大野木寛のレビュー一覧

  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(1)
    フラガナン・ブーン。一年戦争でグラブロを駆り、ガンダムと水中戦を繰り広げたジオン兵。サンダーボルトでも、オマージュした一戦ありましたねアトラスガンダムとグラブロで。

    一介のジオン兵である彼が、一年戦争に何を思い何を志して戦ったのか。
    彼の思いは、ガルマの仇討ちに塗りつぶされているものでした。

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  • 交響詩篇エウレカセブン ニュー・オーダー(2)
     これはこれで凄く良い終わり方だと思う。最後がちょっと急ぎ足だったので、もう一話くらい欲しかった。でも本編終盤の尺の短さに比べると、こちらの方がむしろすっきり終わった感じすらする。
     クダンの限界の発生するトリガーが違うから、その設定自体が少し変わっている恐れはある。そういう意味で、設定的に色々な辻...続きを読む
  • 交響詩篇エウレカセブン ニュー・オーダー(1)
    京田監督大絶賛ですわ。僕もそう思う。
    エウレカ関連のコミカライズでは最も絵柄もシナリオも原作らしさがあるもの。
    ちなみに朗読劇形式の第51話の副題である「ニューオーダー」とは関係無し。
    物語は、人類のためにエウレカが月光号を出ていく所から始まるため
    「交響詩篇」のどの部分から分岐した物語なのかは不明...続きを読む
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(1)
    これはもう宇宙世紀ホラーと言っても差し支えない。ジオンサイドは下々まで感情のある人間として描かれているが、連邦はほぼ心の無い無機質な存在、特にガンダムは文字通り悪魔として描写されているまあとにかく異色の作品。
    クセの強い骨太で昔風なタッチの絵柄ながらなぜか女の子はかわいい
  • 交響詩篇エウレカセブン ニュー・オーダー(1)
     エウレカセブンのエンデンィングを、当初の構想に従って再構築・漫画化したもの...らしい。
     物理的にすれ違ってばかりの序盤、ピンチを救う爽快感、エウレカらしさはあるものの、本編の終盤よりもどこか悲壮感が強く、重苦しい感じがする。
     世界を救うためにエウレカが犠牲になることを選び、そうじゃない道を探...続きを読む
  • 小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~
    まさに6期鬼太郎テイストバリバリな内容でした。
    どれもアニメ本編かと思える話ばかり。
    ホラーながらはっちゃけたラブコメ話とか(骨女)鬼太郎をもってしても完全解決と行かない少し後味の悪い話とか(貝稚児)妖怪より人間の方が怖い話(妖怪おとろし)など。
    まさかのぬりかべと子泣き爺の掘り下げ話には驚きました...続きを読む
  • 交響詩篇エウレカセブン ニュー・オーダー(2)
    はっきり言って、期待した程ではなかった。物語全体の向かう先があやふやで、よくある中途半端な恋愛者みたいになってしまっている感が否めない。
  • 小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~
    アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』6期の設定をベースにした短編集。
    各エピソードは6期の脚本家等が担当。
    『鬼太郎』アニメは各シーズンごとに、世界観やキャラクターの性格も違うことで有名だが、こちらの小説もアニメ6期同様に「人間のほうが怖い」印象の話が多い。

    個人的には、
    ・恋に一直線すぎる思いこみの激しい骨...続きを読む
  • 小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~
    ※カテゴリの作者名はアンソロジーのため、原作者の名前で登録

    青verの出来が大変よかったので、こちらも期待して購入。
    青に比べて本編アニメの外伝、別視点話がある分、完全新作としての印象は薄い。
    ただオリジナルの話はそれで一本アニメ見せてくれと言う出来で唸った。
    ネズミ男でまさかああもハードボイルド...続きを読む
  • 交響詩篇エウレカセブン ニュー・オーダー(2)
    意外にもアッサリ終わった印象。ニューオーダーの漫画版として期待してただけに残念。やはりアニメ、もしくは漫画とストーリーをどこまで共有してるか不明瞭だからわかりづらいんだろうなぁ…と。

    ただ前回の漫画ストーリーに比べて明るく終わってるのは良い。絵も良かったし。