来楽零のレビュー一覧

  • ロミオの災難

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    1巻完結。面白かった。
    シェイクスピアのセリフがそこかしこで現れ、文化祭での『ロミオとジュリエット』の上演が舞台裏のドタバタも含め、これぞ"舞台"という感じの高校演劇部ライトノベルの快作ではなかろうか。最後のカーテンコールにちょっとジーンとした。いつもだらけている前部長の先輩が締める時は締めるのがしびれる。この依子先輩良いキャラ。
    "好き"という思いが目茶苦茶にこんがらがったドタバタラブコメなんだけど、それぞれの想いが相手に届かなくてそこが切ない。ジュリエット役の女の子が切ない。舞台の上でのキスシーンいじらしい。マキューシオ役のメインヒロインの雛田、超絶

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    2025年12月01日
  • K ―デイズ・オブ・ブルー― 分冊版(10)

    購入済み

    Kが好きな人にはおすすめです。世界観が広がります。伏見の過去や多々良の存在など、この作品を読んでからアニメを観ると、より切なさが増します。

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    2019年12月07日
  • K ―メモリー・オブ・レッド―(3)

    購入済み

    アニメが好きだったので、もっとK作品を見たいと思い購入しました。

    アニメの内容を知っているため、どうしてもやるせなさが拭えず、これがアニメへと繋がるのだと思うと、とても切なく感じました。
    でも、笑いあり、涙ありで、吠舞羅ではこんな幸せな時間を過ごしていたのだなあとしみじみ。
    十束さんが好きだったので、たくさん十束さんが描かれていてよかったです。

    K作品が好きな人にぜひ読んでもらいたい作品です。

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    2016年07月25日
  • Xトーク

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    短編連作でホラーめいた作風が好き。
    全体的に「世にも奇妙な物語」のような、日常から非日常に迷い込んでしまった人の話みたい。

    個人的に一番好きなのは、「クックロビンの埋葬」。
    普通に考えたら、壱の言動はネクロフィリア的で愛情も歪んでいるように思うのに、ラストを読むと、別に歪んでないじゃんみたいに思える。
    むしろ歪んでいるのは死体の女性の方なんじゃないかと。
    都和のおばあさんが話していた、「腐敗というのは、生物の死を最も確かな形で思い知らせる現象だよ」というのなら、腐敗しない死体の女性は死んだことにはならないのだろうか?
    それだったら彼女はいったい何者なのだろうか?
    「Who killed Co

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    2016年03月15日
  • K SIDE:RED

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    Kの小説二作目。
    十束さんがまだ生きていたときのお話。アンナが赤の王のクランズマンとなった経緯。
    読み進めていってアンナのことがとても好きになる。それ以外にも、まだ猿比古が吠舞羅にいるころのことも知れた。
    作品の中で一番感情移入ができたような気がする。個人的な意見だけど、吠舞羅がとても好きになってしまう。

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    2014年08月22日
  • ロミオの災難

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    思っていたよりも楽しめました。
    最後の劇のシーンでは思わず笑ってしまいました。
    コミカルなやり取りがおもしろい!!

    少しホラーテイストなところもありますが、ラブコメがメインです。

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    2013年04月01日
  • K ―メモリー・オブ・レッド―(2)

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    ネタバレ

    ギャグシーンが多く、とても面白かったです。セプター4の皆さんも登場されて、これまた楽しめる要素になっていると思います。アニメはシリアス場面がほとんどだったので、吠舞羅はじめ、キャラクターのこういった日常のギャグ展開は新鮮ですね!アニメ化して欲しいくらいです。巻末のおまけ、声を上げて笑わせてもらいました!

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    2013年08月18日
  • K SIDE:RED

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    アンナがホムラに入る時の話。
    尊がかっこいい。とてもかっこいい。
    遊園地のエピソードはさながら日曜日のお父さん。
    まだ20代なのにっ。
    尊が赤の王になったときの話も入ってる。

    伏見のホムラ時代エピソードもすごく萌える。
    十束さんはホムラにとって大事な存在だったと感じられる
    作品だった。

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    2013年02月02日
  • ロミオの災難

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    恋愛+ホラー+青春な物語。
    演劇部の5人が見つけた台本。
    その台本の『ロミオとジュリエット』をやることを決めてから、部員全員に自分のものなのか、よくわからない恋心が湧き上がるように。

    4人(うち1人は男です)は主人公に惚れちゃって、他を蹴落とそうとする他人の心と戦いながら、舞台を作っていく。そのシーンが、勢いがあってドキドキした。

    うまくまとまってるし、読んで後にすっきりする作品。お勧めです!

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    2013年08月12日
  • K SIDE:RED

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    やっぱり赤好きだなあと思う。いろいろな事情が分かってとても嬉しかった。主に十束の諸々は素敵だと思う。それにしても随分脱いでるのが気になった。

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    2013年04月08日
  • K SIDE:RED

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    ネタバレ

    面白かった!
    吠舞羅が好きな方には是非読んでいただきたい作品です。

    尊とアンナの出会い、内情について重きを置いてはいるものの、吠舞羅のメインキャラはちゃんと見せ場もありますし、草薙や十束は特によく出てきます。章の間に挟まれるインターバルでは、尊、草薙、十束の三人しかいなかった頃の出来事などが描かれていて、特にこの三人が好きな方なら買って損は無いと思います。

    この話を踏まえてアニメを見直すと、特に6話などは更に切なさが込み上げてくると思います。

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    2012年11月17日
  • 哀しみキメラIV

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    ネタバレ

    どう終わらせるのだろうと思ったけど、やっぱりこういう形でしか終わらないのですね。
    最後の純と綾佳のやり取りに泣いた。
    納得できるかできないかというのは置いておいて、綺麗なラストだったと思う。

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    2012年10月31日
  • 哀しみキメラ

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    一気に読みふけってしまうほど、引き込まれる作品です。
    4人の男女がエレベーターに閉じ込められ、そこから物語が始まります。
    タイトルと雰囲気の差異に、とても惹かれてしまいました。
    読み終わった後には、人生を深く考えさせられました。
    自分の境遇を受け入れ、幸せになる、それが大切であると学んだ作品です。
    全四巻。

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    2012年02月04日
  • Xトーク

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    短編ホラー。
    死体じゃない死体の話、壱が大好きです。
    この話は恐怖より愛情が勝って怖く感じなかった。
    電撃hp49に掲載されていた時にカラーイラストがついてました。
    そのイラストが壱じゃないのが残念すぎる。
    あとの話は普通に怖い!

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    2011年04月30日
  • ロミオの災難

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    この方の、デビュー作のシリーズ『哀しみキメラ』が面白かったので。
    今作は、ちょこっとホラーな(設定の)青春物。

    舞台や雰囲気は、前作とがらりと趣きを変えていますが、状況の変化による成長と心情変化の機微を描く巧みさは、相変わらずです。
    初〜中盤までの人間関係の描き方は繊細ですが、
    終盤、過去の部員達の感情と戦いながら、本番の劇を進めていくあたりでは、手に汗握らさせていただきました。

    アオリ等ではホラー要素を全面に出しているようですが、中身は超ど真ん中の青春物です。正当派。
    面白かったし、気持ちよかったです。

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    2009年10月04日
  • 哀しみキメラ

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    デビュー作なのに、ここまで書ける人もいるんだなぁ、と思わず感心。
    非常に面白かったです。
    ある日突然、人間以外の存在と同化してしまった四人の若者。
    たまたま予備校のエレベーターで乗り合わせただけの彼らが、この世でたった四人だけの同胞になる。
    衝撃的な運命に翻弄されるわりには、比較的淡々と物語は進んでいきますが、それが逆に彼らの精神状態を表しているようで、圧迫感があります。
    自分はまだギリギリの所で『人間』に留まっているつもりだった。
    でも実際には、もう引き返せない場所まで来ているのに、目を背けているだけだった。
    変に泣き喚いたり、錯乱したりするより、リアルに感じました。
    凄いな

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    2009年10月04日
  • 哀しみキメラ

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    電撃小説大賞金賞作品。
    あらすじと表紙イラストで選んだけど、
    超 ツ ボ で し た 。
    勢いで二回読んだ。
    個人的には今まで読んだライトノベルの中で5本指に入る良作だと思う。
    キャラクターも立っているし、話の展開も面白い。
    これはこれで綺麗に完結しているので、続編とかは期待できないだろうけど、あったら是非読みたいなぁ。
    シリアスな一冊が読みたい貴方にお薦め。

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    2009年10月04日
  • 哀しみキメラ

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    電撃小説大賞受賞作、金賞受賞のこの作品。私的には大賞より好きな作風でしたね。いや、シリアス好きってこともあるんですが、ラストが好き嫌いの多少分かれ目だと思うんですよ。そこが上手く気に入って、文章力が高く、すぐにひきつけられました。ベタで途中から展開が読めましたが、それでも面白い。特に人がモノに変わるまでの描写にリアリティがあり、思わずぞっとしました。missingに匹敵する暗くらい良質なホラー(?)だと思います。これはこれですごく素敵な話だし、十分綺麗に終わっていると思うから、無理に引き伸ばしたりはしないで次の作品に向けて頑張って欲しいです。期待しています。

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    2009年10月04日
  • Xトーク

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    ネタバレ

    怖い系特化の作品はまた珍しいわね。

    あと実はイラストの人がね。
    この人だけでももう良すぎなわけで。

    はい、怖いです。救えねぇです。
    怖い話はあえては読みたくないですね。
    読後感大体救えないもん。

    最初の作品からすでにアレ。
    おそらくもういろいろとイって
    しまわれているのでしょう。

    ただし2回目のそれに関しては訳が違います。
    これ残念フラグよ…

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    2023年07月16日
  • K SIDE:RED

    ネタバレ 購入済み

    アニメを見た後の方がオススメ

    アニメ第一期を見た後に見ると、赤の王 周防尊にとって、十束さんの存在がかけてはいけないものだったとわかる。赤のクラン好きは読んだ方が良いかも

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    2019年12月08日