上田誠のレビュー一覧
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四畳半神話体系とサマータイムマシンブルースを融合させた小説でした。
四畳半神話体系を読んだのが、かなり前だったので不安だったのですが、本作を読み進めるとキャラクターを思い出すことが出来て、とても楽しかったです。
キャラクターや台詞のセンスが、良かった作品です。Posted by ブクログ -
知人が森見登美彦作品を好きなので、ひとつずつ読んでいる。
初めは少し違和感のあった独特の語り口調が癖になってきた。
キャラクター性のある登場人物たちが、コミカルに動く様子が思い浮かぶ作品。
一生懸命にやっている内容は(良い意味で)くだらないのだけど、ちょこちょこと回収されていく伏線がおもしろい。
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入りが素晴らしい。作者らしい表現でワクワクする
四畳半神話体系、夜は短し歩けよ乙女のシーンが要所要所入っており面白い。
全体的にハラハラドキドキする内容をコミカルに描いており読みやすいのだが、内容がよく分からなくなる事がある。が、面白い
終わりの恋が成就したかは、得意の言い回しで避けるが、しっかり落...続きを読むPosted by ブクログ -
すっごくばからしいんだけど、大好き。そんな本です。
なんといっても登場人物たちのキャラクターの愉快なこと。そして、多かれ少なかれ、彼らに共感できるような、しょうもないけど輝かしい青春の思い出を思い出す。
落ち込んでいる時ほど読むことをおすすめする、無性に前を向けるような1冊です。Posted by ブクログ -
青春でした。何度もやり直して最後に成功した奇跡的世界線の話って感じした、でも最後に出るように全てはもう起こっていてどうしても結果は変わらないのカモ、、Posted by ブクログ
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読書から離れすぎて久しい。
子育てというものは恐ろしく、日常の時間という時間はそれに割かれる。本業もとんでもなく忙しかった(現在進行形)ものだから、時間があったら疲れて寝てしまったりもする。
妻にも周りの人にも助けてもらいながら、ですらそんな感じで、本を読む時間を確保するなんて不可能に近かった。(...続きを読むPosted by ブクログ -
※完全個人的な感想
森見登美彦は僕の人生に少なくない影響を与えた。
中学2年の頃だった。眠れない夜に1階に降りてテレビをつけると、奇抜な色合いの変なアニメがやっていた。なんだこれは、と衝撃を受けて魅入る。エンディングの「やくしまるえつこ」がやけに印象に残っていた。これが四畳半神話大系との出会いだ...続きを読むPosted by ブクログ -
強くなるためにどう考えればよいか、どうすればよいか学ぶために読んだ本です。
この本で学んだことは、
・監督はあくまで選手のサポート役であり、絶対者として命令を下す存在ではない。将来のための土台作りと考える力をつけさせることが仕事である。
・試合で自分の力を最大限に発揮したり、冷静に状況を把握し...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
野球は見てもやっても楽しいスポーツ。
しかし、近年は野球人口が減ってきているという。
その原因は軍隊式の旧態依然とした野球の雰囲気にあるのではないか。
本書では、まず野球を楽しむことを第一にし、自主的に練習に取り組むことで強いチームになれることを実証した慶應義塾高校のエンジョイ・ベース...続きを読むPosted by ブクログ -
壊れてしまったリモコンを取り戻すためにタイムマシンを使用して昨日へタイムスリップする。
最終章で明石さんへの花火誘いやもっさり君の出生の伏線等が回収された。
終始コメディーなテイストだった。Posted by ブクログ -
タイムマシンものひょんなことから物語がややこしくなってしまう。序盤の謎は物語の終わりに向かって着実に説かれていく。タイムマシンがもしあっても乗りたくなくなる物語だった。Posted by ブクログ
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森見さんの大学生物語を読むと、なんだか分からない親しみ?懐かしさを感じる。
こんな大学生活を送った訳でもないのだが、あまりにも感情移入してしまうのは何故なんだろう?
そういったこともまるッとひっくるめて読んでいて楽しい。
この物語は続編である。
ただ、前作「四畳半神話大系」を読んでいなくても今作は...続きを読む -
タイムマシンをめぐるドタバタ。
壮大なバカバカしさを楽しめ。
「もちぐま」など、モリミン世界のアイテムが色々出てくる。Posted by ブクログ -
凄く読みやすい。ドタバタ感が滲み出ていて、忘れかけた大学生活を少し思い出させてくれた。
構成も上手くぐるぐると回っている感じがすごく良かった。
タイムマシーンが実際登場したのは初。
面白かった!Posted by ブクログ -
お笑いコンビ、ティモンディの前田裕太さんが、YouTubeで森見登美彦さんの事が大好きとのことで、熱く語ってたのをたまたま観て興味が湧いたので読んでみました。
初の森見登美彦さん。
一体時代はいつなんだろう…というような、あまり読みなれていない文体に初めは少し時間がかかりましたが、途中から(72 ...続きを読むPosted by ブクログ -
森見登美彦さんの作品を初めて読んだので文体が独特で困惑したが、伏線回収が面白く、最後まで飽きずに読めた。Posted by ブクログ
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感想
四畳半神話大系を自分が読んでから15年ぶり?くらいかな。大仰な言い回しで相変わらずの森見ワールド全開。タイムトラベルという重要であるべきイベントが、独特の言い回しのおかげで逆にチープで、あまり意味のないものに思えてくるからあら不思議。
たまに読むのもいいなぁ。けど、結局最初に読んだ時と状況は...続きを読むPosted by ブクログ -
舞台好きの友達のすすめで、先にサマータイムマシンブルース(映画)を見ていたのだけど、森見さんの世界観でも読んでみたかったので。
ハチャメチャで、おもしろい登場人物、おもしろい言い回し。伏線回収も気持ちよく、文句なく楽しく読めた!Posted by ブクログ -
妹が読んでいた本がリビングに置いてあったので盗み読みしました。四畳半のアニメは見たことがあったので最初のほうの登場人物を紹介するとことかは懐かしかったのですが、本の内容は田村くんが未来から来たというところくらいしか、難しくてよくわかりませんでした。Posted by ブクログ
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すごい結末にビビりました。あんまり怖さを感じないはずの文体にも関わらず結末の異常なまでのファンタジーには驚かざるを得ませんでした。Posted by ブクログ