朝霧カフカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1巻を読んだときにも思ったけど、めちゃくちゃ面白い。あと、これは決定的なネタバレになるので詳細は伏せるけど、個人的には、主人公の神代カイルという少年はある意味すごく「カフカさんらしい」──評論家でもなんでもないのでこんな言い方が適切かは分からないけど、ある意味すごく「カフカさんの描く主人公らしい」と思った。
相変わらず戦闘シーンは迫力満点で、ハラハラしながらページを繰った。1巻刊行から1ヶ月、そわそわしながら待っていただけの値打ちはある。
──“神代カイル”とは一体誰のことなのか。
少しずつ明かされる真相を辿っていくことを楽しみつつ、今後の展開に期待したい。
……今度コミカライズが始まるそう -
Posted by ブクログ
いまや、「言わずと知れた」と形容しても構わないでしょう、あの「文豪ストレイドッグス」になんとなんと、綾辻行人、京極夏彦、そして辻村深月というこれまた「言わずと知れた」現代の人気作家たちが登場です!
しかも脇役や端役じゃなくトリプル主演級の扱いというんやから、これは読まずに死ねるか!(by 内藤陳←古いっ!ww)という気分で単行本の刊行当初から心待ちにしていた文庫化が実現し、さっそく手にとった次第です。
3人のキャラ設定は次のとおり。
〈綾辻行人〉
「その推理により、事件の犯人と指摘・糾弾されたものが真犯人だった場合、必ずその直後に事故死する」という異能を持つことから、〈殺人探偵〉の異名を持 -
購入済み
癒し
武装探偵社のエピソードが多くて大満足です!中でも鏡花ちゃんと敦君のエピソードにはめちゃくちゃ癒されました(*´□`*)その他にも太宰さんや賢治くん、さらにはポートマフィアの樋口さんや芥川君の意外な一面が見れて読んでて楽しかったです!文ストのすっごく魅力的なキャラ達の日常がとても可愛らしくて買って良かったと思います。オススメ!!
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Posted by ブクログ
敦の試験に至るまでがコメディータッチで面白い。
確かに谷崎兄妹に血がつながっている様には見えない。これは何かのフラグなのだろうか…。
それにしても楽しそうな日常なことで。
福沢さんが用心棒だったとは意外。流石、あのメンバーを束ねる者と言ったところだろうか。
乱歩の超推理はすごい。乱歩を超える頭脳のご両親……会ってみたかった。
あそこまでの頭脳を今まで普通だと思っていたのには驚いた。
乱歩は福沢さんに絶対的な信頼を寄せている理由が見ていて納得した。
それにしても朝霧さん、織田作が好きだな。まさかあそこでも絡んでいるなんて。
織田作は一体どんな人生を歩んできたんだろうか……。
夏目漱石が本編にど -
Posted by ブクログ
本編の前日譚に当たる話。
当時の太宰にとっては安吾と織田作だけが立場も年齢も関係なく唯一心を許せる相手だったのだと思う。
もしも彼が今も生きていたのならば、彼らはどうなっていたのだろうか。
太宰は探偵社に入ることもなく、安吾がいなくなったとしても織田作と二人で酒を飲み交わしていたのだろうか。
安吾が史実の人と似ている(個人的な意見)。
織田作の食べていたカレーを食べてみたい。
三人とも有能すぎる。
そういえば今、太宰は生きる理由を見つけることができたのだろうか?
久しぶりにReason Livingを聴きたくなった。
とある殺人鬼が足を洗った理由が書いてあるいう三部作の夏目漱石の本とは何