ
安岡正篤氏が、昭和36年から昭和59年の間に「師と友」に連載した記事をまとめ、1985年に刊行されたものの新装版。
言葉使いをみなければ、ごく最近書かれたものではないかと間違うくらい、現代の問題と重なるところがある。
一番最初の「肉眼と心眼」のところにある「顕在エネルギーと潜在エネルギー」は、野村監督のいうところの「有形、無形の力」に通じるところがあるなぁと思った。
これからじっくり読み進めていきたい。
(3.31追記)
運命、天命、知名、立命
先天的に賦与された「天命」と、いかようにも変えることのできる「運命」、これを知る「知名」、知ってそれを完全に発揮していく「立命」。
命は我より作(な)すもの・・・袁了凡の悟り
無心であればそこに神の慧智が発し、ものの道理、因果の関係、命数などが明らかに観ぜられ、自分が自分の運命の主になってそれを使いこなしていける。
孟子「求むればこれを得。我に在るものを求むればなり」
「万物我に備わる」
「これを求むるに道あり。これを得るに命あり」
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現代人はものを知ることしか知らぬものが多い。
真の知とはもの自体から発する光でなければならず、自我の深層から、潜在意識から発生する自覚でなければならない。これを悟るという。
すなわち「活きた人格と人格との接触、触発」であり、「全生命を打ち込んで学問する、身体で学問すると、人間が学問、叡智そのものになってくる。
これからは知識ではなく悟道の文明を!
Posted by ブクログ
あいまいな認識を詰めてくれるような含蓄の深い言葉にじわじわ来ます。
●民族、国家のために全てを捧げようという幕末・明治のような気分にある「個人の滅却・献究」と、機械文明・都市生活のために個人の主体性がなくなり、群集心理が横行する「人間が無内容」になる事は全く異なる。
●真のインターナショナリストになるには、最も洗練されたナショナリストでなければならない。(内が充実していないと外とも関係できない)
●機械的・享楽的文化の中であまりに情報に振り回されると自分の思考力・判断力・批判力など内面的自己がなくなってしまう。
●「知識」は大脳皮質の作用で得られ薄っぺら。「見識」は人格、体験、悟りなどが内容になる。決断力・実行力をもった知識・見識が「胆識」となる。
●道というものは、本に反り、始めに復って、絶えず新しく出直していくこと。日本は現在事窮している。創業垂統の明治精神を尋ねるのが良い。
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ビジネス・実用
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