論語に学ぶ

論語に学ぶ

610円 (税込)

3pt

3.7

日本人の生き方の指針として、長く愛読されてきた不朽の古典『論語』。孔子の言行を比較的平易な言葉でまとめた『論語』は、多くの金言名言の出典ともなり、私たちの生活に息づいてきた。しかし、その思想を咀嚼し、人生のなかできちんと実践することは相当に難しい。本書は、東洋学の泰斗として知られた著者が、『論語』を自らの生活に活かし、心を高める糧とする方途をわかりやすく説いた講話録。活学としての『論語』の読み方を絶妙なたとえ話とともに詳説した「論語読みの論語知らず」、人間の進歩向上の原理を説き明かす「中庸章句」、『論語』の多彩な群像に人の世の機微を見る「論語の人間像」、日本人に根ざした儒教的伝統を簡明に解説した「日本と儒教」の4篇を収録した。社会状況がめまぐるしく変転し、多くの人々が人生や仕事に迷いを抱える現代日本。時を越えて読み継がれた味わい深い言葉に触れながら、生き方の知恵を学べる本。

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論語に学ぶ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年01月17日

    論語を講釈ではなく、生きた学問である「活学」として捉えた書

    論語読みの論語知らずとは、人を中傷するための言葉ではなく、自分自身に向けて学問をちゃんと身につけていないことだと指摘をしています。

    安岡正篤という方は、儒学古典の人かとおもっていましたが、欧米からも仏教からも引用があり、現代人という印象...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年04月06日

    昭和の碩学・安岡正篤先生が、『六中観』ということを語っていました。
    六中観とは、 「忙中、閑有り」 「苦中、楽有り」 「死中、活有り」 「壺中、天有り」 「意中、人有り」 「腹中、書有り」 のことをいいます。このうち、「腹中、書有り」とは、自分に哲学・信念を持っておるということです。

    私は六中観と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月15日

    論語は、訳者によって印象が違う。安岡氏の論語は骨太。人間力を感じさせる。
    ちなみに評者は、古本屋で「論語50円」で売っていたので衝動買い。白文で全く読めず、側にあった論語の訳書(1500円)をそのまま購入。セット商法にまんまとやられて悔しくなった記憶がある。

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    Posted by ブクログ 2010年11月01日

    孔子という人は周りにこんなにも優れた人達が集まっていて、その人達から師匠とあがめられて、なんて幸せな人だったんだろう。

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    Posted by ブクログ 2010年07月11日

    つくづく論語は読んでも読んでも本当に理解したとは言えない、一生かかって読んでも理解しきれないものだという事が良くわかった。もちろんだから読み続けようと、さらに決意を増した。論語に出てくる人物、例えば周公旦など孔子が理想とした指導者で論語にも何度も出てくるが、そういった人物の背景まで知って論語を読まな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    論語に出てくるの漢字一文字の解釈にまで内容は及んでおり、論語初心者の私には難しい本であった。

    論語をよく読んだことがある人向けの本。

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