朝霧カフカのレビュー一覧
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太宰が国木田と出会ってからの最初の事件。
最初の方の文豪気取りの文章ははっきり言って読み辛い。
途中からは少しずつ読みやすくなっている気がする。
アニメ版と違うところも多いが、面白かった。
国木田の理想に燃える現実主義者という姿は、現実的な理想主義者という蒼の王と紙一重で、一歩間違うと理想か現実の...続きを読むPosted by ブクログ -
(内容)
異能を使い暗躍する兇悪な地下組織、ポートマフィア。その幹部・太宰治と下級構成員の織田作、情報員の坂口安吾は立場の違いを超えた仲だった。だがある日、安吾が突如失踪。首領・森鴎外から捜索を命じられた織田作は、太宰と協力して調査を開始するが、安吾のスパイ疑惑が浮上する。さらにミミックなる犯罪組織...続きを読むPosted by ブクログ -
一気読みでした。
毎回被ることのない、飽きのこないストーリー展開に脱帽です。
ストーリーもさることながら、
元ネタ-伏線の緻密さにも感服です。Posted by ブクログ -
この作者さんてば毎回お話の書き方が違って感じるのは、やっぱりシナリオライターさんだからですかね。
美味しいところ持っていく乱歩さんが好きです、ええ。Posted by ブクログ -
泉鏡花の過去と、彼女を気にかけるある人物の思いが胸にしみる「ヘルリス!」、タイトルだけでわかる人にはわかるあの男が再び…「フィッツジェラルド・ライジング」「Fix it, Master Craft.」、そして前巻の最期に圧倒的な不気味さを見せつけたドストエフスキーがいよいよ動き出す「仮面ノ暗殺者」の...続きを読むPosted by ブクログ
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大好きな漫画!!
モデルになった文豪の先生方に強く思い入れがある人は苦手かもしれないけど、私は好きです。
名前と、作品の題名が使われているだけで、まったく別のお話だと思って読んだほうがいいかも。
登場するキャラクターみんな好きになれます。
ストーリーも面白いです。
主要人物に共感でき、異能はかっこい...続きを読むPosted by ブクログ -
あの太宰さんが“友達”と呼ぶ二人。
きっと三人で写った写真を、今でも大切にしているんだろうなと思います。
織田作すごくかっこいい。
安吾もつらかったんじゃないかな、本当は一番。
漫画でちらっと出たの見つけたとき、また泣きそうになった。Posted by ブクログ -
敦君の入社試験、前日にこんなことがあったんですね。
相変わらず太宰ひどい…(笑)
探偵社設立秘話では乱歩さんの可愛さと社長のイクメンさにやられてしまいました。
乱歩さん好きの人にすごくお勧めです!Posted by ブクログ -
小説版の第1巻よりもさらに前のお話。
銀座の文壇バー・ルパンで撮影された太宰治、織田作之助、坂口安吾の写真からインスパイアされたという物語です。
現代の横浜を舞台にしていながら、どこかノスタルジックな雰囲気漂わせる、かっこよく、でもとても切ないハードボイルドとなっておりました。Posted by ブクログ -
いやー、ギルド編がひと段落しましたが、面白くなってきましたね。
今回は国木田くんと虎くんの話。どっちも好きだったけど虎くんの話ちょっとせつなかったな。Posted by ブクログ -
小説版「文豪ストレイドッグス」の第一弾!
漫画版の第一巻の約二年前を舞台に、太宰治の武装探偵社への入社と、その入社試験となった事件が描かれます。
相棒である国木田独歩をはじめ、福沢社長、与謝野先生、江戸川乱歩などお馴染みのメンバーも登場。
漫画版を読んでない人でも楽しめる一作だと思いますよ。Posted by ブクログ -
ひとつ大きな事件を終えてキャラ別読み切りをいくとかと、次に繋がる敵の登場の巻。
モンゴメリはレギュラーになりうるのか。
いやでも今回鏡花ちゃんも出なかったしな……鏡花ちゃん期待してたのに……あのまま敦と同居してるんだろうか……。
国木田君はいつも通りいい味出してた。
与謝野先生もかっこよかったし。...続きを読むPosted by ブクログ -
アニメ化も好評と思われる中での第10巻。
対ギルド戦という大きなエピソードが完結した直後の本巻は、武装探偵社のありふれていない!?日常を描いた4篇と、新たな敵が本格的に動き出す次のエピソードのプロローグ的な1篇が収録されています。
個人的には、第三十九話「父の肖像」で中島敦が「僕はどんな表情をすれば...続きを読むPosted by ブクログ -
一年前に買った本をようやく読み終わった。乱歩さんは可愛いし、福沢さんは格好良い。二人共大好きになった。最後夏目先生出てきて感動した。いつか漫画にも登場するのかな。Posted by ブクログ
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めちゃめちゃおもしろかった…太宰と織田作の話本当にすき…実力はあるのにあえて最下級戦闘員でいる織田作かっこいいし、太宰織田安吾の3人の関係がとても良かったなあ…泣きそうになりました… 織田作が頑なに人を殺さない理由がすごく良い…小説を書くことは人の人生を書くってことだ、って台詞が素敵でした。Posted by ブクログ
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個人的には、1話目の「探偵社の日常」が好きです。キテレツな登場人物たちに、大爆笑させてもらいました。表題の設立秘話は、乱歩さんの過去や人となりを知ることのできたお話。作者の朝霧先生は本当に乱歩が好きなんだと思う、もしくは畏怖しているんだと思う。実在した文豪たちを個性豊かにキャラクター化できるのは朝霧...続きを読む